コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/12/28 (Wed)
冬休み、クラブハウス前にて、私服姿の女子を発見。
その女生徒、カレンは朝からやる気に満ちていた。
それは何故かと言うと、クリスマスの日。
昼間は親と一緒に過ごし、夜は生徒会主催のクリスマスパーティーに出席。
余裕を持って気合を入れて用意したクリスマスプレゼントは、結局皆に振り回されて渡せずじまいとなってしまったので、日にちは過ぎてしまったが、今日こそはカレンは握りこぶしを作り頷く。
「(今日と言う今日は、ライに渡す)うん」
その表情は、お淑やかなお嬢様ではなく普段どおりのカレンだった。
コンコンと扉を叩いて部屋の前に立っていたカレンは、中から返答があると慌てて、別に可笑しくはないのだが髪を整えるように梳かして、気持ちを引き締める。
訪問者はカレン一人だけであると、扉を開けたライは周辺を見渡すが誰もいないのを確認すると、中へと招いてくれた。
突然普段から断られたことはないので、当然なのだがプレゼントごと受け入れてもらえた気分になり、カレンは緩る頬を隠すように笑った。
相変わらず整頓の届いているが殺風景な室内を見回した後で振り返ると、扉を閉めたまま此方へと同じように振り返るライと目を合わせる。
「はい。昨日渡しそ、いえ、貴方へのプレゼントを届けに来たんだけど」
用件を尋ねられる前に先にプレゼントを手渡してきたカレンへと、不思議そうに瞬く視線を見つめる。
淡々とお礼を述べながら受け取ってくれたライに、ほっと安堵してしまったため、私が帰ったら開けてねと一言、言い忘れてしまい、目の前で包装紙を開けようとするライに慌てた。
「ああ、ちょっと待って!、私が帰ってからにしたほうが」
しかし包装紙は簡単に開かれてしまい、既に中身が半分表に顔を出してしまい、室内は熱くもないのにカレンの頬は上気していた。
包装紙にくるまれていたのは、何の変哲もないマフラーだった。
ところどころにほつれの見えるというか、綺麗に仕上がってはないところを見ると手作りらしい。
普段から男勝りだとかお転婆だとか女の子らしいとかかけ離れた扱いを気の知れた仲間達には、言われたりして入るものの、不器用ながらこれでも女の子なのだ。
好きな人に買うよりも手作りを選ぶ。
いや、確かに買ってしまえば楽なのだが、防寒具を持っていないライに少しでも温まってもらいたいと思い、初めは作る気なんてなかったはずなのに、道具一式揃えて気合を入れて編んでしまった。
自分らしくないかもっと、妙な気はずかしを覚え顔を背けたカレンにライは言った。
「ああ、温かいな」
「えっ?」
カレンが顔を向けるとそこには、不恰好なマフラーなのに文句を言うところか断るどころか、ライはその場で巻いたマフラーをしたまま、微笑を向けた。
「大切にするよ」
自分に向けられたまっすぐな言葉がマフラーを通して、自分も大切にすると言われた気分になり、頬を赤くしたカレンはそっぽを向かずに嬉しそうに笑みを浮かべたのだった。
終わり
照れ隠しの斜め前
冬休み、クラブハウス前にて、私服姿の女子を発見。
その女生徒、カレンは朝からやる気に満ちていた。
それは何故かと言うと、クリスマスの日。
昼間は親と一緒に過ごし、夜は生徒会主催のクリスマスパーティーに出席。
余裕を持って気合を入れて用意したクリスマスプレゼントは、結局皆に振り回されて渡せずじまいとなってしまったので、日にちは過ぎてしまったが、今日こそはカレンは握りこぶしを作り頷く。
「(今日と言う今日は、ライに渡す)うん」
その表情は、お淑やかなお嬢様ではなく普段どおりのカレンだった。
コンコンと扉を叩いて部屋の前に立っていたカレンは、中から返答があると慌てて、別に可笑しくはないのだが髪を整えるように梳かして、気持ちを引き締める。
訪問者はカレン一人だけであると、扉を開けたライは周辺を見渡すが誰もいないのを確認すると、中へと招いてくれた。
突然普段から断られたことはないので、当然なのだがプレゼントごと受け入れてもらえた気分になり、カレンは緩る頬を隠すように笑った。
相変わらず整頓の届いているが殺風景な室内を見回した後で振り返ると、扉を閉めたまま此方へと同じように振り返るライと目を合わせる。
「はい。昨日渡しそ、いえ、貴方へのプレゼントを届けに来たんだけど」
用件を尋ねられる前に先にプレゼントを手渡してきたカレンへと、不思議そうに瞬く視線を見つめる。
淡々とお礼を述べながら受け取ってくれたライに、ほっと安堵してしまったため、私が帰ったら開けてねと一言、言い忘れてしまい、目の前で包装紙を開けようとするライに慌てた。
「ああ、ちょっと待って!、私が帰ってからにしたほうが」
しかし包装紙は簡単に開かれてしまい、既に中身が半分表に顔を出してしまい、室内は熱くもないのにカレンの頬は上気していた。
包装紙にくるまれていたのは、何の変哲もないマフラーだった。
ところどころにほつれの見えるというか、綺麗に仕上がってはないところを見ると手作りらしい。
普段から男勝りだとかお転婆だとか女の子らしいとかかけ離れた扱いを気の知れた仲間達には、言われたりして入るものの、不器用ながらこれでも女の子なのだ。
好きな人に買うよりも手作りを選ぶ。
いや、確かに買ってしまえば楽なのだが、防寒具を持っていないライに少しでも温まってもらいたいと思い、初めは作る気なんてなかったはずなのに、道具一式揃えて気合を入れて編んでしまった。
自分らしくないかもっと、妙な気はずかしを覚え顔を背けたカレンにライは言った。
「ああ、温かいな」
「えっ?」
カレンが顔を向けるとそこには、不恰好なマフラーなのに文句を言うところか断るどころか、ライはその場で巻いたマフラーをしたまま、微笑を向けた。
「大切にするよ」
自分に向けられたまっすぐな言葉がマフラーを通して、自分も大切にすると言われた気分になり、頬を赤くしたカレンはそっぽを向かずに嬉しそうに笑みを浮かべたのだった。
終わり
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