コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2010/08/15 (Sun)
訪問者様、拍手ありがとうございます!
少しずつですが頑張ります
微笑みは薔薇の棘のようにの続きで、ユフィ参入のコーネリア視点。
コーネリア×ライ(女体化)です。
お話は、続きからになります。
Girls Dream of bubble・番外編 四葉のクローバーは捕まえられた
ユフィが立ち去った後も、私はライと共に地面に寝転んでいた。
こんなことは幼きし頃にしかない懐かしい夢の一部に過ぎないが、ライといると自然と安らいだ気持ちで昔を思い出すのだ。
ギルが見れば今の私はさぞ驚くだろうな。
そう思いながら、手を伸ばしても遠く広がる青い空を見上げる。
空を舞い上がり自由に飛ぶ鳥の囀りを耳にして、髪を優しくなでる風を肌に感じて、私は一度目を瞑りささめくように呟いていた。
「いい風だ」
「・・・」
同じく隣でライの視線を感じたが、私は目を開いた瞳で一瞥してみた。
表情は冷たくも見える美しさを持ち合わせながらも、何処か危うい儚さと柔らかな雰囲気を纏いて、薄桃色に色づいたライの唇が笑みを浮かんでいるのに私は気づいた。
「どうした? 何か嬉しいことでもあったのか」
少しだけ目を細めるようにして笑っていた私と視線を合わせたライが、若干きょとんと気を抜けた表情をしたが、次には温和に旋律のような心地のよい声で返す。
「いえ、ただ、コーネリアさんの笑顔を少しでも引き出す理由が僕にあるのなら、嬉しいと思っていました」
驚いた様に目を見開いた私に、ライは不思議そうな顔を見せる。
「コーネリアさん?」
「ああ、気づかれたのか。私を笑顔に変えるスイッチをお前は持っている。これは当然の事だ。だが・・・」
身を起こし、ライの顔の横に手をつけて、顔を寄せるように近づけたまま私は口にする。
「未来は見えない。だから、この先も私の傍にいろ。お前がいないとまた元に戻ってしまいそうだからな」
愛しいものをその瞳に映して、私は目を喜ばせながら、普段よりも優しい声になっていると気づかされる。
私を見上げたまま目ほ瞬かせるライの瞳は澄みきった夜空の月のように綺麗な光沢を見せるものの、その白い頬に浮かぶ赤みが差すのは、私の征だと思ってもよいのだろうか。
少しだけ目を伏せる様子が可愛らしいと思う。
「今も昔も曖昧な僕の存在をあなたは受け入れてくれた事は感謝しています」
「それだけか?」
少し苦笑を漏らしたライは、一度視線を伏せるようにしてから再び私を見上げる。
「・・・それでもあなたが疑うのであれば、僕は貴方を、It cannot do betraying」
私の母国に通じる明確な言葉で返され、私は喜びと愛おしさを一層強くさせた。
揺れた瞳が私を映すままに、誘われるようにその唇に触れそっと抱き寄せる。
今でも好きな庭園の中で、私は花よりも儚く美しい存在を一層強く愛した。
今度こそ、傍を離れぬようにその存在を守るように、私は心に深く誓いを立てる。
私がお前を守ると。
終わり
少しずつですが頑張ります
微笑みは薔薇の棘のようにの続きで、ユフィ参入のコーネリア視点。
コーネリア×ライ(女体化)です。
お話は、続きからになります。
Girls Dream of bubble・番外編 四葉のクローバーは捕まえられた
ユフィが立ち去った後も、私はライと共に地面に寝転んでいた。
こんなことは幼きし頃にしかない懐かしい夢の一部に過ぎないが、ライといると自然と安らいだ気持ちで昔を思い出すのだ。
ギルが見れば今の私はさぞ驚くだろうな。
そう思いながら、手を伸ばしても遠く広がる青い空を見上げる。
空を舞い上がり自由に飛ぶ鳥の囀りを耳にして、髪を優しくなでる風を肌に感じて、私は一度目を瞑りささめくように呟いていた。
「いい風だ」
「・・・」
同じく隣でライの視線を感じたが、私は目を開いた瞳で一瞥してみた。
表情は冷たくも見える美しさを持ち合わせながらも、何処か危うい儚さと柔らかな雰囲気を纏いて、薄桃色に色づいたライの唇が笑みを浮かんでいるのに私は気づいた。
「どうした? 何か嬉しいことでもあったのか」
少しだけ目を細めるようにして笑っていた私と視線を合わせたライが、若干きょとんと気を抜けた表情をしたが、次には温和に旋律のような心地のよい声で返す。
「いえ、ただ、コーネリアさんの笑顔を少しでも引き出す理由が僕にあるのなら、嬉しいと思っていました」
驚いた様に目を見開いた私に、ライは不思議そうな顔を見せる。
「コーネリアさん?」
「ああ、気づかれたのか。私を笑顔に変えるスイッチをお前は持っている。これは当然の事だ。だが・・・」
身を起こし、ライの顔の横に手をつけて、顔を寄せるように近づけたまま私は口にする。
「未来は見えない。だから、この先も私の傍にいろ。お前がいないとまた元に戻ってしまいそうだからな」
愛しいものをその瞳に映して、私は目を喜ばせながら、普段よりも優しい声になっていると気づかされる。
私を見上げたまま目ほ瞬かせるライの瞳は澄みきった夜空の月のように綺麗な光沢を見せるものの、その白い頬に浮かぶ赤みが差すのは、私の征だと思ってもよいのだろうか。
少しだけ目を伏せる様子が可愛らしいと思う。
「今も昔も曖昧な僕の存在をあなたは受け入れてくれた事は感謝しています」
「それだけか?」
少し苦笑を漏らしたライは、一度視線を伏せるようにしてから再び私を見上げる。
「・・・それでもあなたが疑うのであれば、僕は貴方を、It cannot do betraying」
私の母国に通じる明確な言葉で返され、私は喜びと愛おしさを一層強くさせた。
揺れた瞳が私を映すままに、誘われるようにその唇に触れそっと抱き寄せる。
今でも好きな庭園の中で、私は花よりも儚く美しい存在を一層強く愛した。
今度こそ、傍を離れぬようにその存在を守るように、私は心に深く誓いを立てる。
私がお前を守ると。
終わり
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