コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★2011/08/24 (Wed)
幼ごころの溶け残り
少しずつ強張っていたC.C.の身体が緩んでいる頃には、空は雷の音でなく激しい雨の音へと変わっていた。
優しくなでられる髪に安心感を覚え、顔をあげたC.C.は、主人のようにこき使う恐い男ではなく、優しい顔があり嬉しげに目を細める。
「ライ・・・」
「どーした? ・・・どうやら、雷は鳴り止んだみたいだな」
もう雨の音しか聞こえなかったが、それでも離れたくないとばかりにライの顔に顔をうずめたC.C.は甘えるように首を振って懇願した。
「このまま、ライの傍にいたい」
とシャツを掴んだまま呟いたC.C.に、ライはまるで妹を見るように仕方ないと言いたげな笑いを浮かべて、わかったと口にする。
それを聞いたC.C.は安堵したように目を瞑りその腕の中で温もりを味わった。
少し冷えていた空気が包み込まれる熱によって温まり、頬さえも熱くなり、C.C.はぎゅっと抱き返しながら、ライと名前を呼び、愛してると告げた。
息を呑んだ声が頭上から聞こえが、答えなど聞かずにC.C.は華奢な胸に顔をうずめた。
今の瞬間もこれからも、平穏な幸せが続けばいいと思いながらC.C.は目を瞑る。
自分の呼ぶ愛おしい声が聞こえたけれど、今はただ誰にも邪魔されず幸せの中に沈んでいたかったのだった。
オマケ
ベットの上に寝ていたC.C.が近い胸元に顔をあげると、そっと寄り添うライの寝顔を見た。
「ライ・・・?」
恐る恐る頬をつついてみたものの、僅かに身じろぐだけで、起きる様子はないことにほっと安堵する。
恐がらないようにとずっと抱きしめてくれた暖かい腕がまだあって、普段は他人を寄せ付けない空気は今はなりを潜め、自分には気を許してくれてるのだとそれさえも嬉しく思いながら、C.C.は身を起こし、柔らかな髪の間に覗いた額にチュッと口付け再び布団へと潜り込んだ。
起きるまでの間、まだかなまだかなと寝覚めのときを待ちながら、ライの寝顔を勧賞していたC.C.の顔は、とても幸せなものだった。
終わり
幼ごころの溶け残り
少しずつ強張っていたC.C.の身体が緩んでいる頃には、空は雷の音でなく激しい雨の音へと変わっていた。
優しくなでられる髪に安心感を覚え、顔をあげたC.C.は、主人のようにこき使う恐い男ではなく、優しい顔があり嬉しげに目を細める。
「ライ・・・」
「どーした? ・・・どうやら、雷は鳴り止んだみたいだな」
もう雨の音しか聞こえなかったが、それでも離れたくないとばかりにライの顔に顔をうずめたC.C.は甘えるように首を振って懇願した。
「このまま、ライの傍にいたい」
とシャツを掴んだまま呟いたC.C.に、ライはまるで妹を見るように仕方ないと言いたげな笑いを浮かべて、わかったと口にする。
それを聞いたC.C.は安堵したように目を瞑りその腕の中で温もりを味わった。
少し冷えていた空気が包み込まれる熱によって温まり、頬さえも熱くなり、C.C.はぎゅっと抱き返しながら、ライと名前を呼び、愛してると告げた。
息を呑んだ声が頭上から聞こえが、答えなど聞かずにC.C.は華奢な胸に顔をうずめた。
今の瞬間もこれからも、平穏な幸せが続けばいいと思いながらC.C.は目を瞑る。
自分の呼ぶ愛おしい声が聞こえたけれど、今はただ誰にも邪魔されず幸せの中に沈んでいたかったのだった。
オマケ
ベットの上に寝ていたC.C.が近い胸元に顔をあげると、そっと寄り添うライの寝顔を見た。
「ライ・・・?」
恐る恐る頬をつついてみたものの、僅かに身じろぐだけで、起きる様子はないことにほっと安堵する。
恐がらないようにとずっと抱きしめてくれた暖かい腕がまだあって、普段は他人を寄せ付けない空気は今はなりを潜め、自分には気を許してくれてるのだとそれさえも嬉しく思いながら、C.C.は身を起こし、柔らかな髪の間に覗いた額にチュッと口付け再び布団へと潜り込んだ。
起きるまでの間、まだかなまだかなと寝覚めのときを待ちながら、ライの寝顔を勧賞していたC.C.の顔は、とても幸せなものだった。
終わり
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