あるはずのないページ

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咲き乱れよ彼の華の続きで
男子生徒vsルルーシュ×ライです。
お話は、続きからになります。

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　ちなみに、ルルーシュとライの会話内容は、


「見られてるぞ」

「ああ・・・、そうらしいな」

「気づいていて、ほっといてるのか？」

「いや、何か手段にでるのなら話は変わるが、ああいった視線は何度かあるから、あのままにしているだけだ」


　学園の生徒にしては顔を出すことが少ないため見覚えなく、物珍しいと高貴な視線もあることなのだが、幾度となく注がれる視線はライとお近づきになりたいと熱が入ってるものだと言うことに、自覚はあるのか、ライの反応を見るに異性からの好意には鈍感であることを知ってはいたから、特に視線の理由を教えてあげることなくルルーシュはライの隣に腰掛けた。


「睡眠はちゃんと補っているのかも気にはなるが、ちゃんと飯は取っているのか?」

「君もそうだが、ミレイさんも同じことを言われたな。二人とも心配性だと思うが」

「お前が此処に来てからと今とで体重に変化があるように外見的に見えないから、心配にもなるんだろ」

「・・・食べていない訳ではないはずだか、どうにも僕は肉がつきにくい体質をしているらしい」


　無表情で他人事のように自分の細い腕を反対の手で掴んだ見せるライに、ルルーシュは「シャーリーか聞いたら、嫉妬される発言だな」と言いながら微苦笑を浮かべた。
　そんな会話がなされてることなど知らず、仲睦ましい様子に、ジェヒューは悔しく歯を食いしばるように見ていた。


「（何を話しているんだ？。といっても、此処からじゃ何を話しているのかさえわからない。もっと近づけば話は早いが）」


　窓枠に手を置いたまま外を眺めてるジェヒューに、声をかけてきた人物が現れた。



続く