コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2010/09/08 (Wed)
勿論あなたが優先です
「ルルーシュ…。君は、僕が以前と違うことに抵抗はないのか?」
「正直、今も驚いている。ところだが、だからと言ってこの関係を変える俺の意思に反する」
「なら」
「お前も真っ向から俺と対立すると意志があるというなら話は変わるがな」
「・・・ルルーシュ。君は」
「答えるまでもないだろ?」
紫の瞳はしたり顔で細まる。けれど、口調は普段よりも優しい口調だった。
以前にライが信じると教室で話したあの時のように、今度はルルーシュからライの手に重ねてきた。
「お前がどんな人間だったとしても、俺は今のお前を信じるよ。お前が俺を信じたようにな」
ルルーシュがそういうであろう事はライにもわかっていた。
ただ踏ん切りがつかないでいたのは、それは逃げている自分の弱さだと知ったからだった。
ルルーシュの言葉はギアスでなくとも、ライの心に届いた。
無表情な上でとっつきにくく冷たく見えるが、その癖中身は繊細で優しい面があるという自覚は当人はないのだろう。
伏せた瞳からぽたりと雫が地面に吸い込まれていくように落ちた。
ライが無言で涙を流していたからだった。
夕日に映る涙は感傷的に見えるものの、ライが流すと言うだけで綺麗に映える。
やっぱり俺はお前を手放すつもりは理由は俺にはない。
記憶喪失というハンデを背負いながらも、何も話さなかった自分をそれでも信じついてきたいと、あの日の教会でまっすぐに向けていったライの言葉に偽りはなく、それを嬉しいと思ったのだが。
それでも、今更ながらに守りたい欲求が芽生えてきたのは、ライの持つ儚さに惹かれていたのかもしれないとルルーシュは改めて自覚するのだ。
ナナリーだけでも守られればいいと俺の意思を払拭させたお前が必要だから、俺は守りたいと強く思ったと。
続く
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