コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2012/01/01 (Sun)
流れる時間が僕等を繋ぐ
嘘だと思いたかった。
ゼロがルルーシュだということ。
自分達ははじめから裏切られていたということ。
今までやってきたこと、ゼロという存在に信じて此処まで来たけれどもそれは全部嘘で、自分達を騙していたのだと、それこそ嘘だと思いたくてカレンはその場を離れるように駆け出していた。
本当はあそこにいて助け出すべきなのか、このまま逃れるべきなのか、だけど今の自分には迷いがあったから止まることも戻る事もなく走り続けた。
走る向こうに光が見えたのは幻影なのかもしれない。
けれど、差し込む光に映し出された柔らかな髪と覚えのある美しい姿に、カレンは駆け寄った。
「ライ!!」
「カレン・・・。ゼロは見つかったか?」
ライもゼロを探して此処まできたのか。それとも、彼はゼロの正体を知っているから此処にいるのか、普段は思わない不安と迷いからそんな瞳でライを見つめる。
もしも、知らないままなら此処で引き止める方がいいのか、ゼロを知っていて彼も私達を騙していたとするならとカレンは嫌な思いに駆られて扼腕するように唇をかんだ。
俯いたカレンを責めるわけでもなく無言で横を通り過ぎるライへと、振り返るように叫ぶ。
「あ、待って!」
一度足を止めたものの、ライは「君は自分を信じた道を行け」っとゼロの今までを否定も肯定もない言葉を残して、振り返ることなくゼロの元へと向かっていった。
「ライ・・・あなた、やっぱり」
黒の騎士団として理由は違うにしても、二人で戦ってきたけれど、気持ちは傍にではなくゼロにあるのだろう事をその時カレンは痛烈に感じた。
それと同時に、ライは自分よりも早くにゼロの正体を知っているのだと。
いつの間にか、走り出した道が変わり目的も同じではなくなったのだと、選んだのはゼロなのだと、気づいた瞬間、カレンは無性に悲しくなったのだった。
留め
嘘だと思いたかった。
ゼロがルルーシュだということ。
自分達ははじめから裏切られていたということ。
今までやってきたこと、ゼロという存在に信じて此処まで来たけれどもそれは全部嘘で、自分達を騙していたのだと、それこそ嘘だと思いたくてカレンはその場を離れるように駆け出していた。
本当はあそこにいて助け出すべきなのか、このまま逃れるべきなのか、だけど今の自分には迷いがあったから止まることも戻る事もなく走り続けた。
走る向こうに光が見えたのは幻影なのかもしれない。
けれど、差し込む光に映し出された柔らかな髪と覚えのある美しい姿に、カレンは駆け寄った。
「ライ!!」
「カレン・・・。ゼロは見つかったか?」
ライもゼロを探して此処まできたのか。それとも、彼はゼロの正体を知っているから此処にいるのか、普段は思わない不安と迷いからそんな瞳でライを見つめる。
もしも、知らないままなら此処で引き止める方がいいのか、ゼロを知っていて彼も私達を騙していたとするならとカレンは嫌な思いに駆られて扼腕するように唇をかんだ。
俯いたカレンを責めるわけでもなく無言で横を通り過ぎるライへと、振り返るように叫ぶ。
「あ、待って!」
一度足を止めたものの、ライは「君は自分を信じた道を行け」っとゼロの今までを否定も肯定もない言葉を残して、振り返ることなくゼロの元へと向かっていった。
「ライ・・・あなた、やっぱり」
黒の騎士団として理由は違うにしても、二人で戦ってきたけれど、気持ちは傍にではなくゼロにあるのだろう事をその時カレンは痛烈に感じた。
それと同時に、ライは自分よりも早くにゼロの正体を知っているのだと。
いつの間にか、走り出した道が変わり目的も同じではなくなったのだと、選んだのはゼロなのだと、気づいた瞬間、カレンは無性に悲しくなったのだった。
留め
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