コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2011/09/21 (Wed)
My being me 届かない紺碧に重ねたものはなに
「ねぇ、ライ」
思い切って震える声を隠して尋ねたナナリーに、ライは振り返る。
「私の事どう思う?」
今その質問をしてなんになるのかわからないが、無性に知りたくなった。
自分だけこんな気持ちなのか、それとも少しは期待していいのか、けして友達が嫌なわけじゃないけれど、聞きたくなったのだ。
「・・・・」
目を潤ませ頬を熱くするナナリーの表情を見て、質問の意味は理解出来ていないと思う様子で、ライは無言で目を瞬かせた。
しかし、真剣なことだけは伝わったのか、からかうことなく真面目に返す。
「可愛い女の子だと思う」
「えっ?」
意外な答えにナナリーのほうが驚いて思わず掴んだ手を離す。
「僕の身近に君と比較する異性はいないから、基準は他と比べ見解が狭いのかもしれないが、正直な感想だ」
「そ、そうなんだ・・・(思ってたのと違う)」
友達として好きなのか、異性として好きなのかといった恋愛思考からではなく、純粋な意見にナナリーのほうが困惑する。
求めていた答えとは違っていたが、それでも、少しずつ晴れ間を取り戻した空に、瞳の裏でも光を感じたナナリーは、外へと出て行ったライの後ろを追いかけた。
けれど、そのまま何処かにいくことなく黙って待ってくれる存在に、ナナリーは安心して近づいていった。
つかめることのない風のように、ふんわりとしたそれでいて心地のよい空気を纏った小さな男の子は、恋には鈍感であることを知ったと同時に、ナナリーは同じ空を見上げた。
見えている目線は違うけれど、今は自分がライの事を大好きであることだけ見えていれば十分だと、ナナリーは微笑むのだった。
終わり
My being me 届かない紺碧に重ねたものはなに
「ねぇ、ライ」
思い切って震える声を隠して尋ねたナナリーに、ライは振り返る。
「私の事どう思う?」
今その質問をしてなんになるのかわからないが、無性に知りたくなった。
自分だけこんな気持ちなのか、それとも少しは期待していいのか、けして友達が嫌なわけじゃないけれど、聞きたくなったのだ。
「・・・・」
目を潤ませ頬を熱くするナナリーの表情を見て、質問の意味は理解出来ていないと思う様子で、ライは無言で目を瞬かせた。
しかし、真剣なことだけは伝わったのか、からかうことなく真面目に返す。
「可愛い女の子だと思う」
「えっ?」
意外な答えにナナリーのほうが驚いて思わず掴んだ手を離す。
「僕の身近に君と比較する異性はいないから、基準は他と比べ見解が狭いのかもしれないが、正直な感想だ」
「そ、そうなんだ・・・(思ってたのと違う)」
友達として好きなのか、異性として好きなのかといった恋愛思考からではなく、純粋な意見にナナリーのほうが困惑する。
求めていた答えとは違っていたが、それでも、少しずつ晴れ間を取り戻した空に、瞳の裏でも光を感じたナナリーは、外へと出て行ったライの後ろを追いかけた。
けれど、そのまま何処かにいくことなく黙って待ってくれる存在に、ナナリーは安心して近づいていった。
つかめることのない風のように、ふんわりとしたそれでいて心地のよい空気を纏った小さな男の子は、恋には鈍感であることを知ったと同時に、ナナリーは同じ空を見上げた。
見えている目線は違うけれど、今は自分がライの事を大好きであることだけ見えていれば十分だと、ナナリーは微笑むのだった。
終わり
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