コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2009/07/21 (Tue)
Girls Dream of bubble・Ⅳ 蘇った姿
美女が其処にいた。
華奢な身体を浮き立たせるようなチャイナドレスは、すらりと伸びた白い脚を椅子の上で組むことによってさらけ出され、そして、本物の女性の体となったライには、前のような胸の詰め物も必要がないと思えるほど、自然にそれを主張していた。
身体のラインがくっきりとわかるほどの衣装と目を奪うほどの脚線美に、思わず目が移動させるようにそれをとらえて、友人だと思っていたはずなのにそうした目で見ていたことに気づいてたスザクは、慌てて頬を僅かに赤くしたまま、視線を横に向けるのだが、ライの視線が別に向いていた為にそのことには気づかれなかった。
「ライ、その衣装着てるの珍しいね。どうしたんだい?」
生徒会に入った瞬間、制服ではなく、見たことのある衣装を着たライの姿を確認して、スザクが口を開いた。
スザクに気づいたライは、眼を伏せるようにして、憂いな表情をしていた。
お祭り好きのミレイが、何のイベントでコスプレしたことはあったものの、今日何かのイベントがあるとは一言も聞かされてないので、疑問がわくのも当然だった。
「罰ゲームだ・・・」
「え?」
首を傾げたスザクに、机に肘を突くようにして、手を頬へとあてた、ライは、ぼそりと口にした。
見間違いだろうか、ライの背中に哀愁が漂っているように見えた。
「ハーイ、お待たせ!」
扉を開くように現れたのは、ミレイ率いる生徒会の女性陣。それは、スザクの知るいつものメンバーだったが、着ている服は、やはり制服ではなく、何かの衣装だった。
「あら、スザク君、ちょうど貴方も呼ぼうと思ってたの。早速だけど、貴方も着替えて準備してきてちょうだい」
軍服を着たミレイが最後に笑顔でそう言うと、スザクは、
「着替える?どうしてですか?」
「ああ、そうね。言い忘れてたけど、せっかくライが女の子になったことだし、この際せっかくだから、男女逆転祭りを再開させて、記念写真を撮ろうかと思って」
「男女逆転って、前に僕達がやった、あのイベントですか?」
「うん。ライは、あの時はいなかったから、それなら、もう一度、復活させてライも参加させようって、会長の提案なんだよ」
ミレイの横から、王様の衣装で現れたシャーリーが、そう言って口を挟む。
「それで、なんだ。あ、でも、ライの衣装は君達と一緒ではないみたいだけど、それはどうしてなんだい?」
「私達と同じように、男装させても良かったのだけど、ライは、元は男であったわけだから、こっちの方がいいだろうって、まぁ、会長が率先して決めたことなんだけど、今の姿でなら、可笑しくはないんだろうけどね」
今度は、どこぞのホストと言うように洗練された衣装を着たカレンが、そう話しをしてきた。
「そういうこと。別室でリヴァル達も仕度してるから、貴方も着替えてきて」
「あ、はい。わかりました」
別室へと向かったスザクを見送って、ミレイは、溜息をついてその表情に影を落とすライへと歩み寄った。
男女逆転祭が再び始まろうとしていることも知らず、生徒会室に来たところ、ミレイ達女性陣に取り押さえられ、チャイナドレスへと着替えさせられた。正しく言えば、強制的に着せられたのだが、何故抵抗できなかったのだろうと、自分の失態を振り返ったライは、笑顔で立っているミレイに気づいて顔を上げた。
「うん、サイズは、ぴったり合ってるみたいね」
「いつ測ったんだ?」
「え、確か、女子の制服を発注する時だったけど、こういうときも役に立つ情報になるとはね。作っておいて正解だったわ」
無言で、視線を落とすライに、両手を腰にあてたミレイが、
「前にも着たことあるじゃないの。そんな憂鬱な顔をしない」
「あの時も、好きで着たものではなかった」
「今の衣装がそんなに不満?結構、似合ってるわよ。そうやって、無自覚に色ぽさを演出してるところとか」
ミレイに指された指で指摘を受けて、ライは視線を動かし、組んで大きく肌を露出している脚にようやく気がついて、それを隠すように、頬を朱に染めながら、慌てて足を揃えた。
「もっと、別の衣装が良かった?衣装の事で要望があるなら、すぐにでも手配するけど」
「いや、男女逆転祭りの話は先ほど聞いたのだが、衣装を着るというなら、君達と同じで男の服でも良かったのではないかと思っただけだ」
「うーん、それも考えたんだけど、そうなると、今は女の子なんだって、自分で認めたことになるわよ」
「・・・・」
ミレイの言葉に、黙り込んだライは横顔を見せ、そっと足に置いたままの両手でこぶしをつくよう、服に皺を作るよう握った。
「ミレイちゃん、リヴァル達の準備が出来たみたいなんだけど」
男子の制服姿のニーナが駆け寄るようにして、ミレイ達に告げると、良しと頷いたミレイは、
「それじゃあ、早速、披露してもらいましょうか」
「わぁ~楽しみだな」
シャーリーがぱちんと胸の前で手を合わしながら、本当に楽しみだと言わんばかりの笑顔になっていた。
「リヴァル、其処にいる皆の準備が整ったら、こっちにいらっしゃい。女子は皆もう準備できてるから入ってもいいわよ」
了解との返事の後、その声を合図に、扉を開くと、リヴァル、ルルーシュ、ロロ、スザクと女装した男達が、ライのいる生徒会室の中に足を踏み入れた。
【続く】
美女が其処にいた。
華奢な身体を浮き立たせるようなチャイナドレスは、すらりと伸びた白い脚を椅子の上で組むことによってさらけ出され、そして、本物の女性の体となったライには、前のような胸の詰め物も必要がないと思えるほど、自然にそれを主張していた。
身体のラインがくっきりとわかるほどの衣装と目を奪うほどの脚線美に、思わず目が移動させるようにそれをとらえて、友人だと思っていたはずなのにそうした目で見ていたことに気づいてたスザクは、慌てて頬を僅かに赤くしたまま、視線を横に向けるのだが、ライの視線が別に向いていた為にそのことには気づかれなかった。
「ライ、その衣装着てるの珍しいね。どうしたんだい?」
生徒会に入った瞬間、制服ではなく、見たことのある衣装を着たライの姿を確認して、スザクが口を開いた。
スザクに気づいたライは、眼を伏せるようにして、憂いな表情をしていた。
お祭り好きのミレイが、何のイベントでコスプレしたことはあったものの、今日何かのイベントがあるとは一言も聞かされてないので、疑問がわくのも当然だった。
「罰ゲームだ・・・」
「え?」
首を傾げたスザクに、机に肘を突くようにして、手を頬へとあてた、ライは、ぼそりと口にした。
見間違いだろうか、ライの背中に哀愁が漂っているように見えた。
「ハーイ、お待たせ!」
扉を開くように現れたのは、ミレイ率いる生徒会の女性陣。それは、スザクの知るいつものメンバーだったが、着ている服は、やはり制服ではなく、何かの衣装だった。
「あら、スザク君、ちょうど貴方も呼ぼうと思ってたの。早速だけど、貴方も着替えて準備してきてちょうだい」
軍服を着たミレイが最後に笑顔でそう言うと、スザクは、
「着替える?どうしてですか?」
「ああ、そうね。言い忘れてたけど、せっかくライが女の子になったことだし、この際せっかくだから、男女逆転祭りを再開させて、記念写真を撮ろうかと思って」
「男女逆転って、前に僕達がやった、あのイベントですか?」
「うん。ライは、あの時はいなかったから、それなら、もう一度、復活させてライも参加させようって、会長の提案なんだよ」
ミレイの横から、王様の衣装で現れたシャーリーが、そう言って口を挟む。
「それで、なんだ。あ、でも、ライの衣装は君達と一緒ではないみたいだけど、それはどうしてなんだい?」
「私達と同じように、男装させても良かったのだけど、ライは、元は男であったわけだから、こっちの方がいいだろうって、まぁ、会長が率先して決めたことなんだけど、今の姿でなら、可笑しくはないんだろうけどね」
今度は、どこぞのホストと言うように洗練された衣装を着たカレンが、そう話しをしてきた。
「そういうこと。別室でリヴァル達も仕度してるから、貴方も着替えてきて」
「あ、はい。わかりました」
別室へと向かったスザクを見送って、ミレイは、溜息をついてその表情に影を落とすライへと歩み寄った。
男女逆転祭が再び始まろうとしていることも知らず、生徒会室に来たところ、ミレイ達女性陣に取り押さえられ、チャイナドレスへと着替えさせられた。正しく言えば、強制的に着せられたのだが、何故抵抗できなかったのだろうと、自分の失態を振り返ったライは、笑顔で立っているミレイに気づいて顔を上げた。
「うん、サイズは、ぴったり合ってるみたいね」
「いつ測ったんだ?」
「え、確か、女子の制服を発注する時だったけど、こういうときも役に立つ情報になるとはね。作っておいて正解だったわ」
無言で、視線を落とすライに、両手を腰にあてたミレイが、
「前にも着たことあるじゃないの。そんな憂鬱な顔をしない」
「あの時も、好きで着たものではなかった」
「今の衣装がそんなに不満?結構、似合ってるわよ。そうやって、無自覚に色ぽさを演出してるところとか」
ミレイに指された指で指摘を受けて、ライは視線を動かし、組んで大きく肌を露出している脚にようやく気がついて、それを隠すように、頬を朱に染めながら、慌てて足を揃えた。
「もっと、別の衣装が良かった?衣装の事で要望があるなら、すぐにでも手配するけど」
「いや、男女逆転祭りの話は先ほど聞いたのだが、衣装を着るというなら、君達と同じで男の服でも良かったのではないかと思っただけだ」
「うーん、それも考えたんだけど、そうなると、今は女の子なんだって、自分で認めたことになるわよ」
「・・・・」
ミレイの言葉に、黙り込んだライは横顔を見せ、そっと足に置いたままの両手でこぶしをつくよう、服に皺を作るよう握った。
「ミレイちゃん、リヴァル達の準備が出来たみたいなんだけど」
男子の制服姿のニーナが駆け寄るようにして、ミレイ達に告げると、良しと頷いたミレイは、
「それじゃあ、早速、披露してもらいましょうか」
「わぁ~楽しみだな」
シャーリーがぱちんと胸の前で手を合わしながら、本当に楽しみだと言わんばかりの笑顔になっていた。
「リヴァル、其処にいる皆の準備が整ったら、こっちにいらっしゃい。女子は皆もう準備できてるから入ってもいいわよ」
了解との返事の後、その声を合図に、扉を開くと、リヴァル、ルルーシュ、ロロ、スザクと女装した男達が、ライのいる生徒会室の中に足を踏み入れた。
【続く】
PR
この記事にコメントする