コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/10/02 (Sun)
水面には君という波紋
「いや、悪い。そんなわけないよな」
「そうだよ。急に君に彼女が出来たなんて、何も聞いてないから本当にびっくりしたよ」
安心したのかキラキラと晴れやかな笑顔を向けてきたスザクを見て、リヴァルはいや、此処にも一人いたんだなと思ったが、あえて何も言わなかった。
が、ライの弁当が彼女のものからではないと分かった途端、明るくなり始める雰囲気にライ一人だけ不思議そうだった。
「よくはわからないが、恋人が出来たのなら、ミレイさんと君にはまず報告するつもりでいる」
「(いや、それスザクに逆効果だから! というか、そこでどーして会長が? 保護者だからか?)へっへぇ、良かったなぁ。スザク?」
リヴァルは元気付けにと隣のスザクの軽く肩を叩いてみたのだが、悪気なくライ本人から失恋宣告を受けるスザクは、そのことを考えてか既に試合に敗れた敗者のように肩を落としていた。
「(まだ振られた訳じゃねぇから、落ち込むなよ。スザク。というか、俺だけどーしてフォロー役になってんだ?)ああ、でもさ。先の話なんだし、その時どうなるかなんてわからねぇだろ? お前だってまだ学園にいるのかもわかんないしさ」
リヴァルに話を振られ、ライは思案するように表情を変え、そうだろうかっと呟いた。
「そうそう!。お前に彼女が出来るとかは別に置いておくとして、記憶探しも含めて今の生活を楽しむのが会長にとっても嬉しいことなんだから、お前は無理せずにやればいいさ」
「ああ・・・」
「俺も、出来る限りの協力はするが、面倒ごとはほどほどにな」
ライの隣でずっと黙っていたルルーシュがようやく口を開くと、ライの口端についたソースを拭い取る。
それに気づいて顔を向けたライは、女の子が見たら卒倒しそうな微笑を浮かべると、同じく笑い返すルルーシュがそこにいた。
なんだか二人だけでいい雰囲気になっている反対側では、自分もライに協力すると言いたかったらしく、ルルーシュにいいところを持ってかれてしまい、暗い影を背負ったスザクは俯いた顔を上げ、虚空を見つめ今日は空が青いねっと意味不明なことを言いながら、現実逃避に走っていた。
リヴァル一人だけが、この三角関係のような状態についていけず、溜息を漏らしていた。
終わり
「いや、悪い。そんなわけないよな」
「そうだよ。急に君に彼女が出来たなんて、何も聞いてないから本当にびっくりしたよ」
安心したのかキラキラと晴れやかな笑顔を向けてきたスザクを見て、リヴァルはいや、此処にも一人いたんだなと思ったが、あえて何も言わなかった。
が、ライの弁当が彼女のものからではないと分かった途端、明るくなり始める雰囲気にライ一人だけ不思議そうだった。
「よくはわからないが、恋人が出来たのなら、ミレイさんと君にはまず報告するつもりでいる」
「(いや、それスザクに逆効果だから! というか、そこでどーして会長が? 保護者だからか?)へっへぇ、良かったなぁ。スザク?」
リヴァルは元気付けにと隣のスザクの軽く肩を叩いてみたのだが、悪気なくライ本人から失恋宣告を受けるスザクは、そのことを考えてか既に試合に敗れた敗者のように肩を落としていた。
「(まだ振られた訳じゃねぇから、落ち込むなよ。スザク。というか、俺だけどーしてフォロー役になってんだ?)ああ、でもさ。先の話なんだし、その時どうなるかなんてわからねぇだろ? お前だってまだ学園にいるのかもわかんないしさ」
リヴァルに話を振られ、ライは思案するように表情を変え、そうだろうかっと呟いた。
「そうそう!。お前に彼女が出来るとかは別に置いておくとして、記憶探しも含めて今の生活を楽しむのが会長にとっても嬉しいことなんだから、お前は無理せずにやればいいさ」
「ああ・・・」
「俺も、出来る限りの協力はするが、面倒ごとはほどほどにな」
ライの隣でずっと黙っていたルルーシュがようやく口を開くと、ライの口端についたソースを拭い取る。
それに気づいて顔を向けたライは、女の子が見たら卒倒しそうな微笑を浮かべると、同じく笑い返すルルーシュがそこにいた。
なんだか二人だけでいい雰囲気になっている反対側では、自分もライに協力すると言いたかったらしく、ルルーシュにいいところを持ってかれてしまい、暗い影を背負ったスザクは俯いた顔を上げ、虚空を見つめ今日は空が青いねっと意味不明なことを言いながら、現実逃避に走っていた。
リヴァル一人だけが、この三角関係のような状態についていけず、溜息を漏らしていた。
終わり
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