コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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----LC小説---- BL小説
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/03/23 (Wed)
ルールを設けましょう
生徒会室では通常通りの業務をとはいかず、束の間の遊びに興じていた。
「私のターン。ふーん、なるほど」
「ふふんっ♪ 会長~。何を出そうが俺には」
机をはさんで向かい合った二人は、手元に何枚かのカードを手にしていた。
今のところリヴァルが優勢らしく、笑みさえ浮かべて余裕ある表情を見せていた。
「リヴァル・・・」
「はい?なんですか?」
「『貴方に負けても好きだから、全然悔しくないかも』」
はにかむような笑顔を向けられ、リヴァルは振られた痛手もなんのその、ぐさりと胸に屋をいぬような言葉に、椅子から転げ倒れた。
ちーんっとちいさな鐘の音が鳴る様な、第三者にしては面白いこけ方だった。
それを取り囲むようにして見ていたシャーリーとニーナとスザクは、リヴァルが勝つとは思ってもよらずやっぱりと、どこか動じようめいた視線を送っていた。
「会長~、連勝ですね」
「ふふっ、今のところはね。運気のあるうちに、もっと強い相手に挑戦してみるのも面白そうよね」
「私とニーナは、もう負けちゃったから、後は」
「そうだ。見てたのならルールくらい覚えたわよね。スザク君も対戦してみる?」
スザクは遠慮気味に誘いを断るように手を振って、餌をねだるアーサーの相手をすべく奥へと行ってしまうと、入れ替わるように扉のほうからルルーシュとライがやってきた。
きらりとミレイの目がターゲットを見つけたように光ったが、それに気づいたのはニーナだけだった。
「ルルーシュ~、ライ~。いいところに」
手招きして呼び寄せた二人に、先ほど自分達が座った椅子に、向かい合うようにルルーシュとライを座らせたミレイは至極楽しそうに笑っていた。
「業務も手をつけず、遊んでいたんですか?休憩を取るのは結構ですが、ほどほどに仕事に手を空けると、他に支障が」
「はいはい」
呆れ顔のルルーシュが説教くさい話に持っていこうとするのを、切るようにして二人の前にカードを差し出した。
「賭けチェスの続きってことで、コレより二人で勝負」
「会長、俺たちは今賭け事をする気は」
「そういうと思って、二人のうちどっちかが勝利すれば、私も文句言わずに真面目に業務に戻ります」
「条件ですか?だとしても、会長は不利でしょう。俺達が早くに切り上げればそれで終わることだと」
「そうね。ただし、二人がゲームを辞退したり途中でやめたりすると今の話は無しね」
ようはゲームを止めず、どっちかが勝ては済む話だというのは明白で、会長がためまくった仕事を片付けてくれるならばと、真面目な二人はひとまず離しにのることにして、ゲームを始めることになった。
続く
ルールを設けましょう
生徒会室では通常通りの業務をとはいかず、束の間の遊びに興じていた。
「私のターン。ふーん、なるほど」
「ふふんっ♪ 会長~。何を出そうが俺には」
机をはさんで向かい合った二人は、手元に何枚かのカードを手にしていた。
今のところリヴァルが優勢らしく、笑みさえ浮かべて余裕ある表情を見せていた。
「リヴァル・・・」
「はい?なんですか?」
「『貴方に負けても好きだから、全然悔しくないかも』」
はにかむような笑顔を向けられ、リヴァルは振られた痛手もなんのその、ぐさりと胸に屋をいぬような言葉に、椅子から転げ倒れた。
ちーんっとちいさな鐘の音が鳴る様な、第三者にしては面白いこけ方だった。
それを取り囲むようにして見ていたシャーリーとニーナとスザクは、リヴァルが勝つとは思ってもよらずやっぱりと、どこか動じようめいた視線を送っていた。
「会長~、連勝ですね」
「ふふっ、今のところはね。運気のあるうちに、もっと強い相手に挑戦してみるのも面白そうよね」
「私とニーナは、もう負けちゃったから、後は」
「そうだ。見てたのならルールくらい覚えたわよね。スザク君も対戦してみる?」
スザクは遠慮気味に誘いを断るように手を振って、餌をねだるアーサーの相手をすべく奥へと行ってしまうと、入れ替わるように扉のほうからルルーシュとライがやってきた。
きらりとミレイの目がターゲットを見つけたように光ったが、それに気づいたのはニーナだけだった。
「ルルーシュ~、ライ~。いいところに」
手招きして呼び寄せた二人に、先ほど自分達が座った椅子に、向かい合うようにルルーシュとライを座らせたミレイは至極楽しそうに笑っていた。
「業務も手をつけず、遊んでいたんですか?休憩を取るのは結構ですが、ほどほどに仕事に手を空けると、他に支障が」
「はいはい」
呆れ顔のルルーシュが説教くさい話に持っていこうとするのを、切るようにして二人の前にカードを差し出した。
「賭けチェスの続きってことで、コレより二人で勝負」
「会長、俺たちは今賭け事をする気は」
「そういうと思って、二人のうちどっちかが勝利すれば、私も文句言わずに真面目に業務に戻ります」
「条件ですか?だとしても、会長は不利でしょう。俺達が早くに切り上げればそれで終わることだと」
「そうね。ただし、二人がゲームを辞退したり途中でやめたりすると今の話は無しね」
ようはゲームを止めず、どっちかが勝ては済む話だというのは明白で、会長がためまくった仕事を片付けてくれるならばと、真面目な二人はひとまず離しにのることにして、ゲームを始めることになった。
続く
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