コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/04/10 (Sun)
その望みは保留にして下さい
思わず朱に色づく頬を隠すように、ライは空咳をして、言った。
「今日買出しは早めに済ませてあるから、後は作るだけなんだが、君も手伝ってくれないか。それなら、ナナリーも一緒にいられるだろ」
瞬きを繰り返した瞳が花が咲いたような笑顔に変わり、バタバタと足を空中で蹴るほどに一層ライに強く抱きしめたせいで、バランスを崩しライが前のめりにまでなった。
「ナナリー、ちよっ!」
「あぁ!? ごめんなさい!」
それを見て慌てて手を離したナナリーは、ライの前に回りこんで心配そうに顔を覗き込んだ。
「つい、はしゃじゃいました。大丈夫ですか?」
「ああ・・・」
今のは驚いたと額に手を当てたライは、膝を屈めているナナリーの手を掴んで引き寄せる。
ナナリーが驚く間もなくライの胸に倒れこんでいた。
ライの膝に腰掛けたまま、ナナリーの視線は恋人から逸らせないままだった。
「やっと、正面から顔が見えた。気持ちは同じでも、やはり君の顔が見られないのは辛いものがある」
眉を下げ向けられたその目は、どこまでも優しくて、ナナリーのほうがうっとりとしてしまうほどに甘い表情と切ない告白は、思わずキュンと胸を締め付けてしまう程の威力を持っていた。
「会えなくて寂しかったですか?」
「Yes。Missing you lots」
「幸せな偶然ですね」
ライの首筋に抱きついたナナリーは、微笑ましくその目を細めて囁きながら顔を寄せる。
「抱きしめる時は強く、ですよ?」
二人の背後で風に揺らぐカーテンに、影が重なって映るのだった。
終わり
訪問者様、拍手をくれた方々、ありがとうございます。
今年は何かと厳しい傾向の春ですが、負けずに頑張れたと思える季節になることを願いまする。
新婚さんごっこの続きで、
ナナリー×ライです。
お話は、続きからになります。
拍手を送る
今年は何かと厳しい傾向の春ですが、負けずに頑張れたと思える季節になることを願いまする。
新婚さんごっこの続きで、
ナナリー×ライです。
お話は、続きからになります。
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その望みは保留にして下さい
思わず朱に色づく頬を隠すように、ライは空咳をして、言った。
「今日買出しは早めに済ませてあるから、後は作るだけなんだが、君も手伝ってくれないか。それなら、ナナリーも一緒にいられるだろ」
瞬きを繰り返した瞳が花が咲いたような笑顔に変わり、バタバタと足を空中で蹴るほどに一層ライに強く抱きしめたせいで、バランスを崩しライが前のめりにまでなった。
「ナナリー、ちよっ!」
「あぁ!? ごめんなさい!」
それを見て慌てて手を離したナナリーは、ライの前に回りこんで心配そうに顔を覗き込んだ。
「つい、はしゃじゃいました。大丈夫ですか?」
「ああ・・・」
今のは驚いたと額に手を当てたライは、膝を屈めているナナリーの手を掴んで引き寄せる。
ナナリーが驚く間もなくライの胸に倒れこんでいた。
ライの膝に腰掛けたまま、ナナリーの視線は恋人から逸らせないままだった。
「やっと、正面から顔が見えた。気持ちは同じでも、やはり君の顔が見られないのは辛いものがある」
眉を下げ向けられたその目は、どこまでも優しくて、ナナリーのほうがうっとりとしてしまうほどに甘い表情と切ない告白は、思わずキュンと胸を締め付けてしまう程の威力を持っていた。
「会えなくて寂しかったですか?」
「Yes。Missing you lots」
「幸せな偶然ですね」
ライの首筋に抱きついたナナリーは、微笑ましくその目を細めて囁きながら顔を寄せる。
「抱きしめる時は強く、ですよ?」
二人の背後で風に揺らぐカーテンに、影が重なって映るのだった。
終わり
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