コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2011/06/27 (Mon)
My being me はじめましては一度きり
「・・・先に声をかけたのは俺だとしても、逃げたのはお前じゃないか・・・」
少し八つ当たり気味に唇を尖らせるスザクに、ライは冷静だった。
「ナナリーとの約束を最優先に動いていただけで、それを勘違いして追いかけてきたのは君のほうじゃないのか?」
「っ! だとしても、何で最初に無視するんだよ!。初めて会ったときは俺達のほうが・・・態度悪かっただろうと思うけどさ、俺は! あのままで一人でいるお前をほうっておきたいと思わないから、こーして話しかけてきたのに、それを」
「・・・都合よく自分を正当化しないでくれるか。不愉快だ」
溜息をつくようにして、ライは情も込められない淡々とした口調で静かにはき捨てた。
「なっ!?」
「そんな、後ろめたい気持ちで近づかれても迷惑するだけだ。用は済んだだろ? さっさと帰れ」
「っ、俺は!」
確かに後ろめたい気持ちはないでもなかったが、仲良くなりたいのは本当のことで、どうして拒絶されるのか。
ナナリーは許せても自分はためなのか、スザクは震える拳と沸き立つ怒りの感情をぶつけてしまいそうになったが、その二人の間をピリピリと張り詰めた緊張感を解きほぐしたのはナナリーだった。
「ライ・・・。私は二人の間に何があったのか知らないけど、ね」
二人の視線が、穏やかに喋るナナリーへと向けられる。
「スザクは私と一緒で、ライと友達になりたいだけなんだよ。ちょっと強引なところはあるけど、優しいところもあるから、きっとライとも仲良くなれるよ」
「君と、一緒で・・・友達になりたい?」
「うん。だからね、ライも恐がらずにちゃんと見てあげて?。そうすればきっと本心が見えてくるはずだから」
ナナリーに手を優しく握りしめられたまま諭されたライは、もう一度スザクを見据える。
凝視するライにスザクも視線を逸らせぬまま、その感情に揺らいだ綺麗な瞳に惹きつけられたのは、やっと自分を認識しているように思えたからだった。
続く
My being me はじめましては一度きり
「・・・先に声をかけたのは俺だとしても、逃げたのはお前じゃないか・・・」
少し八つ当たり気味に唇を尖らせるスザクに、ライは冷静だった。
「ナナリーとの約束を最優先に動いていただけで、それを勘違いして追いかけてきたのは君のほうじゃないのか?」
「っ! だとしても、何で最初に無視するんだよ!。初めて会ったときは俺達のほうが・・・態度悪かっただろうと思うけどさ、俺は! あのままで一人でいるお前をほうっておきたいと思わないから、こーして話しかけてきたのに、それを」
「・・・都合よく自分を正当化しないでくれるか。不愉快だ」
溜息をつくようにして、ライは情も込められない淡々とした口調で静かにはき捨てた。
「なっ!?」
「そんな、後ろめたい気持ちで近づかれても迷惑するだけだ。用は済んだだろ? さっさと帰れ」
「っ、俺は!」
確かに後ろめたい気持ちはないでもなかったが、仲良くなりたいのは本当のことで、どうして拒絶されるのか。
ナナリーは許せても自分はためなのか、スザクは震える拳と沸き立つ怒りの感情をぶつけてしまいそうになったが、その二人の間をピリピリと張り詰めた緊張感を解きほぐしたのはナナリーだった。
「ライ・・・。私は二人の間に何があったのか知らないけど、ね」
二人の視線が、穏やかに喋るナナリーへと向けられる。
「スザクは私と一緒で、ライと友達になりたいだけなんだよ。ちょっと強引なところはあるけど、優しいところもあるから、きっとライとも仲良くなれるよ」
「君と、一緒で・・・友達になりたい?」
「うん。だからね、ライも恐がらずにちゃんと見てあげて?。そうすればきっと本心が見えてくるはずだから」
ナナリーに手を優しく握りしめられたまま諭されたライは、もう一度スザクを見据える。
凝視するライにスザクも視線を逸らせぬまま、その感情に揺らいだ綺麗な瞳に惹きつけられたのは、やっと自分を認識しているように思えたからだった。
続く
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