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別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
C.C.篇
楽しもうにも、何故か追いかけられたりと、色々なことにあい、休憩にと自室に戻ったライは、室内へと入る扉を開いた。
「何だ、遅かったな。待ちくたびれたぞ」
「C.C.・・・・」
何故いるんだとでも続きそうに、名前を呼ぶライに、一体何処から手に入れたのか黒のエプロン付きのワンピースに、チェッカータイツという、不思議の国、アリス姿となったC.C.が、ウサギではなく、チーズくん人形を前にそれを抱きしめるようにして、ベットに腰掛けていた。
「なんだ。お菓子を手にしてないな。貰い損ねたのか?、それとも、全部とられたのか?」
ライの手元に何もないのを見て、そう言うと、もはや反論する気もないのか、黙ったまま、C.C.と同じベットに腰掛けると、ベットが僅かに鳴いた。
「随分と疲れた顔をしているな・・・」
「そうだな。・・・ハロウィンがあんなに大変なものだと思わなかったから、少しは疲れもある。こうして一時でも楽しめるのは、嫌いじゃないが、僕には」
「馴染めてないのか。Trick or treat」
「C.C.。その格好からして、君もハロウィンに参加しているのか」
「ああ、そうだ。だが、私はお菓子よりも、ピザの方が好みだ。なんなら、今ならピザ一つで我慢しといてやってもいいぞ。Trick or Pizzaといったほうがいいか」
ライの呆れた視線とC.C.の笑みがぶつかる。
「ピザをか。無茶を言わないでくれ」
「そうか。では、仕方あるまい、ハロウィンにのっとって、あれをやらねばならなくなるな」
「何をするんだ」
いつの間にか、手を離したチーズくん人形が視界の隅に入り、C.C.がベットに両手をついて、体を前に出すような格好で、耳に息のかかる程近づけた唇が、ささやくように動いた。
「わかっているだろう。悪戯を、な」
C.C.の言葉の後で、ベットが大きくきしんだ音をたてた。
その後、二人が何をしたのかは誰にも知られていない。
「留め]