コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2010/09/02 (Thu)
君と生温いホットミルクを
「雨、やっぱり降ってきましたね」
窓の外へと視線を投げた二ーナに、ライも視線を辿る様にして、窓へと顔を向ける。
「・・・ああ」
「・・・静か、ですね」
呟いたまま、二ーナはライを見やる。
「寒くない、ですか?」
「?」
ティーカップへと落とした視線をあげて、ライは二ーナへと不思議そうに顔を向ける。
「クーラーの温度とか。雨が降って、少し寒くはないかと思って」
上着を羽織るくらいに寒さの残る二ーナが問いかけたまま、ライの手に手を重ねるようにして、積極的に触れてくる。
その表情は、熱を帯びたようにライを映して見上げる。恋する乙女の様だったが、それは片思いでないことは明白で。
「平気だ」
「本当に?」
あまり表情のかわないライは、わかりづらく、身体を無理させてはないかと首をかしげて尋ね返す二ーナへと、ライは目を細めて普段の声とは違う、どこか甘さを含んだ口調で言った。
「ああ・・・君がいるから」
「ライ・・・」
手を重ねた手を強くすると、がたんと椅子の動く音が部屋に響いた。
ニーナは自分から腰を上げて、目を閉じたまま唇を重ねた末の音だった。
パソコンのディスプレイの隅で、重なり合った二人が映りこんでいた。
繋がったのは、手も同じで、気持ちを同じくするかのように、絡めていた。
少しだけ、甘い空気へと移り変わろうとする中で、雨は降り続いていた。
二人から、周囲の音を消し去るかのように。
[留め]
「雨、やっぱり降ってきましたね」
窓の外へと視線を投げた二ーナに、ライも視線を辿る様にして、窓へと顔を向ける。
「・・・ああ」
「・・・静か、ですね」
呟いたまま、二ーナはライを見やる。
「寒くない、ですか?」
「?」
ティーカップへと落とした視線をあげて、ライは二ーナへと不思議そうに顔を向ける。
「クーラーの温度とか。雨が降って、少し寒くはないかと思って」
上着を羽織るくらいに寒さの残る二ーナが問いかけたまま、ライの手に手を重ねるようにして、積極的に触れてくる。
その表情は、熱を帯びたようにライを映して見上げる。恋する乙女の様だったが、それは片思いでないことは明白で。
「平気だ」
「本当に?」
あまり表情のかわないライは、わかりづらく、身体を無理させてはないかと首をかしげて尋ね返す二ーナへと、ライは目を細めて普段の声とは違う、どこか甘さを含んだ口調で言った。
「ああ・・・君がいるから」
「ライ・・・」
手を重ねた手を強くすると、がたんと椅子の動く音が部屋に響いた。
ニーナは自分から腰を上げて、目を閉じたまま唇を重ねた末の音だった。
パソコンのディスプレイの隅で、重なり合った二人が映りこんでいた。
繋がったのは、手も同じで、気持ちを同じくするかのように、絡めていた。
少しだけ、甘い空気へと移り変わろうとする中で、雨は降り続いていた。
二人から、周囲の音を消し去るかのように。
[留め]
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