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コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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web拍手にあるのは、女体化ライ小説(絵含む)・現在6種類。女性化ライ・番外 スザク篇話追加


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(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★2009/07/05 (Sun)
これってヤンデレ?そういうものが書きたくなったので、書いてみました。ライが、一言も喋ってません。

ゼロ×ライです。
お話は、続きからになります。

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熱帯魚の熱視線


 夜の静けさが残る薄暗い室内に、水槽の中にあるエアーポンプからの小さな泡の音が僅かに聞こえていた。
 水槽の中にいる熱帯魚と水草などの装飾が、人の手により一つの世界を作り上げた。その綺麗な景色を背に、近寄ることで硝子に映し出されたのは、一人の少年だった。
 書類から目を上げのは仮面の男である、ゼロで、手を差し出すと、それが合図のように、美しい銀色の瞳をした少年である、ライを引き寄せられるように腕を引くと、ライが床に膝を着いた。
ゼロは、肘掛のある椅子に腰掛けたまま、ライを見下ろす。


「最近、忙しくて、あまり相手をしてなかったからな」


 傍にあるスタンド照明に映し出される、ライの柔らかな色の髪を撫でると、指を撫でるように絡むことのない柔らかさを味わう。
 恋人にするような優しい仕草に、ライの目が僅かに嬉しそうに細まる。

 ギアスにより、声をつぶしたライの壊れた心に残ったのは、ゼロへの絶対的な忠誠心と信頼だけだった。
 表情でしか感情をわからなくしてしまったが、ゼロのギアスの暴走により、ユーフェミアを間違った方向へと誘って責任を、ライがくい止め、そしてそれと同時に過去の記憶を戻し、力の暴走へとライを追いやってしまった。
 其処から、怪我を負いながらもすべてから力を遠ざけようと一人の道を選ぶライを、探して見つけたときは、酷い有様だった。
 目ではなく、声で発動するギアスの暴走を繰りとめる方法は、ライは知る由もなく、自らの手でそれを封じた。
 二度と過ちを犯さない為か、それとも、そうして消えるつもりだったのか、ゼロにはわからなかったか、こうして自分の傍らにいることが安心感を覚えた。
 たとえ、ギアスの力がなくても、いや、その痛みを知っているからこそ、ライを手放したくはなかった。
 前のように、学園に戻ることを首を振って否定するライに、居場所を与えたのは、ゼロだった。 黒の騎士団の仲間との距離を置くようにして。
 会話を求める時は、ライは、紙の上での会話になったけれど、それだけで問題はなく、またそれでゼロの気持ちが変わることはなかった。

 黒の騎士団であった基地とは、違ってもっと広い部屋を二人で貸しきって、ライとのつかの間の時間を楽しんだ。
 外へと出れば、ライは、ゼロの護衛となり片腕となるだけで、またゼロもリーダーとしての行動や発言をもって、日本を変えようと力添えをしていく。忙しい日々が残るだけ。


 目を瞑るように大人しく撫でられていたライは、ふと離れたゼロの手を追うように見上げると、ゼロは、椅子から腰を上げてライの前にしゃがみこんで顔を向けた。
 ライの首に巻かれた包帯の上から、傷をなぞる様にしてゼロの指が辿るのだが、既に此処から、ライの声を聞くことはないのだと、労るようにゼロが触れた。
 そうしているうちに、何処からの痛みだろうか、ぽたりと頬をすべるようにあとを残して、落ちた雫がゼロの手の上にはじけた。
 それに気づいたゼロが、眼を伏せ無言で涙を流したライの頬へと、手を当て目じりから涙のあとを辿るようにゼロの手が優しく、拭っていった。


「お前の涙の理由は何だ?。私に聞かせてはくれないのか」


 ライは、首を振って否定する。だが、それは拒否しているのではなく、自分でもわからないのだと言いたげに見えた。
 仮面越しのゼロの瞳がふと和らいだように細まって、小さな笑みをその口にこぼした。仮面の中身を知っているのは、C.C.とライの二人だけ。
 ようやくはずした仮面を机の上に置き去りにして、愛おしい人を映した瞳に笑みを作って、ライをその腕の中へと捕らえた。
 泣きはらしたように赤くなったライの目じりからは涙は涸れていて、ライが落ち着いたところで、少し距離を置くように向き合ったゼロに、ライも僅かに視線を見上げる。それも、少しの間だけ。
 手袋を取ったゼロの長い指が、ライの顔を横へと向けて涙の痕を辿るように、唇で触れていき、ライの唇へとたどり着いて、ついばむように何度か口付ける。

 
「ライ・・・」


 と呼びかけながら、それから、口付けをする時の離れる長さが少しずつ短くなっていく。
 押しかけるように重なるゼロを、ライは、片手を自分の後ろに回して倒れぬように手をついて支えながらも、ゼロと触れ合う時間は止まらない。
 キスから、首へとゼロがライの襟元を開くようにして移動させていく唇も服の中へと滑らせる手の動きも、触れる髪の感触も、熱帯魚のいる硝子に映し出されていることを視界で捕らえて知るのだが、その逸らした意識もやがてはすべてゼロに持っていかれる。
 掴んだのはどちらが先か、捕らえたのは、どちらか、わからない二人の愛情劇を熱帯魚だけが静かに水中から見ていた。 


[留め]

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