コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★ お気に入り
★2011/03/21 (Mon)
どうやら、君には依存性があるらしい
「学校で目立った行動は、避けたかったんじゃないのか」
特に怒った様子もなく訊ねてきたジノに、スザクは無言で一瞥を寄こすだけで、
「行こう。ライ」
とライの白い手を自分の手に繋いで連れて歩き始めた。
「ふーん。周りに関心ない奴だと思ってたけど、手近に執着するものがあったんだな」
その背を見送り、ジノはポケットに手をつっこむようにして呟いた声を拾うものはその場にいなかった。
白い手がスザクの強い力により、若干赤くなり痛みを伴う。
ライは足早に無言で歩き始めたスザクを心配げに見つめるが、何も反応がないのにライも黙ったままでいると、
「彼には悪かったと思ってる。ジノの抱きつき癖は今に始まったことじゃないし、悪気のないことだとは知っていたとしても」
スザクのほうからぽつりと話し始めた事に、顔をあげたライだったが、前を向いたままだったのでその背しか見ることはできなかった。
「僕は嫌だったんだ。君の背中を守るために預けるのは誰でもいいけど、やっぱり最後に・・・抱きしめるのは僕でいいと思うから」
「っ!?」
「君もそう思ってる、でしょ?」
途端に立ち止まったスザクは、ライを振り返る。
目を細めて穏やかな表情で笑いかけていたけれど、ライはその透明感のある白い頬を仄かに赤く色づけて、答えに困るといったように目を伏せるものの、小さく呟いた。
「君は独占欲が強いな」
「うん。今に始まったことじゃないけどね」
ぎゅっとライの手を強く掴んでスザクは歩いていく。
協力するのは簡単だが、その手も背中も信頼に預けられるのは、スザクだけだと改めたライもやはりスザクと気持ちは同等なのであった。
終わり
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