コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
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----LC小説---- BL小説
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2012/02/01 (Wed)
赤い薔薇が哭いている
来るようにと渡された部屋の番号を書いた紙を持って、中世的なように似合った澄んだ銀の瞳の男、ライは目的の部屋に、ウェイター姿のままノックをする。
「失礼します」
了承の声を聞くと共に部屋を開けると、室内はカーテンを引いているせいか薄暗かった。
奥で待っているのだろうか。そう思って、背中越しに扉を閉めるように部屋へと入り込む。
貴族が使うには十分な家具とベットがあり、整頓がいきとどえているように部屋は綺麗だった。
ベットにもソファにも呼んだあの女性の姿が見えなく、部屋を見回すライの背後に忍び寄る影に気づけなかった。
薄気味悪い笑いを見せる見るからにチンピラ風情のがらの悪い男達と、それを雇った首謀者であろうあの女性の傍で、ライを苦々しく睨みつけていたあの男の姿を見て、合点がいった。
両腕を縛るようにしてベットに放置されたライに、ベットに腰を下ろしたがらの悪い男が声をかけてくる。
「甘い汁吸えると思ったか。にぃちゃんよ」
何が可笑しいのか口を引き上げただけの気持ちの悪い笑顔のまま、脅しをかけるように持っているナイフをちらつかせるようにして、鏡にするようにライの顔を映す。
無言で大人しくしているだけのライは萎縮しているだけだと思ったのか、暴力以外の攻撃はなかった。
ライは怯えたのではなく、冷静に状況を見極めようと、周囲を見渡す。
サイドテーブルにおいてある電気の灯りのせいもあり、先ほどよりも目がなれて明るくなったように見えた。
人数は、四人。倒せるのは難しくはないのだが、今は任務中で此処には潜入の為ウェイターを扮装しているだけなのだ。
けれど、ただ此処でじっとするわけにもいかないが、余計な行動は慎みたいと思考をめぐらす。
「イレブンなら、表沙汰にされることありやせんよね。これからどーしますか?」
チンピラの一人がそう言って雇い主を振り返る。
優位と思ってるらしく傲慢な態度で腕組みしたまま、ライを見下す体格のいい男は、よどんだ瞳を一層貪欲に、まるで獣が獲物を捕らえたかのようにギンギンと瞳が僅かに光る。
「私の女に手を出した罪に、贖えぬ傷を負わせてやれ。報酬は後だ」
「ヘイ」
言うだけ残して、立ち去っていった雇い主の男からライのほうへと視線を移すと、
「だとさ、悪く思うなよ?。こっちも仕事だから」
言葉と裏腹にやる気を出した男が身を乗り出すのにベットが軋んだ音を立てた。
再び伸びた手は拳をぶつけるかと思いきや、拘束された状態のライを楽しむかのように皮肉な笑いを浮かべて、その襟元のシャツを引き裂くように手をかけナイフで裂く。
シャツから覗いた白い肌を目を留め、男の唇がいやらしく引き上げる。
続く
来るようにと渡された部屋の番号を書いた紙を持って、中世的なように似合った澄んだ銀の瞳の男、ライは目的の部屋に、ウェイター姿のままノックをする。
「失礼します」
了承の声を聞くと共に部屋を開けると、室内はカーテンを引いているせいか薄暗かった。
奥で待っているのだろうか。そう思って、背中越しに扉を閉めるように部屋へと入り込む。
貴族が使うには十分な家具とベットがあり、整頓がいきとどえているように部屋は綺麗だった。
ベットにもソファにも呼んだあの女性の姿が見えなく、部屋を見回すライの背後に忍び寄る影に気づけなかった。
薄気味悪い笑いを見せる見るからにチンピラ風情のがらの悪い男達と、それを雇った首謀者であろうあの女性の傍で、ライを苦々しく睨みつけていたあの男の姿を見て、合点がいった。
両腕を縛るようにしてベットに放置されたライに、ベットに腰を下ろしたがらの悪い男が声をかけてくる。
「甘い汁吸えると思ったか。にぃちゃんよ」
何が可笑しいのか口を引き上げただけの気持ちの悪い笑顔のまま、脅しをかけるように持っているナイフをちらつかせるようにして、鏡にするようにライの顔を映す。
無言で大人しくしているだけのライは萎縮しているだけだと思ったのか、暴力以外の攻撃はなかった。
ライは怯えたのではなく、冷静に状況を見極めようと、周囲を見渡す。
サイドテーブルにおいてある電気の灯りのせいもあり、先ほどよりも目がなれて明るくなったように見えた。
人数は、四人。倒せるのは難しくはないのだが、今は任務中で此処には潜入の為ウェイターを扮装しているだけなのだ。
けれど、ただ此処でじっとするわけにもいかないが、余計な行動は慎みたいと思考をめぐらす。
「イレブンなら、表沙汰にされることありやせんよね。これからどーしますか?」
チンピラの一人がそう言って雇い主を振り返る。
優位と思ってるらしく傲慢な態度で腕組みしたまま、ライを見下す体格のいい男は、よどんだ瞳を一層貪欲に、まるで獣が獲物を捕らえたかのようにギンギンと瞳が僅かに光る。
「私の女に手を出した罪に、贖えぬ傷を負わせてやれ。報酬は後だ」
「ヘイ」
言うだけ残して、立ち去っていった雇い主の男からライのほうへと視線を移すと、
「だとさ、悪く思うなよ?。こっちも仕事だから」
言葉と裏腹にやる気を出した男が身を乗り出すのにベットが軋んだ音を立てた。
再び伸びた手は拳をぶつけるかと思いきや、拘束された状態のライを楽しむかのように皮肉な笑いを浮かべて、その襟元のシャツを引き裂くように手をかけナイフで裂く。
シャツから覗いた白い肌を目を留め、男の唇がいやらしく引き上げる。
続く
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