コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★ お気に入り
★2010/10/06 (Wed)
嘘とやさしさは切り離せないものですか
歩き出したその時空気を蹴るように地面が消え、さらに下へと建物も人もない真っ暗な空間に身体は落ちいていた。
それから数秒もしくは、数分かどれくらいの間いたのかさえもわからず空間の中を彷徨ってから、上空に光が差し込み大きな穴が開く中へと吸い込まれていくのは、どう考えても昇っている。
それなのに、確かに落ちている感覚だけが存在していた。
突然、目の前に眩しい光が入り込んで目を閉じると、ガシャンと何かが倒れた音を聞いて硬いものの上にライは落ちた。
衝撃はあったものの、不思議と背中に痛みはなかった。
うっすらと目を開いて、瞬きを繰り返すようにして状況を把握しようとすると、視界の隅に誰かの影が映りこんだ。
「誰でしょう?」
少年の淡々とした声が頭上に聞こえた。
「せっかくお茶会気分だったのに、興がさめるわね」
一人は男、一人は女の声だったのだが、やはりそれもライの知る人物と振り二つの声をしていた。
ようやく、自分が落ちた先がテーブルだということに、ライは上半身を起こすようにして、室内を見回すと、その室内の主かと思われるドレス姿のミレイの姿に目を瞬かせる。
椅子に座るミレイの横に立つのは、やはりミレイと同じく見たことのない格好でシルクハットの帽子をかぶっているロロも共に確認するのだが、ライの知るロロと違うのは、目のふちを彩るように星の模様があること、それから二人ともライの顔を見てもスザクの時と同様、赤の他人の振る舞いだということだけだった。
「ここは?」
こそこそと口元を白い手袋をした片手で隠すように、ロロがミレイに耳打ちすると、それを聞いてミレイは口元を引き上げて、盛っていた扇を広げるままに立ち上がった。
「それは、それ相応のおもてなしをしなきゃね。準備を」
ミレイの命令させるままに、ロロがライへと歩み寄ってテーブルから降りるのを手伝うと、ミレイの座っていた椅子とはまた別の椅子を引き寄せ、そこにライを座らせた。
「準備が整うまで、此処でお待ちください」
「?」
瞬く間に新しいテーブルと椅子とテーブルクロスが、先ほど置いた場所と同じに用意される。
続く
歩き出したその時空気を蹴るように地面が消え、さらに下へと建物も人もない真っ暗な空間に身体は落ちいていた。
それから数秒もしくは、数分かどれくらいの間いたのかさえもわからず空間の中を彷徨ってから、上空に光が差し込み大きな穴が開く中へと吸い込まれていくのは、どう考えても昇っている。
それなのに、確かに落ちている感覚だけが存在していた。
突然、目の前に眩しい光が入り込んで目を閉じると、ガシャンと何かが倒れた音を聞いて硬いものの上にライは落ちた。
衝撃はあったものの、不思議と背中に痛みはなかった。
うっすらと目を開いて、瞬きを繰り返すようにして状況を把握しようとすると、視界の隅に誰かの影が映りこんだ。
「誰でしょう?」
少年の淡々とした声が頭上に聞こえた。
「せっかくお茶会気分だったのに、興がさめるわね」
一人は男、一人は女の声だったのだが、やはりそれもライの知る人物と振り二つの声をしていた。
ようやく、自分が落ちた先がテーブルだということに、ライは上半身を起こすようにして、室内を見回すと、その室内の主かと思われるドレス姿のミレイの姿に目を瞬かせる。
椅子に座るミレイの横に立つのは、やはりミレイと同じく見たことのない格好でシルクハットの帽子をかぶっているロロも共に確認するのだが、ライの知るロロと違うのは、目のふちを彩るように星の模様があること、それから二人ともライの顔を見てもスザクの時と同様、赤の他人の振る舞いだということだけだった。
「ここは?」
こそこそと口元を白い手袋をした片手で隠すように、ロロがミレイに耳打ちすると、それを聞いてミレイは口元を引き上げて、盛っていた扇を広げるままに立ち上がった。
「それは、それ相応のおもてなしをしなきゃね。準備を」
ミレイの命令させるままに、ロロがライへと歩み寄ってテーブルから降りるのを手伝うと、ミレイの座っていた椅子とはまた別の椅子を引き寄せ、そこにライを座らせた。
「準備が整うまで、此処でお待ちください」
「?」
瞬く間に新しいテーブルと椅子とテーブルクロスが、先ほど置いた場所と同じに用意される。
続く
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