コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2011/09/12 (Mon)
My being me 明かに見えし必然の
「此処は空気が良くない。ナナリー、散歩に行こうか?」
「えっ?、えっ?えっ?」
驚きに目を瞬かせるナナリーに苦笑したライは車椅子ごと外へと連れ出すように、スザクの横をすり抜けて行った。
突然のライの行動に、唖然とするルルーシュとスザクだったが。
「なっ、待てよ! ライ! 俺も」
後をついていこうとするスザクをライは、無表情で振り返る。
「ついてこなくてもいい」
「えっ、何で?」
「原因は僕にあるのだから、離れるに越したことはないからだ。君達が喧嘩するのは自由だが、彼女を不安にさせるような真似はするべきではない」
真剣な物言いとナナリーの少し不安そうな表情を目にして、スザクは困ったように頭を掻いた。
「ごめん。別に喧嘩したかったわけじゃないんだけど、ルルーシュと君があんまりにも楽しそうだったから、その、つい」
「? 僕がルルーシュと楽しそうだと何かあるのか?」
妬いたとはいえず口ごもるスザクに、ライは本当にわからないと訝しげに見つめる。
不思議とピリピリとした雰囲気は取り除かれ、いつものスザクになった事に安堵しつつ微笑むナナリー達を、遠くから見届けていたルルーシュは、扉に瀬を預けたまま小さく息をつき、本当に不思議な奴だと口端を引き上げたのだった。
子供だけの楽しい時間はあっという間に過ぎていくがいつまでも続くと思っていた。
そこに大人が介入することで変わるとはこの時の三人は思っていなかったのだった。
続く
My being me 明かに見えし必然の
「此処は空気が良くない。ナナリー、散歩に行こうか?」
「えっ?、えっ?えっ?」
驚きに目を瞬かせるナナリーに苦笑したライは車椅子ごと外へと連れ出すように、スザクの横をすり抜けて行った。
突然のライの行動に、唖然とするルルーシュとスザクだったが。
「なっ、待てよ! ライ! 俺も」
後をついていこうとするスザクをライは、無表情で振り返る。
「ついてこなくてもいい」
「えっ、何で?」
「原因は僕にあるのだから、離れるに越したことはないからだ。君達が喧嘩するのは自由だが、彼女を不安にさせるような真似はするべきではない」
真剣な物言いとナナリーの少し不安そうな表情を目にして、スザクは困ったように頭を掻いた。
「ごめん。別に喧嘩したかったわけじゃないんだけど、ルルーシュと君があんまりにも楽しそうだったから、その、つい」
「? 僕がルルーシュと楽しそうだと何かあるのか?」
妬いたとはいえず口ごもるスザクに、ライは本当にわからないと訝しげに見つめる。
不思議とピリピリとした雰囲気は取り除かれ、いつものスザクになった事に安堵しつつ微笑むナナリー達を、遠くから見届けていたルルーシュは、扉に瀬を預けたまま小さく息をつき、本当に不思議な奴だと口端を引き上げたのだった。
子供だけの楽しい時間はあっという間に過ぎていくがいつまでも続くと思っていた。
そこに大人が介入することで変わるとはこの時の三人は思っていなかったのだった。
続く
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