コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/09/29 (Thu)
ノーマークだった新たな可能性
昼休みの合間にあるのは、食事もしくは休息。
生徒会にて女性陣だけの昼食が行なわれる中、残りの男性陣だけで、外で食べることになった。
片手にドリンクの缶を持ったまま、惣菜パンにかぶりついたリヴァルが、向い側にて弁当を広げたライへと、目を止め声をかけた。
「あれ? 今日のライは、弁当なのか?」
「ああ」
初めは箸を使えるのか心配はあったものの、不器用に使いこなすことなく丁寧に箸で摘み取る様に気品が感じれ、本当にコイツは家柄のいい環境の中にいたに違いないと思いつつも、弁当なんか貰えてちょっとだけ羨ましいという気持ちは隠して、ニヤニヤと笑うリヴァルは関心深そうに相槌をうった。
「へぇ」
「何だ」
「いやいや、知らない間に彼女が出来たって可笑しくないなぁと思ってさ。そうか、もう彼女からの手作りの弁当貰えるほどに」
自費で買って来たパンを食いながら、涙を浮かべわざと拭う真似をするリヴァルをライは不思議に思ったのだが、何より皆急に無言であるせいか何処となく雰囲気が暗いように感じる。
あえてライの弁当について誰も聞かなかったが、気になっていたことはどうやら同じらしい。
「何の話だ?」
「今更否定すんなって!。そんなハートマークの弁当なんて、自分でつくらねぇだろ?」
笑いながら弁当を指差すリヴァルに、ライは指摘を受け慌てるといったこともなく、目を瞬かせた。
「ああ、確かにこれは彼女から差し入れだが、貰ったのは君も知っている咲世子さんからだ」
「・・えっ・・マジ?」
てっきり、カレンもしくはシャーリーか、はたまた神楽耶から貰ったものだと思っていたリヴァルは、意外な人物の名前を聞いて、尋ね返す。
「嘘をつく必要があるのか?」
真顔で嘘がつけるなら疑いはあるものの、ライの様子から見るにはどうやら本気のようだ。
「あのさ、一応確認取るけど、実は恋人は咲世子さんってオチじゃないよな」
「咲世子さんが恋人だとは何の冗談なんだ?」
たいして笑えそうにも無表情で聞き返すライに、付き合っているのを隠しているって事もなさそうだなっと理解した。
きっと好意を寄せてる子にもこんな感じなんだろうなとその人を思い、リヴァルは同情したい気分になった。
続く
ノーマークだった新たな可能性
昼休みの合間にあるのは、食事もしくは休息。
生徒会にて女性陣だけの昼食が行なわれる中、残りの男性陣だけで、外で食べることになった。
片手にドリンクの缶を持ったまま、惣菜パンにかぶりついたリヴァルが、向い側にて弁当を広げたライへと、目を止め声をかけた。
「あれ? 今日のライは、弁当なのか?」
「ああ」
初めは箸を使えるのか心配はあったものの、不器用に使いこなすことなく丁寧に箸で摘み取る様に気品が感じれ、本当にコイツは家柄のいい環境の中にいたに違いないと思いつつも、弁当なんか貰えてちょっとだけ羨ましいという気持ちは隠して、ニヤニヤと笑うリヴァルは関心深そうに相槌をうった。
「へぇ」
「何だ」
「いやいや、知らない間に彼女が出来たって可笑しくないなぁと思ってさ。そうか、もう彼女からの手作りの弁当貰えるほどに」
自費で買って来たパンを食いながら、涙を浮かべわざと拭う真似をするリヴァルをライは不思議に思ったのだが、何より皆急に無言であるせいか何処となく雰囲気が暗いように感じる。
あえてライの弁当について誰も聞かなかったが、気になっていたことはどうやら同じらしい。
「何の話だ?」
「今更否定すんなって!。そんなハートマークの弁当なんて、自分でつくらねぇだろ?」
笑いながら弁当を指差すリヴァルに、ライは指摘を受け慌てるといったこともなく、目を瞬かせた。
「ああ、確かにこれは彼女から差し入れだが、貰ったのは君も知っている咲世子さんからだ」
「・・えっ・・マジ?」
てっきり、カレンもしくはシャーリーか、はたまた神楽耶から貰ったものだと思っていたリヴァルは、意外な人物の名前を聞いて、尋ね返す。
「嘘をつく必要があるのか?」
真顔で嘘がつけるなら疑いはあるものの、ライの様子から見るにはどうやら本気のようだ。
「あのさ、一応確認取るけど、実は恋人は咲世子さんってオチじゃないよな」
「咲世子さんが恋人だとは何の冗談なんだ?」
たいして笑えそうにも無表情で聞き返すライに、付き合っているのを隠しているって事もなさそうだなっと理解した。
きっと好意を寄せてる子にもこんな感じなんだろうなとその人を思い、リヴァルは同情したい気分になった。
続く
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