コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
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----LC小説---- BL小説
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/03/16 (Wed)
純白の代償
確かめもせずに部屋を訪れたC.C.は、ベットの上に腰掛けていたライに訊ねる。
「お前は、今ほしいものがあるか?」
零れ出た問いにライは、いきなりのことに眉を顰めた。
何かあるのだろうかとその目で語っていた。
いつもC.C.から一方的に、やや強引とも思える行動で外に連れ出しては奢らせたりと人を巻き込むばかりの彼女に、ろくな体験がないせいかこういうときにも、自然と警戒に身体を強張らせるのも仕方のないことだった。
「もう一度聞くぞ」
今度はライの顔を覗き込むように腰を屈めて訊ねて来る。
息が触れるくらいの距離に顔を寄せられ、ライは動揺を隠すように目を逸らすが、頬に触れた手が向き直るように動かされると、その手の先にC.C.が映る。
「何が欲しいものはあるか?」
「突然なんなんだ?」
「今日が何の日がお前も知らないわけではあるまい」
何の日かとライは頭を巡らせるが、学園のイベントらしいものは何も予定されてはいない、では何があるのかとカレンダーを横目に見て、三月の14という数字に何か引っかかりを覚えるが何も思い出せず首をかしげる。
「何があるんだ?」
目を瞬かせたまま見上げるライに、溜息をこぼしたC.C.。
「仕方ない。思い出せないままで最後の質問だ。今お前が何が欲しいのか。答えろ」
「・・・特にこれといって欲しいものはないが、それを聞いて君はどうするつもりだったんだ」
手を離してC.C.は考え込むように腕組みして顎に指を添える。
続く
純白の代償
確かめもせずに部屋を訪れたC.C.は、ベットの上に腰掛けていたライに訊ねる。
「お前は、今ほしいものがあるか?」
零れ出た問いにライは、いきなりのことに眉を顰めた。
何かあるのだろうかとその目で語っていた。
いつもC.C.から一方的に、やや強引とも思える行動で外に連れ出しては奢らせたりと人を巻き込むばかりの彼女に、ろくな体験がないせいかこういうときにも、自然と警戒に身体を強張らせるのも仕方のないことだった。
「もう一度聞くぞ」
今度はライの顔を覗き込むように腰を屈めて訊ねて来る。
息が触れるくらいの距離に顔を寄せられ、ライは動揺を隠すように目を逸らすが、頬に触れた手が向き直るように動かされると、その手の先にC.C.が映る。
「何が欲しいものはあるか?」
「突然なんなんだ?」
「今日が何の日がお前も知らないわけではあるまい」
何の日かとライは頭を巡らせるが、学園のイベントらしいものは何も予定されてはいない、では何があるのかとカレンダーを横目に見て、三月の14という数字に何か引っかかりを覚えるが何も思い出せず首をかしげる。
「何があるんだ?」
目を瞬かせたまま見上げるライに、溜息をこぼしたC.C.。
「仕方ない。思い出せないままで最後の質問だ。今お前が何が欲しいのか。答えろ」
「・・・特にこれといって欲しいものはないが、それを聞いて君はどうするつもりだったんだ」
手を離してC.C.は考え込むように腕組みして顎に指を添える。
続く
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