コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/03/06 (Sun)
迷子の迷子の子猫ちゃん
「知っていたとしてそれがなんだ。私は王の力による効果を口で言うよりも、お前自身その身で味わっただろ」
「っ! なら、周囲にだけ姿を変えて見えると言ったギアスが現状発動されているとでも言いたいのか?」
「さあな・・・」
何か知ってるとでもそれ以上を知らないともいえる態度で、C.C.は目を瞬かせたままでいるライに、優しく話しかけた。
「なぁ、お前はライという名だったな。人と会って色々見てきて、他に思い出したことはあるか?」
ライが答える前にルルーシュが横から口を挟んだ。
「以前にも話したと思うが、ライが覚えているのは自分の名前と俺たちの名前と顔だけだ」
「それが事実だと言うなら、私の専門外だが、ただ一つだけ言える事があるとするなら、ライのギアスは以前と変わりはしない」
「・・・ギアスの力ではないという事か?」
「どうだろうな。少なくとも一人に一つ王の力は身につけても、その力が別の形になることは聞いたことがないからな」
それ以上何も言うこともなく、C.C.はどこか母親を思わせる表情で、両脇から抱き上げ膝に乗せたライへと笑いかけている様子に、ルルーシュは無言で視線を送った。
何か知っているのではないかと知らず期待していた気持ちが、再び空回りしたように感じられ何とももどかしかった。
自分の知らぬところでライのみに何が起きたのか、何故名前と顔しか覚えていないのか、真相は全て空欄のままであることに、ルルーシュは苛立ちを覚えたのだった。
続く
「知っていたとしてそれがなんだ。私は王の力による効果を口で言うよりも、お前自身その身で味わっただろ」
「っ! なら、周囲にだけ姿を変えて見えると言ったギアスが現状発動されているとでも言いたいのか?」
「さあな・・・」
何か知ってるとでもそれ以上を知らないともいえる態度で、C.C.は目を瞬かせたままでいるライに、優しく話しかけた。
「なぁ、お前はライという名だったな。人と会って色々見てきて、他に思い出したことはあるか?」
ライが答える前にルルーシュが横から口を挟んだ。
「以前にも話したと思うが、ライが覚えているのは自分の名前と俺たちの名前と顔だけだ」
「それが事実だと言うなら、私の専門外だが、ただ一つだけ言える事があるとするなら、ライのギアスは以前と変わりはしない」
「・・・ギアスの力ではないという事か?」
「どうだろうな。少なくとも一人に一つ王の力は身につけても、その力が別の形になることは聞いたことがないからな」
それ以上何も言うこともなく、C.C.はどこか母親を思わせる表情で、両脇から抱き上げ膝に乗せたライへと笑いかけている様子に、ルルーシュは無言で視線を送った。
何か知っているのではないかと知らず期待していた気持ちが、再び空回りしたように感じられ何とももどかしかった。
自分の知らぬところでライのみに何が起きたのか、何故名前と顔しか覚えていないのか、真相は全て空欄のままであることに、ルルーシュは苛立ちを覚えたのだった。
続く
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