フェアにいきましょう

ゼロの愛人会に普通にライがいたら面白そうだよねということで、
神楽耶+カレンvsC.C．×ライです。
お話は、続きからになります。

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フェアにいきましょう



「コレより、ゼロ様の愛人会を始めますわ」


　宣言した人にノル形で、乾いた拍手と共に始まった。
　神楽耶主催の愛人会と呼ぶ集まりに、C.C．とカレン、そして、何故か一人男として参加させられてるライの四名がテーブルに囲うように揃っていた。
　因みに、テーブルの上にはC.C．が注文したと思わしき、ピザ（既に食べかけ）と神楽耶が持ち寄ったとされる和菓子というアンバランスな間食が並べられていた。


「では、今日皆様にお集まりいただいたのは他でもありません。今回の議題は」


　咳払いを一つして進行し始める神楽耶に、カレンが口を挟む。


「何の呼び出しかと思えば、こんなこと。今は戦いに集中するときであって、私も他の仲間と訓練しにいきたいから、帰らせてもらうわ」

「待ってください。愛人の一人である貴方にも関係ある話ですのよ」

「あのね、私はゼロの親衛隊の一員としての自覚はあるけど、愛人になった覚えはないわよ」


　ばんとテーブルを叩いてカレンは立ち上がった。


「此処にいる私たちが認識してる時点で、貴方とて無関係では」

「そんなことで私を巻き込まないで!。それに、何でライまで参加させてるのよ!!」


　C.C．の隣に座っているライを指差して、カレンは言った。
　巻き込まれたこともあるのだが、半分不機嫌なのは、ライがいる手前でゼロの愛人だと認めてもらいたくないのもあったからだった。



続く