コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/07/17 (Sun)
My being me 歩いた道を振り返る
それでも後を追いかけてくるナナリーに、ライは振り返ると。
「わっ私もライと手を繋ぎたいから、後にでも駄目かな?!」
緊張した面持ちでナナリーが口にすると、ライは首を傾げた後、
「どーしてだ? 手を繋ぐくらいならいつでも」
「本当に?」
「友達に遠慮は要らないといったのは、君じゃないか?」
見上げるナナリーのまっすぐな視線に、ライは言葉の途中恥ずかしくなったのか、仄かに頬を染めて横顔を向けた。
うんっと微笑むナナリーに、ライも吊られたように口元を緩める。
そして、ふと思い出したようにナナリーがスザクに声をかけた。
「あ、スザク。お兄様にはどうしましょう?」
「ルルーシュ? ああ、ライとはあれ以来顔を合わせてないんだっけ」
ライを避けるように最初に遠ざかったルルーシュを思い出し、不機嫌にスザクは眉を顰める。
以前よりもライの良さを知り、仲良くなった分、悪くとられるのが嫌になったのだろうか、何処となく知られたくはない口ぶりにも聞こえた。
「(ルルーシュ? 以前スザクと一緒にいた黒髪の子の事だろうか?)」
二人の間で交わされる会話に出てくる名前に、ライは少年の子とを思い浮かべ、彼は僕との接触を望んでいないように見えたから再び出会ったとしたら、僕はどうすればよいのだろうかと思っていた。
前であったら迷うことなく、自分から避けて距離を置いていたのだが、ナナリーとスザクという存在に出会い関わりあううちに、心境に変化が出てきたらしい。
「いいよ。今はまだ、あいつには黙ってて置いてもなんも問題ないだろ」
「だけど」
確かに今の関係はルルーシュを抜きにしても続いてるのは嬉しいにしても、ずっと隠し通す気ではなかったナナリーは、関係を壊したくないのもあって複雑な表情を浮かべていた。
「ライ、どれもお前にとっては珍しいものばかりだから、きっと楽しいと思うぜ」
気持ちの焦りか、ライの手を引っ張るようにして駆けていくスザクに、待ってと声をかけナナリーが後を追いかける。
どこかで子犬の鳴き声が聞こえ、ライは木の合間に見える空を見上げて、嫌な予感を感じ取っていたのだった。
続く
My being me 歩いた道を振り返る
それでも後を追いかけてくるナナリーに、ライは振り返ると。
「わっ私もライと手を繋ぎたいから、後にでも駄目かな?!」
緊張した面持ちでナナリーが口にすると、ライは首を傾げた後、
「どーしてだ? 手を繋ぐくらいならいつでも」
「本当に?」
「友達に遠慮は要らないといったのは、君じゃないか?」
見上げるナナリーのまっすぐな視線に、ライは言葉の途中恥ずかしくなったのか、仄かに頬を染めて横顔を向けた。
うんっと微笑むナナリーに、ライも吊られたように口元を緩める。
そして、ふと思い出したようにナナリーがスザクに声をかけた。
「あ、スザク。お兄様にはどうしましょう?」
「ルルーシュ? ああ、ライとはあれ以来顔を合わせてないんだっけ」
ライを避けるように最初に遠ざかったルルーシュを思い出し、不機嫌にスザクは眉を顰める。
以前よりもライの良さを知り、仲良くなった分、悪くとられるのが嫌になったのだろうか、何処となく知られたくはない口ぶりにも聞こえた。
「(ルルーシュ? 以前スザクと一緒にいた黒髪の子の事だろうか?)」
二人の間で交わされる会話に出てくる名前に、ライは少年の子とを思い浮かべ、彼は僕との接触を望んでいないように見えたから再び出会ったとしたら、僕はどうすればよいのだろうかと思っていた。
前であったら迷うことなく、自分から避けて距離を置いていたのだが、ナナリーとスザクという存在に出会い関わりあううちに、心境に変化が出てきたらしい。
「いいよ。今はまだ、あいつには黙ってて置いてもなんも問題ないだろ」
「だけど」
確かに今の関係はルルーシュを抜きにしても続いてるのは嬉しいにしても、ずっと隠し通す気ではなかったナナリーは、関係を壊したくないのもあって複雑な表情を浮かべていた。
「ライ、どれもお前にとっては珍しいものばかりだから、きっと楽しいと思うぜ」
気持ちの焦りか、ライの手を引っ張るようにして駆けていくスザクに、待ってと声をかけナナリーが後を追いかける。
どこかで子犬の鳴き声が聞こえ、ライは木の合間に見える空を見上げて、嫌な予感を感じ取っていたのだった。
続く
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