コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★ お気に入り
★2011/03/09 (Wed)
あなたは今のままでいい
そんな麗らかな日のことを思い出しクスクス笑いをこぼす私にライさんが声をかける。
「ナナリー急に笑い出して、どうしたんだ?」
「少し思い出してしまって・・・」
「何を思い出したんだい?」
優しい顔をしているはずのライさんを見上げて、私は笑顔で答えた。
「ライさんとの出会いを」
「僕との?」
「はい。こんな風にいられるなんてあのときの私は想像してませんでしたから、今の事のときがとっても不思議に感じたんです」
「そう、だな。学園に迷い込んできたもののミレイさんが厚意を、僕がそれを受けいることがなければ、ナナリーとの出会いもなかったかもしれない。そう考えると、コレも縁のように思えるな」
「縁もありますけれど、私とライさんの考えは違います。あの時に私たちは出会うことはなかったと考えるよりも、きっと生きてる内にどこかで出会っているんです」
「ああ、確かに生きてるうちに出会わないという保障もないとも言える」
「そうですよ。私はライさんとの間に赤い糸があるって信じてますから、そんな淋しいことを言ったら・・・」
小さく消え入りそうな声で呟いていた私に、ライさんの気配が近づいて、悪戯こごろが芽生え、奪うようにその頬にキスしてしまう。
「ライさん大好きな私を否定されたようで悲しくなります」
にっこりと微笑む私に何も見えないけれど、それでも驚いた気配だけは気づいてまたクスッと笑ってしまう。
きっと今、照れたように頬を染めているのだけど、それを隠すようにライさんはすまないと可愛らしいことに小さく謝った。
その優しさに甘えたくなって、私はもう少しだけわがままを口にした。
「ライさんからナナリー大好きだって聞こえるまで、許しませんよ」
ちょっと冗談交じりに言っても、ライさんは怒ることなく、困ったように笑う気配を感じた後、少し躊躇うようにして聞こえてきたのは、
「I love you」
自分からおねだりしたことだったけど、ライさんから言われると威力は絶大だった。
耳に囁くような甘い台詞に今度は私のほうが顔を真っ赤にしてしまった。
ライさんが言わなければ私が言うはずだったのに、なんだかずるいと思ってしまう。
私がライさんから離れられなくなったらどうしよう。
今は何も見えなくても傍にライさんがいれば、もっと遠くにいけるとそんな気がして私はまた笑みをこぼすのだった。
終わり
あなたは今のままでいい
そんな麗らかな日のことを思い出しクスクス笑いをこぼす私にライさんが声をかける。
「ナナリー急に笑い出して、どうしたんだ?」
「少し思い出してしまって・・・」
「何を思い出したんだい?」
優しい顔をしているはずのライさんを見上げて、私は笑顔で答えた。
「ライさんとの出会いを」
「僕との?」
「はい。こんな風にいられるなんてあのときの私は想像してませんでしたから、今の事のときがとっても不思議に感じたんです」
「そう、だな。学園に迷い込んできたもののミレイさんが厚意を、僕がそれを受けいることがなければ、ナナリーとの出会いもなかったかもしれない。そう考えると、コレも縁のように思えるな」
「縁もありますけれど、私とライさんの考えは違います。あの時に私たちは出会うことはなかったと考えるよりも、きっと生きてる内にどこかで出会っているんです」
「ああ、確かに生きてるうちに出会わないという保障もないとも言える」
「そうですよ。私はライさんとの間に赤い糸があるって信じてますから、そんな淋しいことを言ったら・・・」
小さく消え入りそうな声で呟いていた私に、ライさんの気配が近づいて、悪戯こごろが芽生え、奪うようにその頬にキスしてしまう。
「ライさん大好きな私を否定されたようで悲しくなります」
にっこりと微笑む私に何も見えないけれど、それでも驚いた気配だけは気づいてまたクスッと笑ってしまう。
きっと今、照れたように頬を染めているのだけど、それを隠すようにライさんはすまないと可愛らしいことに小さく謝った。
その優しさに甘えたくなって、私はもう少しだけわがままを口にした。
「ライさんからナナリー大好きだって聞こえるまで、許しませんよ」
ちょっと冗談交じりに言っても、ライさんは怒ることなく、困ったように笑う気配を感じた後、少し躊躇うようにして聞こえてきたのは、
「I love you」
自分からおねだりしたことだったけど、ライさんから言われると威力は絶大だった。
耳に囁くような甘い台詞に今度は私のほうが顔を真っ赤にしてしまった。
ライさんが言わなければ私が言うはずだったのに、なんだかずるいと思ってしまう。
私がライさんから離れられなくなったらどうしよう。
今は何も見えなくても傍にライさんがいれば、もっと遠くにいけるとそんな気がして私はまた笑みをこぼすのだった。
終わり
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