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別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
追いかけるのはいつも
「ライ。大好きだよ」
スザクの口調を真似て後ろから抱きついてきた人物に対して、ライは、攻撃に身を屈めた隙に手を離した相手の腕から、距離をとろうとしたが、力の差はジノの方が優位にあった。
「ジノ、挨拶は一度でいいはずだ。何度もいらないだろ・・・」
「断る」
肩越しに向けた視線は離せといってるライに、ジノは笑顔で即答した。
背中越しにライの柔らかな髪に頬ずりするように顔を埋めて、ジノは満足げではあったが、ライは抱きつかれたままの上体を不服としていたのは、相手が男というだけではなかった。
「では、言い方を変える。僕から手を離」
自分から攻撃するよりも早く、ジノが吹っ飛んでいることに目を瞬かせたが、足音が近づくと共に空中回し蹴りをお見舞いしたと思わしき、スザクが華麗に着地している姿を見てライは納得する。
しかし、ただでは起きない男だけあって、ライからは離れたもののスザクの攻撃はちゃんと防御していた。
咄嗟の攻撃に慣れているのか、さすがラウンズの一人だと感心したくもなる運動神経だった。
「スザク、俺じゃなかったら、モロに受けてたぞ」
ニィッと好戦的な笑みさえ浮かべて、何事もなかったように立ち上がるジノだったが、スザクは別の事にとらわれていた。
「ライ、大丈夫?」
「ああ・・・」
気配で誰かが来るとは予想はしていたのだが、まさかスザクからあんな蹴り技が飛んでくるとは思ってもよらず、ライは困惑していた。
学園内部では至って穏やかな性格のはずなのに、先ほどは先頭にいるときのような敵意と殺気が感じられたからだった。
「スザク、俺じゃなかったら、モロに受けてたぞ」
ニィッと好戦的な笑みさえ浮かべて、何事もなかったように立ち上がるジノだったが、スザクは別の事にとらわれていた。
「ライ、大丈夫?」
「ああ・・・」
気配で誰かが来るとは予想はしていたのだが、まさかスザクからあんな蹴り技が飛んでくるとは思ってもよらず、ライは困惑していた。
学園内部では至って穏やかな性格のはずなのに、先ほどは先頭にいるときのような敵意と殺気が感じられたからだった。
続く