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コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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web拍手にあるのは、女体化ライ小説(絵含む)・現在6種類。女性化ライ・番外 スザク篇話追加


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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★2010/07/25 (Sun)
読みたい投票へぽちりとありがとうございます。女性と恋愛のコメントにて、ネリ様希望とありましたので恋人設定で
コーネリア×ライ(女体化)です。
お話は、続きからになります。

Girls Dream of bubble・番外編 微笑みは薔薇の棘のように



 庭園にて、風に乗り香りを届け、花の咲き誇る中にテーブルと二つの椅子を置いて、ティータイムを味わいながら鑑賞する。
 今のこのときだけ戦いではなくただ安らかな気持ちに慣れるのは、ユフィとの思い出が私の中にいづいているのかもしれない。

 今は少しだけ違う意味を持つのは、傍らにお前がいるおかげなのだろう。

 私との出会いはお前にとっていかがなものだったのろうか。過去を振り返っても今のお前との関係は崩せないにしても、いらぬ心配だろうか。
 ライ、お前がいつか私の元を離れてしまうのではないかと杞憂さえ抱くのだ。


「ライ」


 伏せた長い睫を持ち上げると、銀の瞳が映る。
 透明な色の中に私が映るのだ。まるで水鏡に似てとても静かに確かな含英がそこにある。


「コーネリアさん」

「ん」


 少し首を傾げるように私が眺めるのに、お前は
変わらぬ表情でありながらも態度とそのまっすぐな眼差しは真摯なものたった。
 それが普段のお前よりも雰囲気を含めや笑いものに見えるのだとしたら、誰の影響なのかそれが私であるなら尚嬉しく思う。


「何時にも増して、雰囲気が和らいでますね」

「そうか?。・・・そうだな。お前といると知らず知らずその不思議な雰囲気に引き込まれているように感じられるからな」

「僕がですか? 今は特に何もしていない気がしますか」


 お前自身が、それに気づいてないのだろう。
ユフィと雰囲気は違うか、ライにもそれとは違う安心感を与えることに、戦いにいるときと今とでだいぶ雰囲気が違っているのは、ライにも同じことはいえる。
 ただ、私と違うのは、それは無意識で、本人に自覚とないということだけだ。
 
 だから、ギルとて力がある部下以前に言葉がくだけるのだろう。


「お姉様」


 不意に顔をあげたライが私の背後へと視線を送るのに、その目線を追いかけると、笑顔で手を振りながらかけてくる妹の姿を目にする。


「ユフィ」


 私とライが親密な関係と知り、一番喜んだのはほかならぬユフィだった。
 何故かとそう問うと、彼女は私が以前のように笑うように雰囲気が変わったからだと聞いたことがある。
 昔ほど悠長に構える姿勢は取らなくなったものの、以前の私と今の私は違うのは、大事な人が二人も増えたからだろうか。お前達の存在が私をいい意味で強くしている気がするのだっと言ったら信じられるだろうか。
 ユフィは駆けてくるなり、こうして私へと話しかけるのだが、


「聞いてくださいお姉様。って、ああ、ライ。いらっしてたのですね」

 
 ライを見た瞬間は、いつもこうだ。
 喜びを体で表す様に、笑顔でライに抱きついた。お前のその無邪気さは昔と変わらないが、私は慣れてるにしても、ライは戸惑ってるぞ。


「ユフィ。ライが困ってる。それに、ライを抱きしめていいのは私だけだぞ。ん?」


 目を細め問いかけるよう視線を向けると、目が合ったライが白い頬に薄紅色を浮かべ視線を伏せる。
 そんな些細な仕草を私は愛おしいと思う様に見つめると、ユフィが私へと振り返る。


「大丈夫ですよ。お姉様の恋人を横から奪うようなことは考えていませんから」

「そうか」

「ユーフェミア皇女殿下」


 首に抱きついたままのユフィに、ライがひどくうろたえているのはまだ男の性質が残っているのか、照れる様子は妹と戯れているようで、微笑ましく思う。


「ライ。以前の呼び名ではなく、ユフィと呼んでくださいと何度言えばいいのですか。抱きつくのにも慣れてないのなら、私がまずお手本に」

「止めろ。それに、あまりからかい過ぎると本気にされるぞ」

「お姉様も昔は快く譲ってくださったのに、今は違いますし、少し寂しいですよ」

「何を言う。同等に扱えと進言したのはお前のほうじゃなかったか」

「でも、少しくらいなら」


 後ろから抱きついたライの頬にユフィは頬を寄せて甘えを見せる。
 私もユフィの頑固さに戸惑うものはあるが、ライもまたそうだろう。
 困惑したままライは訴えるように私を見つめるが、下がり気味の眉が困り顔で可愛いなどとこんな時にも思えてしまった。


続く

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