コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/04/24 (Sun)
さしでがましいリアリズム
ライの部屋にて、CD片手に音楽を聴いているC.C.は、もはや自分の部屋として振る舞いにも既に慣れを覚え始めた頃。
部屋の主であるライの帰宅にC.C.は一瞥をくれるだけに終わる。
ライは着ていた制服を着替え、上着をハンガーにかけてまま、部屋を見回す。
元からライの私物が少ないのもあってもあるのだが、出かけて時は整頓されていた部屋は、C.C.が来た事により散乱していた。
洗濯も散らかし放題だといっていたルルーシュの気持ち今ならわかると思いつつも、ライは目を瞑る。
それは、彼女が自ら進んで片付けることを放棄していると学んだからであった。
ライは着替えるのを中断して、ゴミ袋を片手に、とりあえずテーブルに空のピザ箱やゴミなどを片付けることにした。
乱雑に置かれたままの雑誌も丁寧に揃えていくと、テーブルの上や周囲が綺麗になっていく。
「おい」
後もう少しでということで、何も口に出さずにいたC.C.から呼び声がかかる。
「ポイントシールは捨てるなよ」
何もしないが口だけは挟むのを忘れない。
無造作にゴミ袋に入れた紙の中に、それらしいものを見た気がして、また集めているのかライは呆れたが、無言でポイントシールの張られた紙をテーブルに戻した。
それを視線で見届けたC.C.は、ヘッドホンを耳にあて音楽を聴き始めた。
ピザを食いながら、何かしていることは多いのだが、音楽にも興味があるのかとどこか失礼に思いながら、物珍しい光景を見つめた。
しかし、特に興味があるわけでもないのでライは、片づけを終えた足で着替えに戻ろうとする。
「ちょっと待て」
一、二歩進みかけた足を立ち止まらせて、振り返るライに、手招きするC.C.がいた。
一瞬またピザの催促ではないのかと嫌な予感を覚えたものの、ライはベットへと近寄ると、C.C.の外したヘッドホンから零れるほどの音量で、がんがんと耳に痛い音楽が聞こえてきた。
見下ろすライが尋ねる前に、C.C.は命令とばかりにぽんぽんと乾いた音でペットを叩くと。
「聞いてみろ。最近出た流行曲だそうだ。世間に疎いお前には勉強に丁度いいだろ」
一言多いのも相変わらずだったが、ライは渡されたヘッドホンを聞くと、若い女の子達のアップテンポな曲が詞と共に耳に響く。
特に音楽では、コレが好きだと認識した事はないが、聞くなら静かな曲を試聴することが多いライには、歌詞の内容は理解できても、頭に入らずBGMのように流れるだけだった。
続く
さしでがましいリアリズム
ライの部屋にて、CD片手に音楽を聴いているC.C.は、もはや自分の部屋として振る舞いにも既に慣れを覚え始めた頃。
部屋の主であるライの帰宅にC.C.は一瞥をくれるだけに終わる。
ライは着ていた制服を着替え、上着をハンガーにかけてまま、部屋を見回す。
元からライの私物が少ないのもあってもあるのだが、出かけて時は整頓されていた部屋は、C.C.が来た事により散乱していた。
洗濯も散らかし放題だといっていたルルーシュの気持ち今ならわかると思いつつも、ライは目を瞑る。
それは、彼女が自ら進んで片付けることを放棄していると学んだからであった。
ライは着替えるのを中断して、ゴミ袋を片手に、とりあえずテーブルに空のピザ箱やゴミなどを片付けることにした。
乱雑に置かれたままの雑誌も丁寧に揃えていくと、テーブルの上や周囲が綺麗になっていく。
「おい」
後もう少しでということで、何も口に出さずにいたC.C.から呼び声がかかる。
「ポイントシールは捨てるなよ」
何もしないが口だけは挟むのを忘れない。
無造作にゴミ袋に入れた紙の中に、それらしいものを見た気がして、また集めているのかライは呆れたが、無言でポイントシールの張られた紙をテーブルに戻した。
それを視線で見届けたC.C.は、ヘッドホンを耳にあて音楽を聴き始めた。
ピザを食いながら、何かしていることは多いのだが、音楽にも興味があるのかとどこか失礼に思いながら、物珍しい光景を見つめた。
しかし、特に興味があるわけでもないのでライは、片づけを終えた足で着替えに戻ろうとする。
「ちょっと待て」
一、二歩進みかけた足を立ち止まらせて、振り返るライに、手招きするC.C.がいた。
一瞬またピザの催促ではないのかと嫌な予感を覚えたものの、ライはベットへと近寄ると、C.C.の外したヘッドホンから零れるほどの音量で、がんがんと耳に痛い音楽が聞こえてきた。
見下ろすライが尋ねる前に、C.C.は命令とばかりにぽんぽんと乾いた音でペットを叩くと。
「聞いてみろ。最近出た流行曲だそうだ。世間に疎いお前には勉強に丁度いいだろ」
一言多いのも相変わらずだったが、ライは渡されたヘッドホンを聞くと、若い女の子達のアップテンポな曲が詞と共に耳に響く。
特に音楽では、コレが好きだと認識した事はないが、聞くなら静かな曲を試聴することが多いライには、歌詞の内容は理解できても、頭に入らずBGMのように流れるだけだった。
続く
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