コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2011/11/28 (Mon)
大事なものだけ知ってたから
ゼロが黙認するはずもないと、悪気はないにしても後になって怒りをかわれる皆の心配に出た、呆れたものを含んでいたのだった。
ライの意思とは無関係に、基地内部とは思えないほど結婚式である披露宴の準備は、黒の騎士団員達と四聖剣により着々整い始める。
それらを眺め、いつもの無表情は何処へやら困惑を浮かべるライの元にさらに困惑を強める人物がやってきた。
「ゼロがお前を新団員として迎えてからというもの、確かにお前は俺以上の圧倒的な実力を見せ付け、ゼロの片腕となるまでに戦闘隊長という地位までのし上がったけどよ。水臭ぇなぁ。何で俺に一言いわねぇんだよ!。俺お前の事本当は好きだったのによ」
涙ながらに両肩に手を置いてすがり付いてくる玉城からの告白に、ライの方が困り果てる。
「いや、泣かないでくれ。泣きたいのは僕のほうだ。後、誤解を受ける告白をこの場でしないでくれるか」
話の流れで見ると、好きという意味が仲間としてというよりも、違う意味に捉えられそうで、ただでさえゼロと乾坤式を挙げることが自然に進んでいるというのに、さらに誤解を重ねたくはないと誰かに助けを求めるようにライは周囲に目を向けると、瓶のお酒を片手既に出来上がっている扇と目が合った。
というより、扇のほうからこれまた泣きながら近づいてきた。
「ライ、結婚おめでとうな。俺がもうちょっとしっかりと団員をまとめる力があれば、お前に苦労はさせなかったのになぁ。今まで何も出来なかったけど、おっ俺、お前への感謝も含めてめいっぱいお祝いしてやるからな。幸せになれよ!」
涙と汚い鼻水交じりで顔をあげた扇は、冗談で言っているとは到底思えないのもあったが、部下というよりも娘を嫁に出す父親のような送り出しに、ライは何も言えず、ただ玉城と肩を組むようにしていく背中を美登゛蹴るしかなかった。
「何で、扇さんは既に酔ってるんだ?」
「自棄酒じゃない」
声に気づいて隣を見ると、カレンがやや呆れたように二人の背中へと目を眇めた後、小さくライに聞こえない声で呟いた。
続く
ゼロが黙認するはずもないと、悪気はないにしても後になって怒りをかわれる皆の心配に出た、呆れたものを含んでいたのだった。
ライの意思とは無関係に、基地内部とは思えないほど結婚式である披露宴の準備は、黒の騎士団員達と四聖剣により着々整い始める。
それらを眺め、いつもの無表情は何処へやら困惑を浮かべるライの元にさらに困惑を強める人物がやってきた。
「ゼロがお前を新団員として迎えてからというもの、確かにお前は俺以上の圧倒的な実力を見せ付け、ゼロの片腕となるまでに戦闘隊長という地位までのし上がったけどよ。水臭ぇなぁ。何で俺に一言いわねぇんだよ!。俺お前の事本当は好きだったのによ」
涙ながらに両肩に手を置いてすがり付いてくる玉城からの告白に、ライの方が困り果てる。
「いや、泣かないでくれ。泣きたいのは僕のほうだ。後、誤解を受ける告白をこの場でしないでくれるか」
話の流れで見ると、好きという意味が仲間としてというよりも、違う意味に捉えられそうで、ただでさえゼロと乾坤式を挙げることが自然に進んでいるというのに、さらに誤解を重ねたくはないと誰かに助けを求めるようにライは周囲に目を向けると、瓶のお酒を片手既に出来上がっている扇と目が合った。
というより、扇のほうからこれまた泣きながら近づいてきた。
「ライ、結婚おめでとうな。俺がもうちょっとしっかりと団員をまとめる力があれば、お前に苦労はさせなかったのになぁ。今まで何も出来なかったけど、おっ俺、お前への感謝も含めてめいっぱいお祝いしてやるからな。幸せになれよ!」
涙と汚い鼻水交じりで顔をあげた扇は、冗談で言っているとは到底思えないのもあったが、部下というよりも娘を嫁に出す父親のような送り出しに、ライは何も言えず、ただ玉城と肩を組むようにしていく背中を美登゛蹴るしかなかった。
「何で、扇さんは既に酔ってるんだ?」
「自棄酒じゃない」
声に気づいて隣を見ると、カレンがやや呆れたように二人の背中へと目を眇めた後、小さくライに聞こえない声で呟いた。
続く
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