コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/04/04 (Mon)
不快ではなかった
朝、寝ぼけ眼の視界に、覗き込むように金色の双眸が見えた。
「君はそこで一体何をしているんだ?」
ベットの上に布団をかけたまま仰向けで寝転がっているライの、両端に手をつくようにして四つんばいに覆いかぶさっているC.C.へと瞬きを繰り返す様に見上げ問いかける。
「見てわからんのか。夜這いだ」
「・・・・」
退く気配を見せぬままに、平然と言ってのけるC.C.に心底呆れ気味に目を眇めたライは、
「朝から戯言に付き合う気はないんだ。そこを退いてくれ」
「おかしな男だ。普段なら頬を赤く染めて狼狽するというのに、それとも実は待ってたのか?」
よいしょとお腹に上に乗っかって、見下ろすまま首をかしげるC.C.に、ライは反論する。
「そんなわけあるはずないだろ」
「そう断言するな。私はお前からの誘いならいつでも歓迎してやるつもりなのだぞ」
「・・・不謹慎なことを言わないでくれ。それに、男一人の部屋に女一人がそんな薄着で入るものでもないだろ」
「ふっ、今度は説教か。普通の男は泣いて喜ぶものだぞ。まぁ、それだからお前は、食われることはある草食系だとしても、食う側には回れる見込みはないのが不安要素だな」
「草食系?」
何の事かわからぬと半分も理解していないライへと、C.C.は口端を引き上げてようやく退いたのだが。
「ちゃんと部屋の鍵をかけておけ。また夜這いかけられる前に、最も私に期待しているのなら遠慮なく頂いてやろう」
去り際にそう言い残して、扉を閉めたC.C.にライは目を離せずままその背を見届ける。
ペットを降りる寸前、C.C.からお目覚めのキスを一つ唇にされて囁かれたからだ。
「冗談だ。一度くらい私から起こしてやろうと思って来ただけだ」
再び一人、薄暗くなった部屋の中、ライは片手を覆いかぶせるように顔を隠したが、その頬は仄かに赤く色づいていたのだった。
今日が、エイプリルフールだと気づくのは後の話。
終わり
不快ではなかった
朝、寝ぼけ眼の視界に、覗き込むように金色の双眸が見えた。
「君はそこで一体何をしているんだ?」
ベットの上に布団をかけたまま仰向けで寝転がっているライの、両端に手をつくようにして四つんばいに覆いかぶさっているC.C.へと瞬きを繰り返す様に見上げ問いかける。
「見てわからんのか。夜這いだ」
「・・・・」
退く気配を見せぬままに、平然と言ってのけるC.C.に心底呆れ気味に目を眇めたライは、
「朝から戯言に付き合う気はないんだ。そこを退いてくれ」
「おかしな男だ。普段なら頬を赤く染めて狼狽するというのに、それとも実は待ってたのか?」
よいしょとお腹に上に乗っかって、見下ろすまま首をかしげるC.C.に、ライは反論する。
「そんなわけあるはずないだろ」
「そう断言するな。私はお前からの誘いならいつでも歓迎してやるつもりなのだぞ」
「・・・不謹慎なことを言わないでくれ。それに、男一人の部屋に女一人がそんな薄着で入るものでもないだろ」
「ふっ、今度は説教か。普通の男は泣いて喜ぶものだぞ。まぁ、それだからお前は、食われることはある草食系だとしても、食う側には回れる見込みはないのが不安要素だな」
「草食系?」
何の事かわからぬと半分も理解していないライへと、C.C.は口端を引き上げてようやく退いたのだが。
「ちゃんと部屋の鍵をかけておけ。また夜這いかけられる前に、最も私に期待しているのなら遠慮なく頂いてやろう」
去り際にそう言い残して、扉を閉めたC.C.にライは目を離せずままその背を見届ける。
ペットを降りる寸前、C.C.からお目覚めのキスを一つ唇にされて囁かれたからだ。
「冗談だ。一度くらい私から起こしてやろうと思って来ただけだ」
再び一人、薄暗くなった部屋の中、ライは片手を覆いかぶせるように顔を隠したが、その頬は仄かに赤く色づいていたのだった。
今日が、エイプリルフールだと気づくのは後の話。
終わり
PR
この記事にコメントする