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コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★2008/11/03 (Mon)
お礼話、ハロウィンのお話。

カレン×ライ(LC主人公)
お話は、続きからになります。
拍手を送る


カレン篇


「カレンなのか?」

 悲鳴のように驚いた声で振り向けば、ミイラ男に扮装しているライの姿が映った。

「ラ、ライ。急に声をかけないでよ。驚くじゃない!」


 

「驚かしたのなら、すまない。ところで、何故こんなところで身を潜めているんだ?」


 

 カレンファンの男子生徒達が菓子を求めて、あるいは、撮影しにやってくるのに、その中にあまりにもしつこい奴らがいた。新聞部だ。そいつらから隠れているのだが、こうして、ひそひそとやっていることすら、不快なのに、ミレイの用意した天使の服装が、学園時のカレンとしては、違和感はないのだが、本来のカレンとしては抵抗感のあるひらひらのレース付きのドレスに、羽姿は、特に見知った人に見られたくはなかったらしく、頬に赤みを差す。オマケとして天使の輪のついた飾は、逃げる途中落としてしまってそのままだ。


 

「しつこい連中から、逃げて最中なのよ」


 

 ライが尋ねる前に、原因が向こうから、顔を出した。


 

「カレンさん、何処にいらっしゃるのですか?」
 


「出てきてくださいッ。僕達、貴方の晴れ姿を人目みたいだけです!」
 


「記念に、一回だけでもいいので撮らせてください、貴方のファンの為に」


 

 聞いているのを知ってかしら知らずか、言いたい放題にカレンの中の何かに触れて、一言口を出そうと立ち上がりそうになった。


 

「何を、かっ・・・・んぐっ!?」


 

「しっ」


 

 それを止めるように、素早く後ろからライの手に口を塞がれて、抵抗しつつ、文句を言ってやろうと視線を仰げば、真剣に連中の様子を伺うライを見て、閉口した。


 

「今、何か声がしなかったか?」


 

 こそこそと話す声に、耳を傾けながら、相手の動向をうかがう。
 一言二言言葉を交わした後、此処にはいないとあきらめて、何処かへと入ってしまう後ろ姿を見送って、ぽんぽんと苦しげにふさいだ手をカレンが叩く。すると、するりと解けた手にたまった息をついて、眇めるようにライを見やった。


 

「すまない」


 

「いいわよ。とりあえず、助かったわ。ありがとう」


 

 立ち上がりかけた、カレンの顔に悲痛に僅かに歪んだ。どうやら、履きなれない靴で
走ったのが原因か、軽くひねってしまった様だ。


 

「カレン、足が」 


 

「ちょっと、ひねったたげだから、心配しないで。戦場の時に比べたら軽いわよ」


 

 足を気にかけつつ、歩き出そうとしたカレンを誰かがひきとめたと思ったら、ふわっと、足が地面から浮いて、近くにライの顔が見えた。


 

「ちょっ!、何、してるのよ!。ライ!」


 

「ひねったようだから、足を悪化させたら悪いと思ったんだが」


 

「いいわよ。自分で歩けるから!。離しなさいよ!」


 

 抵抗にか、恥ずかしいのか、思わず大きくなった声を聞きつけて、さっきの奴らの声がコチラへ来るように聞こえてきた。


 

「・・・・・・」


 

「ほら、なら、早く降ろして、追いつかれる前に」


 

「まずいな」


 

 ライは、カレンを離すどころか、こちらに顔を向けて。


 

「走るから。つかまって」


 

「つかま・・・ひゃ!?」


 

 小さく悲鳴を上げた、カレンから眼を近づいてきた後ろへと視線をやって、そのまま、方向転換をしてお姫様抱っこで、室内を走っていく。さながら、それは、天使を誘拐した悪いミイラ男に見えなくもない光景だが、まだ人の行き交う廊下を、周囲の視線も省みずに、颯爽と駆けていく姿に、自然と左右に人が分かれていく。カレンは抵抗に慌てふためいていたが、周囲の視線と状況に意識して、いつの間にやら大人しくなり、一層に顔を紅くしたカレンは、顔を隠すように俯いた。ライにつかまるように握った手が、不安を思うように強く握り締めた。胸に耳が近かったようで、ドクドクと熱を持った鼓動に、耳を澄ませ、ライも緊張しているのかなっと思ってしまえば、小さく笑いがカレンからこぼれた。

 追いかけて来る後ろの距離は、ライの足の速さに及ばず、あっという間に差を広げられてしまった。そうして、追っ手の気配がないことを確認して、椅子に座らせるようにゆっくりと降ろした。
 連れてこられた、場所は保健室だった。
 運がいいのか悪いのか、先生の姿は何処にもない。


 

「誰もいないのね・・・」


 

 空いたベットに視線をやって、独り言のように言ったカレンは、ライへと振り返ると、幾つかの治療道具を持った、ライと向き合って、カレンが自分で手当てをしようにも、ライが、口を出す前に手当てを始めてしまったので、仕方なく大人しくしている事にした。
 強引さは今考えれば、少し腹が立ったが、カレンを思っての行動である上、悪気もないので、怒りがいつの間にか何処かへ移った。
 手当てを見て、小さく笑ったカレンにライが顔を上げて、


 

「どうした?」


 

「ミイラ男が、手当てしているのが、ちょっとね」


 

「可笑しいのか?」


 

「ううん。そうじゃない。カッコいい、んじゃないかしら」


 

 どうにも素直になれきれないカレンが、口にするにも恥ずかしさをまとってそう口に出すと、


 

「そうか?。だが、けが人を治療するのは当たり前のことに思うが」


 

「まぁ、そうだけど。・・・それより、さっき聞きそびれたんだけど、どうして、カレンなのか?、って尋ねたの」 


 

「ああ、その格好の君を見たとき、正直驚いたんだ」


 

「どうして?」


 

「別人に見えたから・・・だろうか」


 

「学園のときと、黒の騎士団にいる私と、違うからでしょ?」


 

「いや。ああ、でも。カレンがいつも通りの表情になって、安心したよ」


 

 それはどういう意味なのッと、思わず聞き返したくなる言葉を抑えて、照れたようにそっぽを向いて、口を開いた。


 

「どうにか、巻いたみたいだし、ありがとう」


 

 不意に笑った気配を感じて、ますますカレンの頬が赤くなる。ライを見ることが出来ないまま、ふわりと微風に舞うカーテンと、外へと眼を向ける。
 天然な所があるライには、カレンの気持ちは届いていないかもしれない。

 カレンの頭に、何かが乗せられたので、ライへと向けるといつもの無表情ではない。優しげな表情に、視線を正視してしまい、囚われたように動けなくなる。


 

「良かった。偶然でも、つかまる前に先に見つけられて」


 

 ライの静かな言葉と、カレンの呆然とした顔がぶつかる。
 二人の間に、沈黙は出来たが、それは嫌な空気ではなく。
 カーテンを揺らすように室内に入った風が柔らかく二人を包み込む。
 

<留め>

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