コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2010/01/05 (Tue)
ランチタイムは恋戦場
「私と付き合え。恋人として」
何処で手に入れたのか、アッシュフォード学園女子の制服を着たC.C.は礼拝堂に訪れたライに向かって、宣言した。
食堂へと訪れたカレンは、ライを見つけ声をかけようとしたところ、決して学園内にいるはずのない女子生徒の一人も視界に捉え、目を見開くと、猫かぶりは何処へやらトレイを抱えたまま、二人の元へとやってきた。
ガタリと音を立てるように、トレイをテーブルに乱暴に置いて、二人の視線を向けさせたところでカレンが口を開く。
「どうして、あんたが!」
そこでハッとしたのか、周囲の視線を意識したカレンは、ライ達とは反対側の席につくようにして、身を乗り出すようにしながらも声を潜めて話しかけてきた。
「なんで、あんたが当然のように此処にいるのよ。しかも、うちの制服まで着て」
「ライ、お前の知り合いか?」
すっとぼけたように、あくまで他人を装うC.C.は、ライへと顔を向けた。
「ライ、まさかとは思うけど」
二人が一緒にいるということは、ライがつれてきたのかと投げかけるように向けられたカレンの視線に、ライは首を振る。勿論、カレンとて本気で聞いたものではないのだが。
「僕が此処に来る前に、既にいた。部屋へと戻るように、連れて行こうとしたのだけど」
「あまり目立つ行動をすると、お前も含めて後で面倒になるんじゃないのか?」
横から口を出すC.C.を一瞥して、カレンへと返す。
「と、返される始末だ。抵抗されたり大声を出されるほうが逆に目立つと思って、このままの状態なのだが、長居は出来るものではないだろう」
まばらだがちらほらと向けてくるライ達の周囲、主に視線は、見たことのないC.C.へと向けられたものだと、ライは周りの視線に警戒しているのだが、そんな心配も他所にC.C.は口を開いた。
「お前は、周囲に気を配るのはよしとして、もう少しその目を自分に向けてみたらどうだ」
「? どういうことだ」
天然で鈍感だというのも、ある意味罪作りであるのだが、一から説明するきも怒らず、C.Cは、ふっと口元に笑みを宿すようにして、食事を続ける。
「まあ、いい。食べたら、今日のところは大人しく帰るから、安心しろ」
「何考えてるのよ。ライまで巻き込んで」
「それは、やきもちか。それとも、ライが誰かと二人でいるのがそんなに嫌なのか」
「なっ!?」
頬を染めた顔で、カレンが思わずライを見やると、気持ちに気づかれていないことをその顔で知って、ほっとすると同時に、C.C.へと鋭い視線を向ける。
「違うわよ!。私の事じゃなくて今は」
「説得力のない顔だな」
「っ!」
一体何に対してと、自分の事だとは思っていないライは、C.C.がカレンをからかっているというのだけは見て取れたのか、咎めるように名前を呼んだ。
「C.C.・・・からかうのもほどほどに」
「ああ、そうか。横槍を入れられたのが、不服なのだな。ライ」
そっとC.C.がテーブル下に隠れたライの手を引っ張り出すように持ち上げると、自分の手を重ねるようにして、見せ付けるようにテーブルの上で、手を繋いだ。
「な、なっ !?」
突然積極的に、ライと手を重ねたC.C.へと先ほどよりも目を見開き、わなわなと指差したまま震わせてカレンが言葉も出ないのか、意味もなく口をパクパクと開く。
「普段よりも表情がよく出てるんじゃないか」
猫かぶりをし忘れてるカレンへと、指摘するようにC.C.は口にするのだが、口元の笑みが面白がってるだけだと目に止めたライが眉を顰める。
「なっ、なんで」
「男女が手を繋ぐ事は、そう珍しいことでもないだろう」
「今までそんなことしなかったじゃない。それに、あんたには、ゼ・・・他にいるでしょう?」
後半潜めるようにと口を紡いだカレンは、C.C.がゼロの愛人というのは、関係を聞かれたときについた嘘であることは、カレンは知らなかった。
「これは、私の問題だ。口出しされるいわれは無いな」
「だとしても。そこで何で、ライと恋人ってどういうことなのよ」
「どういうも、ライが私の恋人だからだ。ちゃんと、正式な契約も果たしたぞ。ライ、違うか?」
「・・・」
否定ではなく無言というのは、肯定といってるようなもので、目を見開いたカレンは、ライを凝視して、
「えっ、本当に?」
「この学園には確か、青月の夜に、告白したカップルは結ばれたと、お前も一度は耳にしたことのある話があると思うのだが」
「まさかそれで? でも、それなら」
「まだ何かあるのか?」
「ええ、そうよ。ライの気持ちは? 貴方がいつもの調子でライを巻き込んでるだけじゃないの」
真剣なカレンの眼差しに、C.C.はきっぱりと言い切った。
「諦めろ。互いに、両思いだ。それに抵抗できるすべはない」
「なっ!?。本当なの、ライ?」
「隠したところで、納得はしないと思うぞ」
嘘はつくなと言葉に含めて伝えてくるC.C.を見てから、重い口を開くように口を開いたライは。
「ああ、本当だ」
「っ!、な、なら百歩譲って、恋人同士であることは理解できても、学園の生徒じゃない貴方が此処にいるのは可笑しいじゃない!?」
「何も可笑しくはないぞ。これ以上色めいた虫が寄ってこないよう、防虫代わりでついてるだけなのだからな」
「そんなことで」
「それと」
ライ達のいる席へと近づいて足音に視線を向ければ、不快であると眉を顰め、怒りを含ませた声でルルーシュが立っていた。
「おい。どうしてお前が此処に」
「お前達のように、面白い反応が見られるからな」
C.C.の気まぐれにライは、繋いだままの手がルルーシュが現れた途端に離れたことに、手に残った温もりと感触がそうさせるのか、不意に、後ろ髪を引かれたことを隠すかのように、溜息をつくしかなかった。
[留め]
ランチタイムは恋戦場
「私と付き合え。恋人として」
何処で手に入れたのか、アッシュフォード学園女子の制服を着たC.C.は礼拝堂に訪れたライに向かって、宣言した。
食堂へと訪れたカレンは、ライを見つけ声をかけようとしたところ、決して学園内にいるはずのない女子生徒の一人も視界に捉え、目を見開くと、猫かぶりは何処へやらトレイを抱えたまま、二人の元へとやってきた。
ガタリと音を立てるように、トレイをテーブルに乱暴に置いて、二人の視線を向けさせたところでカレンが口を開く。
「どうして、あんたが!」
そこでハッとしたのか、周囲の視線を意識したカレンは、ライ達とは反対側の席につくようにして、身を乗り出すようにしながらも声を潜めて話しかけてきた。
「なんで、あんたが当然のように此処にいるのよ。しかも、うちの制服まで着て」
「ライ、お前の知り合いか?」
すっとぼけたように、あくまで他人を装うC.C.は、ライへと顔を向けた。
「ライ、まさかとは思うけど」
二人が一緒にいるということは、ライがつれてきたのかと投げかけるように向けられたカレンの視線に、ライは首を振る。勿論、カレンとて本気で聞いたものではないのだが。
「僕が此処に来る前に、既にいた。部屋へと戻るように、連れて行こうとしたのだけど」
「あまり目立つ行動をすると、お前も含めて後で面倒になるんじゃないのか?」
横から口を出すC.C.を一瞥して、カレンへと返す。
「と、返される始末だ。抵抗されたり大声を出されるほうが逆に目立つと思って、このままの状態なのだが、長居は出来るものではないだろう」
まばらだがちらほらと向けてくるライ達の周囲、主に視線は、見たことのないC.C.へと向けられたものだと、ライは周りの視線に警戒しているのだが、そんな心配も他所にC.C.は口を開いた。
「お前は、周囲に気を配るのはよしとして、もう少しその目を自分に向けてみたらどうだ」
「? どういうことだ」
天然で鈍感だというのも、ある意味罪作りであるのだが、一から説明するきも怒らず、C.Cは、ふっと口元に笑みを宿すようにして、食事を続ける。
「まあ、いい。食べたら、今日のところは大人しく帰るから、安心しろ」
「何考えてるのよ。ライまで巻き込んで」
「それは、やきもちか。それとも、ライが誰かと二人でいるのがそんなに嫌なのか」
「なっ!?」
頬を染めた顔で、カレンが思わずライを見やると、気持ちに気づかれていないことをその顔で知って、ほっとすると同時に、C.C.へと鋭い視線を向ける。
「違うわよ!。私の事じゃなくて今は」
「説得力のない顔だな」
「っ!」
一体何に対してと、自分の事だとは思っていないライは、C.C.がカレンをからかっているというのだけは見て取れたのか、咎めるように名前を呼んだ。
「C.C.・・・からかうのもほどほどに」
「ああ、そうか。横槍を入れられたのが、不服なのだな。ライ」
そっとC.C.がテーブル下に隠れたライの手を引っ張り出すように持ち上げると、自分の手を重ねるようにして、見せ付けるようにテーブルの上で、手を繋いだ。
「な、なっ !?」
突然積極的に、ライと手を重ねたC.C.へと先ほどよりも目を見開き、わなわなと指差したまま震わせてカレンが言葉も出ないのか、意味もなく口をパクパクと開く。
「普段よりも表情がよく出てるんじゃないか」
猫かぶりをし忘れてるカレンへと、指摘するようにC.C.は口にするのだが、口元の笑みが面白がってるだけだと目に止めたライが眉を顰める。
「なっ、なんで」
「男女が手を繋ぐ事は、そう珍しいことでもないだろう」
「今までそんなことしなかったじゃない。それに、あんたには、ゼ・・・他にいるでしょう?」
後半潜めるようにと口を紡いだカレンは、C.C.がゼロの愛人というのは、関係を聞かれたときについた嘘であることは、カレンは知らなかった。
「これは、私の問題だ。口出しされるいわれは無いな」
「だとしても。そこで何で、ライと恋人ってどういうことなのよ」
「どういうも、ライが私の恋人だからだ。ちゃんと、正式な契約も果たしたぞ。ライ、違うか?」
「・・・」
否定ではなく無言というのは、肯定といってるようなもので、目を見開いたカレンは、ライを凝視して、
「えっ、本当に?」
「この学園には確か、青月の夜に、告白したカップルは結ばれたと、お前も一度は耳にしたことのある話があると思うのだが」
「まさかそれで? でも、それなら」
「まだ何かあるのか?」
「ええ、そうよ。ライの気持ちは? 貴方がいつもの調子でライを巻き込んでるだけじゃないの」
真剣なカレンの眼差しに、C.C.はきっぱりと言い切った。
「諦めろ。互いに、両思いだ。それに抵抗できるすべはない」
「なっ!?。本当なの、ライ?」
「隠したところで、納得はしないと思うぞ」
嘘はつくなと言葉に含めて伝えてくるC.C.を見てから、重い口を開くように口を開いたライは。
「ああ、本当だ」
「っ!、な、なら百歩譲って、恋人同士であることは理解できても、学園の生徒じゃない貴方が此処にいるのは可笑しいじゃない!?」
「何も可笑しくはないぞ。これ以上色めいた虫が寄ってこないよう、防虫代わりでついてるだけなのだからな」
「そんなことで」
「それと」
ライ達のいる席へと近づいて足音に視線を向ければ、不快であると眉を顰め、怒りを含ませた声でルルーシュが立っていた。
「おい。どうしてお前が此処に」
「お前達のように、面白い反応が見られるからな」
C.C.の気まぐれにライは、繋いだままの手がルルーシュが現れた途端に離れたことに、手に残った温もりと感触がそうさせるのか、不意に、後ろ髪を引かれたことを隠すかのように、溜息をつくしかなかった。
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