コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2010/03/15 (Mon)
玉城が行くの巻
資金不足その末に、男共だけで話し合った結果、立ち上がった玉城が、カレンに申し立てた。
「カレン、脱いでくれ」
その言葉を合図に狂いのない右ストレートを打たれて、玉城は面白いくらいに後ろに吹っ飛んだ。
吹っ飛んだ先が、ダンボールなどの荷物の積み重ねたところだったので、打ち身だけで済んだ。
玉城を見下ろしたまま肩で息していたカレンは、怒りに顔を赤くしていた。
「何言ってんのよ!?。玉城。ふざけるのも大概にしなさいよ!」
「っちょ、待てよ!。ちゃんと話を聞いてからにしろよ!!」
「ええ、そうね。何処をどう話したら私が脱ぐ話になるのか、聞きたいわね」
「最近、資金不足だって情報が入って、それで稼ぐ方法を俺達で話し合った結果、死んだナオトには悪いけど、此処はお前が脱げば、どぉ」
机の上から、無造作に掴み取った時計を投手の動きでカレンは投げつけ、見事に玉城に命中させた。
「どうしてそうなるのよ!」
「お、お前、ゼロの片腕だろう?!。それぐらいの事は」
打った頭を庇うようにして、玉城は言った。その視線の先には、怒りの表情で仁王立ちするカレンの姿があった。
「・・・何か勘違いしてるけど、いくらなんでもそこまでしないわよ」
ぶつくさ小言で文句をいいながら、ソファにいた井上のほうへと玉城は振り返ると、
「じゃあ、井上」
「じゃあって何かしら。じゃあって」
複雑な女心に触れてしまったらしく、井上は怒りマークを浮かべた笑みで断わった。
「私達の前に、どうしてC.C.に声をかけないのよ」
黒の騎士団内、女性は他にもいるだろうと言いたげにカレンが見下げたまま問いかけると。
「何で、俺がアイツに頭下げなきゃなんねぇんだよ!!」
実に、不快な回答がきた。
「あんたこそ、ゼロのためならやる気あるんでしょ」
井上の言葉に、玉城は唇を尖らせ、
「そりゃそうだけどよー、仮にもゼロの愛人だろ」
「へぇー、私達なら何も問題はないと言いたいの」
ぴくぴくッとカレンのこめかみが反応するのに、気づかず玉城は、
「いいじゃねぇかよ。服の一枚か二枚脱ぐって言っても、そこまでお前らに女としての色気を求めるとかそんな」
「そう。よーくわかったわ」
指を鳴らして迫り寄るカレンと井上に囲まれ、状況をやっと理解した玉城は顔を青くするのだが、遅かったようで、後に殴る音と玉城の悲鳴がしばらく聞こえていた。
「玉城って、たまに余計な一言があるよな」
だが、同じく玉城に同意したとしても、自分は怪我をしたくないとあえて見て見ぬ振りをする黒の騎士団幹部を含めた薄情な男達の中の一人が密かにそんな言葉を漏らしていた。
その後、玉城がなんと説明しても二人は首を縦に振るものはなく、ラクシャータ、神楽耶、千葉と話をつけてみたが、全て断られた挙句に、手痛い仕打ちを貰った。
基地内の廊下にて、年下でありながら容姿においても戦闘能力においても、認めたくはないが優秀であるといえるライの背中に、玉城が後ろから声をかけた。
「おい、ライ」
振り向けば、まるで戦場後のように、顔を痣と腫れで普段とは全く違う容姿に変貌した玉城に、あまり表情を変える事のないライが目を見開いた。
だが、玉城の性格を少ない日数ながら理解しているライは、誰かに失言をもらしたのだろうとすぐに表情を元に戻した。
「その怪我はどうしたんだ」
「・・・お前って、俺の仲間だよな」
答えるでもなく、顔を背けた玉城は、後ろ頭をかく様にして言葉を出した。
黒の騎士団に入団してから、その活躍もあって、少しずつ認められだしたライには、何故今更確認をというように、小さく首を傾げると、
「でもって、ダチだよな。理由は違えど、黒の騎士団であるのには誇りはあるよな。ゼロの為なら何でもやるよな」
伸ばした両手をライの両肩に掴むようにして、玉城は真摯な瞳で見つめてきた。
差し迫るような雰囲気を持っていて何か不気味なものに思えたライは、一歩後ろに引くようにして問いかける。
「なんなんだ。急に」
「いいから、答えろよ!。ゼロの為なら、一肌脱いでくれるよな。な?」
「・・・あ、ああ」
「良し、コレで決まったな」
にやりと口端を引き上げるようにして嫌な笑いを見せた玉城に、その意味とする理由がわからずライは無言となり、それと同時に、何かよからぬ胸騒ぎを覚えた。
続く
玉城の扱いが可哀相になってるけど、書いてて面白かったです。
カレンと井上とライ出演。
今後の展開はどうなるのでしょうか?
お話は、続きからになります。
カレンと井上とライ出演。
今後の展開はどうなるのでしょうか?
お話は、続きからになります。
玉城が行くの巻
資金不足その末に、男共だけで話し合った結果、立ち上がった玉城が、カレンに申し立てた。
「カレン、脱いでくれ」
その言葉を合図に狂いのない右ストレートを打たれて、玉城は面白いくらいに後ろに吹っ飛んだ。
吹っ飛んだ先が、ダンボールなどの荷物の積み重ねたところだったので、打ち身だけで済んだ。
玉城を見下ろしたまま肩で息していたカレンは、怒りに顔を赤くしていた。
「何言ってんのよ!?。玉城。ふざけるのも大概にしなさいよ!」
「っちょ、待てよ!。ちゃんと話を聞いてからにしろよ!!」
「ええ、そうね。何処をどう話したら私が脱ぐ話になるのか、聞きたいわね」
「最近、資金不足だって情報が入って、それで稼ぐ方法を俺達で話し合った結果、死んだナオトには悪いけど、此処はお前が脱げば、どぉ」
机の上から、無造作に掴み取った時計を投手の動きでカレンは投げつけ、見事に玉城に命中させた。
「どうしてそうなるのよ!」
「お、お前、ゼロの片腕だろう?!。それぐらいの事は」
打った頭を庇うようにして、玉城は言った。その視線の先には、怒りの表情で仁王立ちするカレンの姿があった。
「・・・何か勘違いしてるけど、いくらなんでもそこまでしないわよ」
ぶつくさ小言で文句をいいながら、ソファにいた井上のほうへと玉城は振り返ると、
「じゃあ、井上」
「じゃあって何かしら。じゃあって」
複雑な女心に触れてしまったらしく、井上は怒りマークを浮かべた笑みで断わった。
「私達の前に、どうしてC.C.に声をかけないのよ」
黒の騎士団内、女性は他にもいるだろうと言いたげにカレンが見下げたまま問いかけると。
「何で、俺がアイツに頭下げなきゃなんねぇんだよ!!」
実に、不快な回答がきた。
「あんたこそ、ゼロのためならやる気あるんでしょ」
井上の言葉に、玉城は唇を尖らせ、
「そりゃそうだけどよー、仮にもゼロの愛人だろ」
「へぇー、私達なら何も問題はないと言いたいの」
ぴくぴくッとカレンのこめかみが反応するのに、気づかず玉城は、
「いいじゃねぇかよ。服の一枚か二枚脱ぐって言っても、そこまでお前らに女としての色気を求めるとかそんな」
「そう。よーくわかったわ」
指を鳴らして迫り寄るカレンと井上に囲まれ、状況をやっと理解した玉城は顔を青くするのだが、遅かったようで、後に殴る音と玉城の悲鳴がしばらく聞こえていた。
「玉城って、たまに余計な一言があるよな」
だが、同じく玉城に同意したとしても、自分は怪我をしたくないとあえて見て見ぬ振りをする黒の騎士団幹部を含めた薄情な男達の中の一人が密かにそんな言葉を漏らしていた。
その後、玉城がなんと説明しても二人は首を縦に振るものはなく、ラクシャータ、神楽耶、千葉と話をつけてみたが、全て断られた挙句に、手痛い仕打ちを貰った。
基地内の廊下にて、年下でありながら容姿においても戦闘能力においても、認めたくはないが優秀であるといえるライの背中に、玉城が後ろから声をかけた。
「おい、ライ」
振り向けば、まるで戦場後のように、顔を痣と腫れで普段とは全く違う容姿に変貌した玉城に、あまり表情を変える事のないライが目を見開いた。
だが、玉城の性格を少ない日数ながら理解しているライは、誰かに失言をもらしたのだろうとすぐに表情を元に戻した。
「その怪我はどうしたんだ」
「・・・お前って、俺の仲間だよな」
答えるでもなく、顔を背けた玉城は、後ろ頭をかく様にして言葉を出した。
黒の騎士団に入団してから、その活躍もあって、少しずつ認められだしたライには、何故今更確認をというように、小さく首を傾げると、
「でもって、ダチだよな。理由は違えど、黒の騎士団であるのには誇りはあるよな。ゼロの為なら何でもやるよな」
伸ばした両手をライの両肩に掴むようにして、玉城は真摯な瞳で見つめてきた。
差し迫るような雰囲気を持っていて何か不気味なものに思えたライは、一歩後ろに引くようにして問いかける。
「なんなんだ。急に」
「いいから、答えろよ!。ゼロの為なら、一肌脱いでくれるよな。な?」
「・・・あ、ああ」
「良し、コレで決まったな」
にやりと口端を引き上げるようにして嫌な笑いを見せた玉城に、その意味とする理由がわからずライは無言となり、それと同時に、何かよからぬ胸騒ぎを覚えた。
続く
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