コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
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----LC小説---- BL小説
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2011/06/23 (Thu)
My being me 天然パーマとストレート
僕と彼には見えない境界線がある。
ナナリーとの彼との間が、一つの空白の間にあるのなら、僕と彼との距離はそれよりもっと遠いように今は感じられ、スザクは無言で俯く。
どうして、ナナリーと一緒にいるのか、いつから二人は知り合ったのか、幾つかの疑問が頭を過ぎて喉からでかかるものの、あの心を見透かされたような澄んだ灰青の瞳に見つめられてしまうと、体が強張り緊張してしまい何も言えなくなる。
悪いことをした後に叱られたような後味の悪さでも恐怖でもなく、何故か普段通りの態度で接することに訳もなく、躊躇いが出てしまうのは、嫌われたくないというのが前提にあってかも知れないとスザクは心に思う。
ふと顔をあげると、当然のようにライの隣に座っているナナリーがいて、沈黙となる空気を溶かすように、此処に来る前の出来事を楽しそうに報告していた。
ただ単に、ナナリーが話したいだけなのかもしれないが、ライのほうはというと迷惑がるわけでも無しに静かに聞いていた事に、スザクは目を見張る。
会った時は人を寄せ付けない近寄りがたい程の硬い表情が、ナナリーに向けられた顔が少し和らいで見えたことに少なからず驚いたのだ。
そんな顔も出来るんだなっと、失礼に思いつつも、人形のように張り付いた無表情を引き出してしまっているナナリーが少しだけ羨ましいと思って見ていた。
のだが、青みかがった銀色にも見える瞳が正面に向けられ、射抜かれたようにスザクは緊張を募らせ負けずに睨み付けた。
「ライは、スザクといつお知り合いになったの?」
くいくいとライの袖を引っ張って、気になっていたであろう疑問を素直にぶつけてきたナナリーに、スザクが口を開きかけるが、
「知り合いではないよ。声をかけてきたのは彼のほうで、僕が答えなかっただけ」
本当の事ではあったが、それだとさっきまでの経緯をナナリーに説明しなければならなくなるわけで、やましい気持ちがあるわけでもないのに、スザクは言いづらそうにしつつも、口を開いた。
続く
My being me 天然パーマとストレート
僕と彼には見えない境界線がある。
ナナリーとの彼との間が、一つの空白の間にあるのなら、僕と彼との距離はそれよりもっと遠いように今は感じられ、スザクは無言で俯く。
どうして、ナナリーと一緒にいるのか、いつから二人は知り合ったのか、幾つかの疑問が頭を過ぎて喉からでかかるものの、あの心を見透かされたような澄んだ灰青の瞳に見つめられてしまうと、体が強張り緊張してしまい何も言えなくなる。
悪いことをした後に叱られたような後味の悪さでも恐怖でもなく、何故か普段通りの態度で接することに訳もなく、躊躇いが出てしまうのは、嫌われたくないというのが前提にあってかも知れないとスザクは心に思う。
ふと顔をあげると、当然のようにライの隣に座っているナナリーがいて、沈黙となる空気を溶かすように、此処に来る前の出来事を楽しそうに報告していた。
ただ単に、ナナリーが話したいだけなのかもしれないが、ライのほうはというと迷惑がるわけでも無しに静かに聞いていた事に、スザクは目を見張る。
会った時は人を寄せ付けない近寄りがたい程の硬い表情が、ナナリーに向けられた顔が少し和らいで見えたことに少なからず驚いたのだ。
そんな顔も出来るんだなっと、失礼に思いつつも、人形のように張り付いた無表情を引き出してしまっているナナリーが少しだけ羨ましいと思って見ていた。
のだが、青みかがった銀色にも見える瞳が正面に向けられ、射抜かれたようにスザクは緊張を募らせ負けずに睨み付けた。
「ライは、スザクといつお知り合いになったの?」
くいくいとライの袖を引っ張って、気になっていたであろう疑問を素直にぶつけてきたナナリーに、スザクが口を開きかけるが、
「知り合いではないよ。声をかけてきたのは彼のほうで、僕が答えなかっただけ」
本当の事ではあったが、それだとさっきまでの経緯をナナリーに説明しなければならなくなるわけで、やましい気持ちがあるわけでもないのに、スザクは言いづらそうにしつつも、口を開いた。
続く
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