コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
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★ お気に入り
★2011/08/21 (Sun)
My being me 孵ったばかりの雛鳥のように
貴方の目に映りたかった。
君の声をもう一度聞きたかった。
少しだけ、会ってみるのも悪くはない。
太陽の見える木漏れ日。
それぞれに理由は違っても想いは同じで、スザクとナナリーと、そしてルルーシュと視線を向けたライは、少しだけ気まずそうな三人に不思議な顔をしていた。
「お前達は、僕が知る以前から、既にライと接点を持っていたのか」
ライを取り囲むように座った三人。
沈黙を破るかのように先に口を開いたルルーシュは、少し拗ねたような顔で二人を見る。
「おっ俺たちだって、最近知り合ったばかりだよ」
「それなら、何故黙っていた」
「ごめんなさい。お兄様には私から言うつもりだったんだけど」
黙っていた私が悪いのだというつもりのナナリーの言葉を遮るように、スザクが口を開く。
「いいよ、ナナリー。俺が黙っておけって言ったから言わなかったからそうしたんだよ」
「スザクさん!?」
どうして?そんなこと一言も聞いたことがないと戸惑いを浮かべるナナリーに、首を横に振ったスザクは、少し恐い顔で見つめるルルーシュへと顔を向けた。
「言わなかったのは、お前のほうが関わりくないと言ったから教えなかった。それ以外にも理由はあるけど、俺は謝るつもりはないからな」
まっすぐに見つめるスザクの頑固さに、ルルーシュは目を眇め、にらみ合うような沈黙が続いたのだが、それは一時的なものだった。
「明日の事を言えば鬼が笑う。日本の諺でもあるが、今の状況はそれにあたるのではないか」
ライの静かな声は柔らかな風にまぎれ、二人の耳にも自然と入り込む。
白い指差す先に小さな蝶が小さく羽根を動かす光景に、目を止めたルルーシュとスザクはライへと向ける。
続く
My being me 孵ったばかりの雛鳥のように
貴方の目に映りたかった。
君の声をもう一度聞きたかった。
少しだけ、会ってみるのも悪くはない。
太陽の見える木漏れ日。
それぞれに理由は違っても想いは同じで、スザクとナナリーと、そしてルルーシュと視線を向けたライは、少しだけ気まずそうな三人に不思議な顔をしていた。
「お前達は、僕が知る以前から、既にライと接点を持っていたのか」
ライを取り囲むように座った三人。
沈黙を破るかのように先に口を開いたルルーシュは、少し拗ねたような顔で二人を見る。
「おっ俺たちだって、最近知り合ったばかりだよ」
「それなら、何故黙っていた」
「ごめんなさい。お兄様には私から言うつもりだったんだけど」
黙っていた私が悪いのだというつもりのナナリーの言葉を遮るように、スザクが口を開く。
「いいよ、ナナリー。俺が黙っておけって言ったから言わなかったからそうしたんだよ」
「スザクさん!?」
どうして?そんなこと一言も聞いたことがないと戸惑いを浮かべるナナリーに、首を横に振ったスザクは、少し恐い顔で見つめるルルーシュへと顔を向けた。
「言わなかったのは、お前のほうが関わりくないと言ったから教えなかった。それ以外にも理由はあるけど、俺は謝るつもりはないからな」
まっすぐに見つめるスザクの頑固さに、ルルーシュは目を眇め、にらみ合うような沈黙が続いたのだが、それは一時的なものだった。
「明日の事を言えば鬼が笑う。日本の諺でもあるが、今の状況はそれにあたるのではないか」
ライの静かな声は柔らかな風にまぎれ、二人の耳にも自然と入り込む。
白い指差す先に小さな蝶が小さく羽根を動かす光景に、目を止めたルルーシュとスザクはライへと向ける。
続く
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