コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2009/05/12 (Tue)
洗面台の近くから呻き声が聞こえ、ライは声に引き寄せるかのように、開いた扉から中の様子を見る為に顔を覗かせた。
人は、探した視線が、ついと下げてみて、座り込むようにしてこちらに背を向けたままのシャーリーの姿を見つける。
「シャーリー?」
「また、増えてるよ~」
ライの声に気づいていないらしく、シャーリーは地面に向かって、呟いたまま、溜息をこぼす。
屈めて浮いた足元は、何かに乗っかっているらしく、此処であるものを探して、シャーリーが使うものといえば、当然限られるわけで、
「う~ん、運動はしているんだけど、やっぱり食べ過ぎ?。それはだって、ライが悪いんだよ。あんなにおいしい料理をいっぱい作って、つい残せないで食べちゃうんだから」
ついには、不満を口にはじめたシャーリーは、気づくのが遅れた。
「おいしそうに食べる君の姿を見るのは好きなのだけど、今度から減らしたほうがいいのか」
隣でライの声を聞いて、振り返ると、思うよりも近い距離で二人の顔があって、体重計から飛びのくようにして、シャーリーは壁を背にへばりつく。
虫かお化けでも見たような反応だが、驚いただけだというのは、明確で、
「い、いつから?!、というより、何処から、聞いてたの!」
シャーリーと同じように座ったライは、立ち上がるように体制を戻して
「ん、ああ、君が呟いたあたりから」
「それ、って事は、さっきのも聞いてたの?」
「そこまで、気にすることはないと思ったんだが」
「気にするよっ。女の子には大事なことだもん!。それに、ライの作る料理って、本当においしくて、つい、食べ過ぎるんだよっ」
「ならば、料理が原因と言うことか。それなら、変えることは出来る。だが、量となると、僕にも決められることではないだろう」
ライに指摘させて、シャーリーが困ったように視線をそらす。
「うっ、そりゃ、私にも原因はあるけど。だから、これから、気をつけて」
「目の前に君の好物があったとしても、諦めるのか」
「うぅ、それは、おいしい料理をお腹いっぱい食べれないのは、残念だけど、ダイエットに挑戦して、元の体重に戻すから、それまでは、なるべく視界から避けるようにして」
シャーリーが計画を立ててるうちに、ライが口を滑らせた。
「そういえば、最近シャーリーの体型が前と変わってきたな」
「えっ、嘘!?、太ったって事!」
左右の頬を両手の平に包むように、ショックを受けた表情のシャーリーに
ライは言った。
「まだそうは言ってはいない。しかし、確かめるならもう少し、近づいて見たほうが良さそうだな」
「うん。どの辺に肉がついてるか、教えて?。顔とか、二の腕は、お腹周りとか」
不安そうな視線をよこすシャーリーの頬に、ライの白い手が触れて、一度確かめるように撫ぜてから、下へとたどるようにしながら、「此処は、まだ大丈夫だな」と確認をしていく。
その言葉を聞きながら、落ち込んだようにシャーリーは言う。
「やっぱり、太ったかも」
「そうは言い切れないだろう。体重が増えた理由、もしかしたら、他の理由かもしれない」
「え?どういうこと」
驚いたシャーリーの手の上から ライがお腹をさらりと撫ぜて、再び、顔をシャーリーへと向ける。
「明日、病院行ってみるか?」
「病院。え、でも、これ」
「体重が増えた理由が、わかったら、少しは気持ちも楽だろう。その後は、減らすのではなく、沢山栄養をつけてくれないか」
困ったように、繭を下げたシャーリーは、
「ずるいよ。太れって言ってるようなもんじゃない」
「シャーリーは、嫌なのか?」
「それは…、でも、うん、もう一つの命があるのだったら、もう少しだけ我慢してみるね」
「ああ、それならシャーリーが我慢した分だけ、何かおいしい料理を用意しておこう。デザートがいいか」
「うう、ライって意地悪だよ」
「そうかもしれない」
不意に引き寄せるようにして抱きついたライに、その服に顔を埋めたシャーリーがその頬を染めて、
「ライ…」
「シャーリーが食べた分だけ、僕にもくれないか」
「何を?」
見上げたシャーリーの顔に、影が重なるようにして、唇が触れて、吐息を掠めて、ライの顔が離れた。
「愛情」
「これ以上に?」
普段は無表情ながら、時折、目を細めたように笑うライに、今のように見惚れそうになりながらも、驚いたシャーリーの瞳が、照れたように伏せて、それから、ライをもう一度見上げるようにして、にっこりと笑って頷いた。
そして今度は、自分も甘えるようにして、シャーリーは顔を寄せた。
愛する人の胸の鼓動を聞きながら、背中に回した腕を使って抱き返す。
[留め]
抱き寄せたくなる20題の中から配布元:TV
約束のかわりに
洗面台の近くから呻き声が聞こえ、ライは声に引き寄せるかのように、開いた扉から中の様子を見る為に顔を覗かせた。
人は、探した視線が、ついと下げてみて、座り込むようにしてこちらに背を向けたままのシャーリーの姿を見つける。
「シャーリー?」
「また、増えてるよ~」
ライの声に気づいていないらしく、シャーリーは地面に向かって、呟いたまま、溜息をこぼす。
屈めて浮いた足元は、何かに乗っかっているらしく、此処であるものを探して、シャーリーが使うものといえば、当然限られるわけで、
「う~ん、運動はしているんだけど、やっぱり食べ過ぎ?。それはだって、ライが悪いんだよ。あんなにおいしい料理をいっぱい作って、つい残せないで食べちゃうんだから」
ついには、不満を口にはじめたシャーリーは、気づくのが遅れた。
「おいしそうに食べる君の姿を見るのは好きなのだけど、今度から減らしたほうがいいのか」
隣でライの声を聞いて、振り返ると、思うよりも近い距離で二人の顔があって、体重計から飛びのくようにして、シャーリーは壁を背にへばりつく。
虫かお化けでも見たような反応だが、驚いただけだというのは、明確で、
「い、いつから?!、というより、何処から、聞いてたの!」
シャーリーと同じように座ったライは、立ち上がるように体制を戻して
「ん、ああ、君が呟いたあたりから」
「それ、って事は、さっきのも聞いてたの?」
「そこまで、気にすることはないと思ったんだが」
「気にするよっ。女の子には大事なことだもん!。それに、ライの作る料理って、本当においしくて、つい、食べ過ぎるんだよっ」
「ならば、料理が原因と言うことか。それなら、変えることは出来る。だが、量となると、僕にも決められることではないだろう」
ライに指摘させて、シャーリーが困ったように視線をそらす。
「うっ、そりゃ、私にも原因はあるけど。だから、これから、気をつけて」
「目の前に君の好物があったとしても、諦めるのか」
「うぅ、それは、おいしい料理をお腹いっぱい食べれないのは、残念だけど、ダイエットに挑戦して、元の体重に戻すから、それまでは、なるべく視界から避けるようにして」
シャーリーが計画を立ててるうちに、ライが口を滑らせた。
「そういえば、最近シャーリーの体型が前と変わってきたな」
「えっ、嘘!?、太ったって事!」
左右の頬を両手の平に包むように、ショックを受けた表情のシャーリーに
ライは言った。
「まだそうは言ってはいない。しかし、確かめるならもう少し、近づいて見たほうが良さそうだな」
「うん。どの辺に肉がついてるか、教えて?。顔とか、二の腕は、お腹周りとか」
不安そうな視線をよこすシャーリーの頬に、ライの白い手が触れて、一度確かめるように撫ぜてから、下へとたどるようにしながら、「此処は、まだ大丈夫だな」と確認をしていく。
その言葉を聞きながら、落ち込んだようにシャーリーは言う。
「やっぱり、太ったかも」
「そうは言い切れないだろう。体重が増えた理由、もしかしたら、他の理由かもしれない」
「え?どういうこと」
驚いたシャーリーの手の上から ライがお腹をさらりと撫ぜて、再び、顔をシャーリーへと向ける。
「明日、病院行ってみるか?」
「病院。え、でも、これ」
「体重が増えた理由が、わかったら、少しは気持ちも楽だろう。その後は、減らすのではなく、沢山栄養をつけてくれないか」
困ったように、繭を下げたシャーリーは、
「ずるいよ。太れって言ってるようなもんじゃない」
「シャーリーは、嫌なのか?」
「それは…、でも、うん、もう一つの命があるのだったら、もう少しだけ我慢してみるね」
「ああ、それならシャーリーが我慢した分だけ、何かおいしい料理を用意しておこう。デザートがいいか」
「うう、ライって意地悪だよ」
「そうかもしれない」
不意に引き寄せるようにして抱きついたライに、その服に顔を埋めたシャーリーがその頬を染めて、
「ライ…」
「シャーリーが食べた分だけ、僕にもくれないか」
「何を?」
見上げたシャーリーの顔に、影が重なるようにして、唇が触れて、吐息を掠めて、ライの顔が離れた。
「愛情」
「これ以上に?」
普段は無表情ながら、時折、目を細めたように笑うライに、今のように見惚れそうになりながらも、驚いたシャーリーの瞳が、照れたように伏せて、それから、ライをもう一度見上げるようにして、にっこりと笑って頷いた。
そして今度は、自分も甘えるようにして、シャーリーは顔を寄せた。
愛する人の胸の鼓動を聞きながら、背中に回した腕を使って抱き返す。
[留め]
抱き寄せたくなる20題の中から配布元:TV
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