コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2010/03/21 (Sun)
四日め、今日は離れ離れの二人 前編
ライが軍人としての訓練の為の遠征にて、不在。
その間、俺とナナリー(咲世子を含めて)でお茶会が行なわれた。
百歩譲ってライとの交際は認めた俺だが、両親のいない今、兄であり保護者の役目である俺には妹を守る責任があるのだ。
現段階、ライの保護者であるミレイを交えて(何故かスザクも付き添いで同席していたのだが)話合いは互いの意見を尊重するものし、二人には、未成年者であるが故に健全な付き合いをするようにと約束させている。
当然といえば当然だろう。
だが、話はコレで解決の方向に向かったわけではない。
コレを機に、ナナリーには彼・・・、いや、此処はあえて、ライと訂正しよう。
ライの事でナナリーと話し合わなければならないことがある。
まだ付き合う日数が少ないとはいえ、二人は気持ちが通じ合ってるのは俺にも容易に理解は出来ている。
(ルルーシュ様、それを両思いと世間では言われております。貴方様が入られると、三角関係と呼ばれその大半が一)
(咲世子、人の心を読んだ上に横から口を挟まないでくれるか)
(失礼しました)
咲世子がいつから俺の心を読めるようになったのかは、今後訊ねることにして、まずはナナリーと会話だ。
俺の知っている限り、ライは過去の記憶を除けば、外見も性格も申し分もない男だ。
誠実な態度は、よほどの汚点が見えないが限り、一般的な両親ならきっと受け入れるだろう。
俺もそう思えたように。
しかし、ナナリーとライが付き合うことは良しとしても、結婚まで考えると状況は変わる。
ナナリーの将来を思えば、早い段階で事態を終結させねばならない。
(要は、ライ様をナナリー様に渡したくないのですね)
(咲世子、何度も言わせるな)
ライには、悪いが此処は嘘の情報を流して、ナナリーへ、ライへの気持ちを再度確認する必要がある。
さて、ナナリーに何から話を進めるか。
世間体や赤の他人の話なら、ナナリーの事だ。
大半信じるだろうが、近辺しかも付き合いもあるライの事とになると、バレる可能性も考えて言葉を選ばなければならない。
あまり大げさな話には出来ないが、例えば、訓練というのは真っ赤な嘘で年上の女性と旅行をしているとはどうだろう。
――― ルルーシュの想像 女の場合
別荘へと訪れた二人だが、料理を振舞ったのは女のほうで、
『ライ君、いっぱい作ったからたくさん食べてね』
『ありがとうございます。セシルさん。でもあの二人分にしては多すぎませんか?』
『アイディアが浮かんで試しに作ってみたら、作りすぎちゃったのよ』
『僕の前にしか並べてありませんけど、セシルさんは?』
『私は、そうね。貴方がおいしそうに食べているところが好きだから、食べ終わったら、ね?』
そうして、夜になり二人となった途端、女の顔が変貌する。二つに並べた布団に、女がライへと身を寄せて、
『セシルさん?』
『ライ君、ううん。今は、二人きりだから名前でいいわよね。貴方も』
『・・・・セシル』
『はい。今日は泊まりだから、ゆっくり楽しめそうね』
怪しく微笑んだ女はライに顔を寄せ、
――― ルルーシュの想像・強制終了
ハッ!。
どう考えても、ライが年上の女の餌食にされる光景が目に浮かんでしまった。
忌々しくも高笑いを浮かべる女の背後には、うっとりと骨抜きにされたライの姿が。
なんということだ。
ライはそんな悪女に誑かせる事になろうとは。
「惑わされるな。お前はそこまで堕ちてはないだろう!」
「? お兄様今何かいいました?」
「っ・・・いや、ただの独り言だ」
知らず知らず口に出していたとは、危ない。
ナナリーは首を傾げただけで、内容までは知られてないことに安堵する。
改めて考えてみると、ライの事だ。
天然にそんな状況を回避しているだろう。
待てよ。女と限るのは些か愚問か。
ライは、性別問わず人をひきつけるものがあるからな、別の可能性を導き出すことも容易だろう。
続く
ライが軍人としての訓練の為の遠征にて、不在。
その間、俺とナナリー(咲世子を含めて)でお茶会が行なわれた。
百歩譲ってライとの交際は認めた俺だが、両親のいない今、兄であり保護者の役目である俺には妹を守る責任があるのだ。
現段階、ライの保護者であるミレイを交えて(何故かスザクも付き添いで同席していたのだが)話合いは互いの意見を尊重するものし、二人には、未成年者であるが故に健全な付き合いをするようにと約束させている。
当然といえば当然だろう。
だが、話はコレで解決の方向に向かったわけではない。
コレを機に、ナナリーには彼・・・、いや、此処はあえて、ライと訂正しよう。
ライの事でナナリーと話し合わなければならないことがある。
まだ付き合う日数が少ないとはいえ、二人は気持ちが通じ合ってるのは俺にも容易に理解は出来ている。
(ルルーシュ様、それを両思いと世間では言われております。貴方様が入られると、三角関係と呼ばれその大半が一)
(咲世子、人の心を読んだ上に横から口を挟まないでくれるか)
(失礼しました)
咲世子がいつから俺の心を読めるようになったのかは、今後訊ねることにして、まずはナナリーと会話だ。
俺の知っている限り、ライは過去の記憶を除けば、外見も性格も申し分もない男だ。
誠実な態度は、よほどの汚点が見えないが限り、一般的な両親ならきっと受け入れるだろう。
俺もそう思えたように。
しかし、ナナリーとライが付き合うことは良しとしても、結婚まで考えると状況は変わる。
ナナリーの将来を思えば、早い段階で事態を終結させねばならない。
(要は、ライ様をナナリー様に渡したくないのですね)
(咲世子、何度も言わせるな)
ライには、悪いが此処は嘘の情報を流して、ナナリーへ、ライへの気持ちを再度確認する必要がある。
さて、ナナリーに何から話を進めるか。
世間体や赤の他人の話なら、ナナリーの事だ。
大半信じるだろうが、近辺しかも付き合いもあるライの事とになると、バレる可能性も考えて言葉を選ばなければならない。
あまり大げさな話には出来ないが、例えば、訓練というのは真っ赤な嘘で年上の女性と旅行をしているとはどうだろう。
――― ルルーシュの想像 女の場合
別荘へと訪れた二人だが、料理を振舞ったのは女のほうで、
『ライ君、いっぱい作ったからたくさん食べてね』
『ありがとうございます。セシルさん。でもあの二人分にしては多すぎませんか?』
『アイディアが浮かんで試しに作ってみたら、作りすぎちゃったのよ』
『僕の前にしか並べてありませんけど、セシルさんは?』
『私は、そうね。貴方がおいしそうに食べているところが好きだから、食べ終わったら、ね?』
そうして、夜になり二人となった途端、女の顔が変貌する。二つに並べた布団に、女がライへと身を寄せて、
『セシルさん?』
『ライ君、ううん。今は、二人きりだから名前でいいわよね。貴方も』
『・・・・セシル』
『はい。今日は泊まりだから、ゆっくり楽しめそうね』
怪しく微笑んだ女はライに顔を寄せ、
――― ルルーシュの想像・強制終了
ハッ!。
どう考えても、ライが年上の女の餌食にされる光景が目に浮かんでしまった。
忌々しくも高笑いを浮かべる女の背後には、うっとりと骨抜きにされたライの姿が。
なんということだ。
ライはそんな悪女に誑かせる事になろうとは。
「惑わされるな。お前はそこまで堕ちてはないだろう!」
「? お兄様今何かいいました?」
「っ・・・いや、ただの独り言だ」
知らず知らず口に出していたとは、危ない。
ナナリーは首を傾げただけで、内容までは知られてないことに安堵する。
改めて考えてみると、ライの事だ。
天然にそんな状況を回避しているだろう。
待てよ。女と限るのは些か愚問か。
ライは、性別問わず人をひきつけるものがあるからな、別の可能性を導き出すことも容易だろう。
続く
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