コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2012/01/18 (Wed)
最後に笑うの、誰だった?
彼氏が浮気していたらどうしますか?
投げかけられた質問に、ルルーシュはこう答える。
「ありもしない虚言に真意を問う必要性はあるのか?」
実に迷いもない断言に近い言葉だった。
確かに恋愛零件には乏しいが、親しいもの特に、恋人との関係は良好で揺るぎのない信頼の中にいるからこそ、はっきりとした声で口に出せたものの、それはルルーシュ自身の心の問題でそれが真実とはとかく限らないものであった。
クラブハウス内の一室の部屋に、足を止めたルルーシュは、すっと手を上げ扉を叩く仕草をするが、ライとは時間制約付きで話はしてあるとことをふっと思い出し、普段のクールな印象とは違って、その口元をだらしなく緩めると、無言で扉を開く。
扉の向こうには、無表情としながらも、それでも心は開いてくれたのだとわかる穏やかなにも銀の美しい眼差しがで迎えることに期待していたのだが、その光景を見た途端、ルルーシュの紫の瞳を見開いた。
まるでそれは、氷山が崩壊したような衝撃を受けた顔だった。
何故なら、室内は窓が開いた、いつもとなんら変わりない光景であるのに、制服を少し着崩し、うっすらと赤く頬を高揚させ潤んだ目を伏せ、無防備な白い肌をシャツから覗き見せるままベットに横たわるライを押し倒すままに、もう一人黒髪の見知らぬ男がいたからだ。
先ほどの質問に帰ると、これは浮気ではないのかと疑問を投げかけられそうだが、ルルーシュはフリーズした頭を一瞬の判断で回復させると、きっと視線は睨みつけるように強い意志を取り戻し、ずかずかとベットへと歩いていくと、手を上げライに向かい、ではなく、男の首根っこをネコのように引っ張りその場をどかせる行動に出た。
見知らぬ男をライから引き離すとその間に入り込むように、腕を組んだまま敵意ある冷たい目で男を見下ろす。
「不法侵入した上で俺の恋人を凌辱とは、あまりいい趣味ではないな。今この場で警察に突き出し、牢獄から一生出られないようにするのがいいか、訳を聞いてこの場で死刑にしてやってもいい」
ゼロを思い起こすような高圧な口調のルルーシュの背中から嫉妬と怒りを感じられたものの、ライは罪悪感を覚えるどころか寧ろ、見知らぬ男と見比べるままに困惑していた。
床に尻をつけたままの男は髪で顔が隠れ表情は見えなかったものの、肩を可笑しげに震わすのに、ルルーシュが不審に眉を顰めた。
「ふっふふふっ」
「何が可笑しい?」
浮気が見つかった時の慌てるようなでも、怒りでもなく、笑いがこぼれるのはどうかと思ったが、愉快犯なのかと思ったルルーシュの考えを読んだように、立ち上がった男は意外と自分と同じ背丈だった。
「いや、俺ならそう言うだろうと思っていたことだ」
長い髪がサラリと頬に流れ、見えたのは紫の瞳で、ルルーシュは驚いた。
それはまるで鏡を見ているかのようにもう一人の自分が不敵な笑みを浮かべてそこにいたからだ。
「まさか、自分と向き合うことになるとは思いもしなかっただろ?」
自分と同じ声が向かい合うもう一人の自分と酷似した男の口からこぼれた。
「私はゼロ。もとより、ルルーシュ・・・貴様だ」
ルルーシュは突きつけられた夢のような現実に、一瞬目眩を覚えたが何とか、倒れずに済んだのはもう一人の自分の前でそんな惨めな姿を見せたくないプライドがあったからだった。
続く
彼氏が浮気していたらどうしますか?
投げかけられた質問に、ルルーシュはこう答える。
「ありもしない虚言に真意を問う必要性はあるのか?」
実に迷いもない断言に近い言葉だった。
確かに恋愛零件には乏しいが、親しいもの特に、恋人との関係は良好で揺るぎのない信頼の中にいるからこそ、はっきりとした声で口に出せたものの、それはルルーシュ自身の心の問題でそれが真実とはとかく限らないものであった。
クラブハウス内の一室の部屋に、足を止めたルルーシュは、すっと手を上げ扉を叩く仕草をするが、ライとは時間制約付きで話はしてあるとことをふっと思い出し、普段のクールな印象とは違って、その口元をだらしなく緩めると、無言で扉を開く。
扉の向こうには、無表情としながらも、それでも心は開いてくれたのだとわかる穏やかなにも銀の美しい眼差しがで迎えることに期待していたのだが、その光景を見た途端、ルルーシュの紫の瞳を見開いた。
まるでそれは、氷山が崩壊したような衝撃を受けた顔だった。
何故なら、室内は窓が開いた、いつもとなんら変わりない光景であるのに、制服を少し着崩し、うっすらと赤く頬を高揚させ潤んだ目を伏せ、無防備な白い肌をシャツから覗き見せるままベットに横たわるライを押し倒すままに、もう一人黒髪の見知らぬ男がいたからだ。
先ほどの質問に帰ると、これは浮気ではないのかと疑問を投げかけられそうだが、ルルーシュはフリーズした頭を一瞬の判断で回復させると、きっと視線は睨みつけるように強い意志を取り戻し、ずかずかとベットへと歩いていくと、手を上げライに向かい、ではなく、男の首根っこをネコのように引っ張りその場をどかせる行動に出た。
見知らぬ男をライから引き離すとその間に入り込むように、腕を組んだまま敵意ある冷たい目で男を見下ろす。
「不法侵入した上で俺の恋人を凌辱とは、あまりいい趣味ではないな。今この場で警察に突き出し、牢獄から一生出られないようにするのがいいか、訳を聞いてこの場で死刑にしてやってもいい」
ゼロを思い起こすような高圧な口調のルルーシュの背中から嫉妬と怒りを感じられたものの、ライは罪悪感を覚えるどころか寧ろ、見知らぬ男と見比べるままに困惑していた。
床に尻をつけたままの男は髪で顔が隠れ表情は見えなかったものの、肩を可笑しげに震わすのに、ルルーシュが不審に眉を顰めた。
「ふっふふふっ」
「何が可笑しい?」
浮気が見つかった時の慌てるようなでも、怒りでもなく、笑いがこぼれるのはどうかと思ったが、愉快犯なのかと思ったルルーシュの考えを読んだように、立ち上がった男は意外と自分と同じ背丈だった。
「いや、俺ならそう言うだろうと思っていたことだ」
長い髪がサラリと頬に流れ、見えたのは紫の瞳で、ルルーシュは驚いた。
それはまるで鏡を見ているかのようにもう一人の自分が不敵な笑みを浮かべてそこにいたからだ。
「まさか、自分と向き合うことになるとは思いもしなかっただろ?」
自分と同じ声が向かい合うもう一人の自分と酷似した男の口からこぼれた。
「私はゼロ。もとより、ルルーシュ・・・貴様だ」
ルルーシュは突きつけられた夢のような現実に、一瞬目眩を覚えたが何とか、倒れずに済んだのはもう一人の自分の前でそんな惨めな姿を見せたくないプライドがあったからだった。
続く
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