コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2010/10/04 (Mon)
ウエハースの脆さに惹かれる
妹の声とノックオンの後、扉を開けたのは、エプロン姿のライだったことに、コーネリアは目を丸くした。
ライの肩越しに顔を覗かせたユーフェミアが、にっこりと微笑む。
「こんにちは、お姉様。今、よろしいですか?」
「ああ・・。ユフィ、またライを同行させ外出してたのではあるまいな」
窓辺で椅子に腰掛けていたコーネリアが、扉のほうへと顔を向けていた。
「いいえ、今日は私は連れてきただけですよ。ライさんがどーしてもお姉様にお会いしたいということなので」
ユフィに呼び出されたライは、何故か軍服姿ではなく私服姿でくるよう言われてきたものの、何の説明もなしにコーネリアのいる部屋までつれてこられたので、今一状況がつかめてなかった。
相愛どうしとはいえ、互いに堅く真面目な性格もあり、軍内部で話をする姿はあるものの、プライベートまではあまりまわっていない二人を見かねてのユーフェミアのちょっとしたおせっかいだった。どっちも大好きな故に思っての行動で、当人に悪意はないのだが、その思わぬ行動力に二人は時折悩まされていた。
「えっ?」
聞き返すようにユーフェミアの顔を見るライに、
「立ち話もなんですから、とりあえず、中へと入ってくださいな」
「ユフィ、それは私の言うことでは」
「ふふっ」
笑みを浮かべたユーフェミアが、ライの背中を両手で押すようにして部屋へと入らせるのだが、
「では、私は此処で御暇させていただきますね」
ユーフェミアだけが扉の外へと戻っていき、両手を後ろに組むようにして笑ってそう言った。
「ん? まだ来たばかりであるのに帰るのか?」
椅子から立ち上がり扉のほうへと歩いてきたコーネリアに、ライを一瞥したユーフェミアは、
「私はまた後日にでも。ライさんとのノロケ話はお茶会の席でお菓子代わりにお聞かせくださいね。お姉様」
「なっ!?」
顔を紅くしたまま振り返るコーネリアに、扉の隙間から笑いかけるままユーフェミアはその場を後にした。
遠ざかっていく足音、扉の閉められた部屋は、今は二人きり。
見ような沈黙が流れる中、ライのほうから、口を開いた。
「・・・ノロケ話、とは何の話ですか?」
真面目に返すライから背を向けるまま、紅くなる頬を隠すようにして、
「深くは聞くな・・・」
大人の女性とは思えないどこか少女を思わせる照れ隠しを表情に見せて、澄んだ瞳を向けてくるかライからそらすよう目を瞑るコーネリアがいた。
少し掠れた声で呟くので、首を傾げたライには届かなかったのだった。
[留め]
妹の声とノックオンの後、扉を開けたのは、エプロン姿のライだったことに、コーネリアは目を丸くした。
ライの肩越しに顔を覗かせたユーフェミアが、にっこりと微笑む。
「こんにちは、お姉様。今、よろしいですか?」
「ああ・・。ユフィ、またライを同行させ外出してたのではあるまいな」
窓辺で椅子に腰掛けていたコーネリアが、扉のほうへと顔を向けていた。
「いいえ、今日は私は連れてきただけですよ。ライさんがどーしてもお姉様にお会いしたいということなので」
ユフィに呼び出されたライは、何故か軍服姿ではなく私服姿でくるよう言われてきたものの、何の説明もなしにコーネリアのいる部屋までつれてこられたので、今一状況がつかめてなかった。
相愛どうしとはいえ、互いに堅く真面目な性格もあり、軍内部で話をする姿はあるものの、プライベートまではあまりまわっていない二人を見かねてのユーフェミアのちょっとしたおせっかいだった。どっちも大好きな故に思っての行動で、当人に悪意はないのだが、その思わぬ行動力に二人は時折悩まされていた。
「えっ?」
聞き返すようにユーフェミアの顔を見るライに、
「立ち話もなんですから、とりあえず、中へと入ってくださいな」
「ユフィ、それは私の言うことでは」
「ふふっ」
笑みを浮かべたユーフェミアが、ライの背中を両手で押すようにして部屋へと入らせるのだが、
「では、私は此処で御暇させていただきますね」
ユーフェミアだけが扉の外へと戻っていき、両手を後ろに組むようにして笑ってそう言った。
「ん? まだ来たばかりであるのに帰るのか?」
椅子から立ち上がり扉のほうへと歩いてきたコーネリアに、ライを一瞥したユーフェミアは、
「私はまた後日にでも。ライさんとのノロケ話はお茶会の席でお菓子代わりにお聞かせくださいね。お姉様」
「なっ!?」
顔を紅くしたまま振り返るコーネリアに、扉の隙間から笑いかけるままユーフェミアはその場を後にした。
遠ざかっていく足音、扉の閉められた部屋は、今は二人きり。
見ような沈黙が流れる中、ライのほうから、口を開いた。
「・・・ノロケ話、とは何の話ですか?」
真面目に返すライから背を向けるまま、紅くなる頬を隠すようにして、
「深くは聞くな・・・」
大人の女性とは思えないどこか少女を思わせる照れ隠しを表情に見せて、澄んだ瞳を向けてくるかライからそらすよう目を瞑るコーネリアがいた。
少し掠れた声で呟くので、首を傾げたライには届かなかったのだった。
[留め]
PR