コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2009/07/09 (Thu)
ようやく、カリーヌ書けました。カリーヌの性格がまだいま一つ掴めてませんが、小悪魔なところもあったらいいな、っというのが私の希望するところです。
カリーヌ×ライです。
お話は、続きからになります。
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カリーヌ×ライです。
お話は、続きからになります。
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友情の有効期限
小さな頬を膨らませ、非難するように訴えかけるのは瞳は上目遣い、普段は、快活で表情をくるくると変える可愛らしいカリーヌなのだが、ナナリーに関わる事が自分の周りにあると、気に食わないらしく、椅子に腰掛けたまま、今日あった話を聞かせてと強請っておいて、カリーヌはライの話を聞きながら不機嫌になる。
「また、あの子の話?」
「話をしていただけですよ?。それに、あの女ではなく、ナナリーという名前がありますが」
「私には、名前を呼ばなくても、それで通じるのよ」
子供ぽく拗ねたように、カリーヌは横を向いてしまった、動きに合わせて左右にくくった赤みのあるツインテールが僅かに揺らめくと同時に、ライは、溜息をついた。
「年も近いと聞きました。仲良くとはいかなくても、一度話をしてみてはいかがですか?」
その言葉に櫛をテーブルに置いて、カリーヌが顔だけを振り返って、視線をするどめる。
「ライ、あなた口が過ぎるわよ。私は自分の意志を曲げてまで、あいつと仲良くする気がないの」
素直に自分の意見を言うところは、いいのだけれど、感情的過ぎるところが玉にキズなのだが、縁があってか、こうして知り合って、何度か会って話すうち、カリーヌの部屋にまで上がれるようになって、遺族からは友好的に、
「大人ばかりで周りが構うせいか、性格はあのようになってしまったが、あの子は本来はいい子なのだ。君の話を聞かせてもらったけれど、その時のカリーヌは嬉しそうだったよ。あまり、そういう話を聞くことがなくて、私も叔父として喜ばしい事だ。どうか、これからも、カリーヌをよろしく頼む」
と言われてしまい、カリーヌの友達というより、お目付け役のような役割となってしまったライは、ナナリーとは大きく違う年下の女の子に
「向こうから言ってくるのなら、考えてあげるけど。その前に、一つ面白い余興が出来るかもね。あいつの血で」
「カリーヌ…」
そして、時折残酷な言葉をその愛らしい口で言うのだ。
戦うものの中には、好戦的な態度をとるものもいるが、カリーヌはそう言った戦いの場には出てはいない。ライに出会う前に、何処でその影響を彼女にもたらしたのか、それは彼女の周りにあるとライは、理解する。ナナリーには、ルルーシュという兄がいたけれど、カリーヌは家族に囲まれていても、何処となく一人きりなように見えた。
それは、彼女の性格による強みか、それとも、貴族としてのプライドなのか、ライには、わからなかった。
それでも、椅子から腰を上げて全身鏡に映って、本などの筆記用具を片手に持ったまま、自分の姿を確認したカリーヌへと声をかけた。
「カリーヌ。今日は、外に出かけないのですか?」
「外に? 私はこれ、今から勉強があるの」
「今日は、真面目ですね」
「そうね、今日はそうすることに決めたの。考えたのよ、あいつよりも上に行くためなら、今出来る事して、前に進むのよ。強くて綺麗なマリアンヌ様みたいにね。敵わないって、あいつが泣いて膝まづくようになるまで」
「カリーヌ姫は、早く大人になりたいのですか」
「当然でしょ?。大人でないとやれないことって、あるわ。それに、ナナリーを遠ざけるには、それが一番なのよ」
「今やりたいことは今しかない」
「何、それ?」
「僕の友人の言葉です。カリーヌが焦らなくても、あっという間に変わっていく。僕も過去の記憶をなくていても、こうして、人とであって、今君と喋っている。それが、変わっていくもの。そうして、成長してわかっていくこともあるけど、カリーヌは大人になってから、やりたいことを探す前に、今子供のままでやれることを見つけていくそれも大事なことだと思います。それを僕は友人を通してそれを知りました」
「子供は子供らしくってそう言いたいの?」
「そう聞こえたのなら、それは違いますよ」
「よくわからないけど、遊べるのは子供の特権よね。遊びたくなったら、ライを最初に誘うわね」
「呼び出しがあれば、答えますが、ほどほどに頼め」
ライに近づいて背伸びをし、チュッと頬にキスを残したことに、ライの瞳が開いて固まり言いかけたまま止まる。それに口元を笑みに変えて、小さな足を床へと蹴る様に出入り口である自室の扉から廊下へと移って、半分ほど開いたままドアノブに手をかけたまま、カリーヌはその場でライを振り返って、片目を瞑って少しだけ舌を出してから言った。
「ライばかりを相手にしてるわけじゃないのよ。私も。だけど、今ので予約しておいたから、忘れないでよ」
ぱたんっと扉を閉める際にそんな言葉を残していった。
カリーヌの自室に残されたままのライは、キスを受けた方の頬を手に当て、そのまま近くのベットに腰を降ろした。
開いた窓からカーテンを揺らめかして、室内へと入り込んだ風が、ライの髪を揺らめかせた。風により、顔にかかった髪と俯いた顔により、表情が見えなくなる。
見えたのは、口元だけ、それが引き上げるように上を向く。
ライより小さな年下の女の子は、強気に手を焼かせることはあっても、子供ぽさは残る。
兄ではなくても、兄に近いやり方で接していても、変わることはあるのだと、それが合図のように恋となるのは、いつの日だろう。
雲の流れのように変わり行く心は、何処に向かうのかは、知らないけれど、まだお互いを意識してないまま、日々を過ごしているのだった。
[留め]
小さな頬を膨らませ、非難するように訴えかけるのは瞳は上目遣い、普段は、快活で表情をくるくると変える可愛らしいカリーヌなのだが、ナナリーに関わる事が自分の周りにあると、気に食わないらしく、椅子に腰掛けたまま、今日あった話を聞かせてと強請っておいて、カリーヌはライの話を聞きながら不機嫌になる。
「また、あの子の話?」
「話をしていただけですよ?。それに、あの女ではなく、ナナリーという名前がありますが」
「私には、名前を呼ばなくても、それで通じるのよ」
子供ぽく拗ねたように、カリーヌは横を向いてしまった、動きに合わせて左右にくくった赤みのあるツインテールが僅かに揺らめくと同時に、ライは、溜息をついた。
「年も近いと聞きました。仲良くとはいかなくても、一度話をしてみてはいかがですか?」
その言葉に櫛をテーブルに置いて、カリーヌが顔だけを振り返って、視線をするどめる。
「ライ、あなた口が過ぎるわよ。私は自分の意志を曲げてまで、あいつと仲良くする気がないの」
素直に自分の意見を言うところは、いいのだけれど、感情的過ぎるところが玉にキズなのだが、縁があってか、こうして知り合って、何度か会って話すうち、カリーヌの部屋にまで上がれるようになって、遺族からは友好的に、
「大人ばかりで周りが構うせいか、性格はあのようになってしまったが、あの子は本来はいい子なのだ。君の話を聞かせてもらったけれど、その時のカリーヌは嬉しそうだったよ。あまり、そういう話を聞くことがなくて、私も叔父として喜ばしい事だ。どうか、これからも、カリーヌをよろしく頼む」
と言われてしまい、カリーヌの友達というより、お目付け役のような役割となってしまったライは、ナナリーとは大きく違う年下の女の子に
「向こうから言ってくるのなら、考えてあげるけど。その前に、一つ面白い余興が出来るかもね。あいつの血で」
「カリーヌ…」
そして、時折残酷な言葉をその愛らしい口で言うのだ。
戦うものの中には、好戦的な態度をとるものもいるが、カリーヌはそう言った戦いの場には出てはいない。ライに出会う前に、何処でその影響を彼女にもたらしたのか、それは彼女の周りにあるとライは、理解する。ナナリーには、ルルーシュという兄がいたけれど、カリーヌは家族に囲まれていても、何処となく一人きりなように見えた。
それは、彼女の性格による強みか、それとも、貴族としてのプライドなのか、ライには、わからなかった。
それでも、椅子から腰を上げて全身鏡に映って、本などの筆記用具を片手に持ったまま、自分の姿を確認したカリーヌへと声をかけた。
「カリーヌ。今日は、外に出かけないのですか?」
「外に? 私はこれ、今から勉強があるの」
「今日は、真面目ですね」
「そうね、今日はそうすることに決めたの。考えたのよ、あいつよりも上に行くためなら、今出来る事して、前に進むのよ。強くて綺麗なマリアンヌ様みたいにね。敵わないって、あいつが泣いて膝まづくようになるまで」
「カリーヌ姫は、早く大人になりたいのですか」
「当然でしょ?。大人でないとやれないことって、あるわ。それに、ナナリーを遠ざけるには、それが一番なのよ」
「今やりたいことは今しかない」
「何、それ?」
「僕の友人の言葉です。カリーヌが焦らなくても、あっという間に変わっていく。僕も過去の記憶をなくていても、こうして、人とであって、今君と喋っている。それが、変わっていくもの。そうして、成長してわかっていくこともあるけど、カリーヌは大人になってから、やりたいことを探す前に、今子供のままでやれることを見つけていくそれも大事なことだと思います。それを僕は友人を通してそれを知りました」
「子供は子供らしくってそう言いたいの?」
「そう聞こえたのなら、それは違いますよ」
「よくわからないけど、遊べるのは子供の特権よね。遊びたくなったら、ライを最初に誘うわね」
「呼び出しがあれば、答えますが、ほどほどに頼め」
ライに近づいて背伸びをし、チュッと頬にキスを残したことに、ライの瞳が開いて固まり言いかけたまま止まる。それに口元を笑みに変えて、小さな足を床へと蹴る様に出入り口である自室の扉から廊下へと移って、半分ほど開いたままドアノブに手をかけたまま、カリーヌはその場でライを振り返って、片目を瞑って少しだけ舌を出してから言った。
「ライばかりを相手にしてるわけじゃないのよ。私も。だけど、今ので予約しておいたから、忘れないでよ」
ぱたんっと扉を閉める際にそんな言葉を残していった。
カリーヌの自室に残されたままのライは、キスを受けた方の頬を手に当て、そのまま近くのベットに腰を降ろした。
開いた窓からカーテンを揺らめかして、室内へと入り込んだ風が、ライの髪を揺らめかせた。風により、顔にかかった髪と俯いた顔により、表情が見えなくなる。
見えたのは、口元だけ、それが引き上げるように上を向く。
ライより小さな年下の女の子は、強気に手を焼かせることはあっても、子供ぽさは残る。
兄ではなくても、兄に近いやり方で接していても、変わることはあるのだと、それが合図のように恋となるのは、いつの日だろう。
雲の流れのように変わり行く心は、何処に向かうのかは、知らないけれど、まだお互いを意識してないまま、日々を過ごしているのだった。
[留め]
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