コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
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★ お気に入り
★2010/07/29 (Thu)
ひきこもり日和
「ちょっと待て!」
近づいてきたC.C.がカレンの制止も聞かず、扉を開く。
当然、待っていたライと目を合わせ、様子を見ていたC.C.が納得したようにカレンを一瞥して面白そうに目を細めてから、ライへと向き合う。
「卜部はどうした?」
ピザを受け取ったC.C.が気になったわけではなかったのだが、カレンの反応を見るために訊ねた。
「?。どうして、聞くんだ?」
「いや、お前が来たことにひどく驚いているのでな」
勿論、カレンの事なのだが、そうと表すように背後から何かいいだけな視線が突き刺さっていたが、ライに伝わるはずもなく別の解釈をして。
「ああ・・・。今は体調があまりよろしくないということで、居合わせた僕が運ぶことになったのだが、・・・卜部さんと何かあるのか?」
「何かとはなんだ?」
「最近の卜部さんは、どうも、疲労が目に見えているから、僕も心配なんだ。何か心当たりがあるのなら」
「それは、私の知ったことではない・・・が、丁度いい。しばらくお前も付き合っていけ」
「いや、僕はこれから」
「お茶ぐらい入れてやるから、心配はするな」
ライを部屋の中へと引っ張るようにして招き入れたC.C.にカレンがその手を止める。
「なっ、ちょっと、勝手に!」
「コイツが部屋に入るのは何か問題でもあるのか?」
「そうはいってないでしょう!」
ライの視線に気づいて、カレンが声を潜めるようにして、
「部屋がまだ散らかってるから、先に片付けてからでも」
しかし、C.C.はライのほうを振り返るようにして、
「ライ、部屋に入って余計なものを見ても、個人で見られたくはないものはあるから、その辺は、お前も配慮して」
「だから!」
ライを追い出す気もないC.C.にカレンの方がいつもより大きな声で荒げる。
悪くなっていく空気に、ライは何事かと戸惑いの視線を浮かべ問いかけるようにカレンの名を呟く。
「カレン?」
「どうする。私らはしばらく待機状態だ。お前とで退屈だったろ。だから、アイツをどうしたいかはお前しだいだぞ」
囁くように、挑発の笑みを見せたC.C.と不思議に目を瞬かせてその様子を見守っているライに、挟まれ意を決したように息をついたカレンが口を開いた。
「・・・わかったわよ」
口端を引き上げるC.C.にまんまと乗せられたような感じを受けながら、カレンを目を伏せ、掴んだその腕を手放したのだった。
終わり
ひきこもり日和
「ちょっと待て!」
近づいてきたC.C.がカレンの制止も聞かず、扉を開く。
当然、待っていたライと目を合わせ、様子を見ていたC.C.が納得したようにカレンを一瞥して面白そうに目を細めてから、ライへと向き合う。
「卜部はどうした?」
ピザを受け取ったC.C.が気になったわけではなかったのだが、カレンの反応を見るために訊ねた。
「?。どうして、聞くんだ?」
「いや、お前が来たことにひどく驚いているのでな」
勿論、カレンの事なのだが、そうと表すように背後から何かいいだけな視線が突き刺さっていたが、ライに伝わるはずもなく別の解釈をして。
「ああ・・・。今は体調があまりよろしくないということで、居合わせた僕が運ぶことになったのだが、・・・卜部さんと何かあるのか?」
「何かとはなんだ?」
「最近の卜部さんは、どうも、疲労が目に見えているから、僕も心配なんだ。何か心当たりがあるのなら」
「それは、私の知ったことではない・・・が、丁度いい。しばらくお前も付き合っていけ」
「いや、僕はこれから」
「お茶ぐらい入れてやるから、心配はするな」
ライを部屋の中へと引っ張るようにして招き入れたC.C.にカレンがその手を止める。
「なっ、ちょっと、勝手に!」
「コイツが部屋に入るのは何か問題でもあるのか?」
「そうはいってないでしょう!」
ライの視線に気づいて、カレンが声を潜めるようにして、
「部屋がまだ散らかってるから、先に片付けてからでも」
しかし、C.C.はライのほうを振り返るようにして、
「ライ、部屋に入って余計なものを見ても、個人で見られたくはないものはあるから、その辺は、お前も配慮して」
「だから!」
ライを追い出す気もないC.C.にカレンの方がいつもより大きな声で荒げる。
悪くなっていく空気に、ライは何事かと戸惑いの視線を浮かべ問いかけるようにカレンの名を呟く。
「カレン?」
「どうする。私らはしばらく待機状態だ。お前とで退屈だったろ。だから、アイツをどうしたいかはお前しだいだぞ」
囁くように、挑発の笑みを見せたC.C.と不思議に目を瞬かせてその様子を見守っているライに、挟まれ意を決したように息をついたカレンが口を開いた。
「・・・わかったわよ」
口端を引き上げるC.C.にまんまと乗せられたような感じを受けながら、カレンを目を伏せ、掴んだその腕を手放したのだった。
終わり
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