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コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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web拍手にあるのは、女体化ライ小説(絵含む)・現在6種類。女性化ライ・番外 スザク篇話追加


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(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★2010/03/18 (Thu)
拍手ありがとう。投票ありがとう。
ライ受けこれからも頑張ります。 
ルルーシュに追い出されたのをいい事に、ライの部屋へと居座るC.C.。
百合になったかわからないけど、
C.C.×ライ(女体化)です。
お話は、続きからになります。

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Girls Dream of bubble・番外編  誰にも言えない


 濡れた髪を乾かすようにして出てきたライは、女でも見惚れるほどに清廉としている。
 しかし、本人には誘引させる自覚はないのだが、シャツから伸びた腕や脚は白いながらも、湯上りに火照った頬と合さって仕草が、誰が見てもドキッとするような艶ぽさで映る。
 いつものように人の部屋のベットを我が物顔で占拠しているC.C.に、ライは一瞥をよこすだけで何も言わなかった。
 いや、何を言ったところで聞く耳を持たない相手に諦めたのだろう。そのまま、ライはベットに腰掛ける。


「ふーん、今日は反論もないのか」


 ライが近づいたとて退く気配のないC.C.は、雑誌を読みながらそんな言葉を返してきた。


「僕が何を言ったところで、部屋を出るつもりはないんだろ」

「当然だ」


 言葉通りに口の端を上げてみせるC.C.に、ライは眉を顰めると、髪をタオルで水分をふき取る動作を再び始めた。顔を向けることなくライは言う。


「今度は一体何をしたんだ」


 C.C.がこの部屋にいる理由の中に大半はルルーシュから部屋を追い出されたとある。
 原因は言わずもがな。C.C.であるのだが。


「何をしたとは失礼だな。私は自分の部屋を好きに使っていただけだ」

「それでも、追い出されたのは君のほうなんだろう」

「追い出されたもなにも、此処も私の部屋だ」


 当然だといった言葉のように返され、タオルでふき取っていたライの動きがその言葉で止まる。
 身を起こしたC.C.はライからふわりと洗い立ての匂いが鼻をくすぐり、その様子に目を細める。


「何だ」


 凝視されていることに視線を振り向けば、ライの髪に触れるC.C.の手が視界の隅に見えた。


「乾かそうとしただけだ。お前の髪が目に付いたからな」

 
 ライからタオルまで取り上げ、C.C.が長い髪をなでるようにふき取るその仕草が、妙に優しくてこしょばゆいながらも戸惑いを浮かべてライが問う。


「何を企んでる?」

「フッ、企んでるとは、どういう意味だ」

「君から何かする時は、大抵裏があるときだ」


何が企みがあるに違いないと視線を強めるライに、物言いだけな様子で目を眇めたC.C.は、口を引き上げる。


「ああ、そういえばそうだったな」


 さも今気づいたような発言をして、ドライヤーを片手に持ち、耳元へと顔を寄せるかのようにして目を細め、


「今日は、私がやってやる。お前はじっとしているのだぞ」


 と怪しげな声でささめいた。
 何をするのかと身構えるライを他所に、C.C.は自分が長い為に慣れているのか手際よくライの髪を乾かしていった。
 そのおかげて、見た目にもサラサラと指で梳かせるほどに綺麗な髪に戻っていた。

 
「そら、終わったぞ」


 満足そうに口を緩めたC.C.が、遊ぶかのようにライの髪を片手でサラリと払うと、ふわりと舞い上がるようにして背中にかかった。
 背中越しにドライヤーと櫛をサイドテーブルへと戻す音とベットから降りる音を聞きながら、勘違いに気を張っていたライは、気恥ずかしげに目を伏せて口を開くと、


「・・・ありがとう」

「ちゃんと礼は言うのだな」

 
 ベットの横に立つC.C.は、ライから背中しか見えなく表情もわからないままで、それを一瞥したライは、


「君に対して警戒心を持っているが、言うべきことは僕も言うほうだ。それと妙にかんぐったりして悪かった」

「私は別にいいぞ。礼を貰うのだから」


 そう言いながら近づいてきたC.C.に、振り返ったのだが、


「貰う? やっぱり、ピザでも頼むつも・・・ん!」


 ライが目を見開く暇もなく、C.C.から押し付けるような口付けを受ける。
 突然の事にライの体がこわばるのだが、それに微かに笑うだけでわすがに開いたライの口内に入り込んだ舌先で、呼吸さえも奪われそうになりながら、苦しげにライはC.C.の両肩を掴んだ手を押し返すようにようにして離した。
 ぜぇぜぇっと肩で息をするまま視線だけは強気に睨みつけるライとは違い、C.C.は余裕のある様子で口を開く。


「いい加減、鼻で息するくらい覚えたらどうだ」

「っ突然・・・口付けた君、の言う台詞か?」

「不意打ちに弱いのはお前の欠点だな」


 僅かに目尻に涙を浮かべているライは、息を整えることで無断していたらしく、ふと思いついたようにC.C.が口にした。


「少し試してみるか」

「何」


 ライが問い返す間もなく、C.C.の手がライの細腰を支えるようにまわされ、ふわりとライの髪がまうようにベットに広がった。
 背に受けた衝撃と軋み音とシーツの柔らかさにベットの上に押し倒されたのだと、ライの上にいるC.C.を見て状態を知る。


「待て、何してる。C.C.」

「安心しろ。確かめているだけだ」

「? 確かめるとは、何、っ!?」

 
 眉を顰めるライには答えず、音もなく一つ一つボタンがC.C.の手により外れていくと共に肌蹴て外気に晒される。
 C.C.の瞳が意味ありげに細められる。
 その視界に映し出されるのは日の光にも穢れることを知らないライの白い肌は、誰の目に見ても滑らかな艶をもって、引き寄せられるように肌に触れるとやはり吸い付くような柔らかで滑る手触りを、確かめるようにC.C.が撫でる。
 こしょばゆいのか、外気に触れたことでより敏感となっているのかは定かではないにしても、触れるたびにびくりと身体を震わすライの反応さえC.C.には面白く映る。


「お前は戦場に赴いてるだろ。その痕をつけてないかを確認しているだけだ」

「っ、怪我はしていない。コレでもそれくらいの事は気をつけて、だから・・・撫でる・・・な」


 怪我など人目でわかるものの、内側にも後遺症がないのか確認というより、ただ単に楽しんでいるだけのように、C.C.の目が怪しげに細めて口端を引き上げる。
 本当に人に触られたことはないらしく、我知らず震える自分の身体と、触れるC.C.の掌に戸惑っている様子がライの表情から読み取れるものの、目の端に僅かに浮かべる涙の痕は一層清純で、加虐心を煽るようだ。
 C.C.の手は、腹筋から横腹へと移り、うっすらと浮かぶ肋骨を辿りながら彷徨う感覚に、ライはぞわぞわと気持ちの悪いものではない感覚が背中に走る。
 故に瞳にもその動揺が浮かぶ。


「狼狽しているところを見ると、慣れた所はないようだな。他の男に気を許したことは?」

「っどうして、僕が男に」

「わからぬだろう。今のような不意打ちを食らっていれば
襲われる危険性はない事もないと」

「男の僕が何故男に襲われる心配があるんだ」

「過去であればお前の言う筋も通るだろう。が、今の姿に以前のままで接することの出来るのはお前の知る限りで一体何人該当するのだろうな」


 意地の悪い問いかけは正論で、それに対して反論させえも浮かばず目を伏せたライに


「答えられないところを見ると、何か心当たりでもあるのか」

「・・・・君の目から見ても、前の僕と今の僕は変わってしまっているのか」


 顔を背けたライだったが、シャツに肌蹴た首筋は、当人の自覚はないものの、光の下で血管を浮かびあがらせるほどに白い肌は、誘われるようで、C.C.は何を思ってか首筋を手の甲で撫でる様に触ると、ライの顔が正面へと向き直る。


「さぁな。変わったからとて、お前がお前自身を見失っているわけではないのだろう」

 
 それがライを想っての宥めの言葉なのか、真意を読むようにC.C.の瞳を見つめ返すライに、


「いまだ迷子になってるなら、私が連れ戻そう。文句はないな」


 そうして、目を細めたC.C.は乗っかった身を屈めるようにして顔を寄せるまで近くと、触れることなくライの耳朶へと口元を寄せて甘く囁く。


「だから、お前は私から離れられない」


 服のすれる音を置いて、C.C.の唇がライの唇に引き込まれるようにして重なる。
 目を閉じたままのC.C.を、ライは揺らめいた瞳で直視した。
 これが男であれば跳ね除ける覚悟はあるのだが、拒めないのは相手がC.C.だからだろうかという気持ちと動揺を隠すようにライが目を閉じると、唇から伝わった熱が頬へと移り朱に染めりゆく。

 そして、乾いた音で触れるほどの至近距離を保ったまま情愛をこめた視線で二人は見つめあう。
 広がったままの柔らかなライの髪に、薄緑の髪が絡まぬように雑じりあったまま。

 ライの手に重なったC.C.の掌が、最初は指先に触れ、それから徐々に交じり合った手のひらはどちらが先か、まるで互いの心のつながりのように深まり、甘く名前を呼ぶ声に酔いしれる。

 そこに第三者はなく、二人の時間だけが流れていく。
 
 愛してるの言葉もないままに深まるのは、互いに信頼以上の何かを熟知しているからだろうかとの答えは二人の仲だけしか知る者はいない。



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