コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★ お気に入り
★2011/08/28 (Sun)
My being me だらだらつづけるために、ぴりぴりきんちょうしてる
「祖国を離れ唯一の家族である妹を大事に思うがゆえに、他者に警戒心を持っても致し方のないことだ」
話してもない事を当てられ目を見開くルルーシュに、ライは続ける。
「僕も独りでいることに違和感はなかったが、ナナリーとスザクと会って話すうちに、当然に思っていたことさえも疑問を覚え、今では二人のいない時間の寂しささえも感じ始めたことに良かったのかと思うときもある」
「ライ・・・」
「しかし、世に言うこれが縁だと言うのなら、僕は受け入れられるよう、初めに君と握手がしたいと思っている。のだが、君の国ではもっと別の挨拶をするのだろうか?」
少しずつだが、ライなりに不器用なやり方で歩み寄ろうとしているのが理解でき、ルルーシュは少しだけ困惑を浮かべてたが、けしてそこに悪意はない事を知って、差し伸ばしたその手にそっと自分の手を重ねた。
思ったよりも小さく細い手に驚きつつも、ルルーシュの警戒心がほどけてゆくように表情も少しだけ緩んで今の気持ちを息を吐くと共に口にしていた。
「見誤ったのはどうやら僕のほうだ」
「?」
「お前と初めからやり直しに此処へ来た。これからはお前のほうから出向いても歓迎するからいつでも来い」
「うん・・・」
目を瞬かせたライの小さな手に自分の手を重ねたルルーシュは、敵愾心をあおるようなギスギスした雰囲気は薄まっていて、手のひらから伝わる確かな体温と握り返す強さに、視線をあげたライは嬉しそうに目を細める。
無表情でとっつきにくい雰囲気が、表情を見せた瞬間に印象が変わり、しかも、笑顔というのは見慣れていないせいもあって、男のルルーシュさえも頬を赤くさせてしまうほどの威力を持っていた。
もう少し早くに、出会っていれば良かったかも知れないと今更なような気もするが、後悔を少しだけルルーシュは覚えたのだった。
続く
訪問者様、拍手をたくさんぽっと押してくださった方、ありがとうございました。涙がでそうになりましたが、頑張ります。
-⑯-の続きで、
幼年期ルルーシュ+スザク+ナナリー×ライです。
お話は、続きからになります。
拍手を送る
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幼年期ルルーシュ+スザク+ナナリー×ライです。
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My being me だらだらつづけるために、ぴりぴりきんちょうしてる
「祖国を離れ唯一の家族である妹を大事に思うがゆえに、他者に警戒心を持っても致し方のないことだ」
話してもない事を当てられ目を見開くルルーシュに、ライは続ける。
「僕も独りでいることに違和感はなかったが、ナナリーとスザクと会って話すうちに、当然に思っていたことさえも疑問を覚え、今では二人のいない時間の寂しささえも感じ始めたことに良かったのかと思うときもある」
「ライ・・・」
「しかし、世に言うこれが縁だと言うのなら、僕は受け入れられるよう、初めに君と握手がしたいと思っている。のだが、君の国ではもっと別の挨拶をするのだろうか?」
少しずつだが、ライなりに不器用なやり方で歩み寄ろうとしているのが理解でき、ルルーシュは少しだけ困惑を浮かべてたが、けしてそこに悪意はない事を知って、差し伸ばしたその手にそっと自分の手を重ねた。
思ったよりも小さく細い手に驚きつつも、ルルーシュの警戒心がほどけてゆくように表情も少しだけ緩んで今の気持ちを息を吐くと共に口にしていた。
「見誤ったのはどうやら僕のほうだ」
「?」
「お前と初めからやり直しに此処へ来た。これからはお前のほうから出向いても歓迎するからいつでも来い」
「うん・・・」
目を瞬かせたライの小さな手に自分の手を重ねたルルーシュは、敵愾心をあおるようなギスギスした雰囲気は薄まっていて、手のひらから伝わる確かな体温と握り返す強さに、視線をあげたライは嬉しそうに目を細める。
無表情でとっつきにくい雰囲気が、表情を見せた瞬間に印象が変わり、しかも、笑顔というのは見慣れていないせいもあって、男のルルーシュさえも頬を赤くさせてしまうほどの威力を持っていた。
もう少し早くに、出会っていれば良かったかも知れないと今更なような気もするが、後悔を少しだけルルーシュは覚えたのだった。
続く
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