コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2011/08/14 (Sun)
波ははじめ風だった
隣で聞くナナリーとの会話からも、何故か声をかけられることが多かったと、ナンパの意味を理解していない様子で、ライは不思議そうな顔をしていたことに、その理由を教えることなくルルーシュは声をかけた。
「話に興じるのもいいが、目の前に海があるんだ。せっかくなら、二人で遊びに行ってきたらどうだ?」
目を細めるように穏やかに話すルルーシュからの提案に、ライはナナリーと顔を合わせる。
いいのかと言いたげな雰囲気を感じ取り、ルルーシュは口端を引き上げて笑う。
「日焼けをしに来たんでもないだろ。俺の目の届く範囲であれば此処に引き止める当為はないからな」
やけに包容的な言葉に咲世子は意外そうに目を開いたが、嬉しそうに笑い交わす二人の後を追うことなく、ルルーシュへと声をかけた。
「宜しかったのでしょうか?」
「なにがだ?」
「いえ、ついた当初は二人きりにさせることを反対されていたのではないかと」
「既に二人の交際は承認し、俺の視界内に確認は取れてる状態で、何の杞憂があるというんだ?」
一瞥を向けたルルーシュに、咲世子は兄なりのそれとも恋敵なりの融通なのだろうとクスリっと笑い、咲世子は海へと向かっていった二人を見守るように眺め呟いた。
「明日は明日、今日は今日、ということでしょうか」
ナナリーの楽しそうな様子に目を細めた咲世子は、空の青と砂浜の白と眩しい太陽光の下で、輝く二人の姿をその目に焼き付けるようにレンズ越しにその風景を一枚撮った。
それは、自分への褒美と思い出作りとしての記念の一枚だった。降り注ぐもの
波ははじめ風だった
隣で聞くナナリーとの会話からも、何故か声をかけられることが多かったと、ナンパの意味を理解していない様子で、ライは不思議そうな顔をしていたことに、その理由を教えることなくルルーシュは声をかけた。
「話に興じるのもいいが、目の前に海があるんだ。せっかくなら、二人で遊びに行ってきたらどうだ?」
目を細めるように穏やかに話すルルーシュからの提案に、ライはナナリーと顔を合わせる。
いいのかと言いたげな雰囲気を感じ取り、ルルーシュは口端を引き上げて笑う。
「日焼けをしに来たんでもないだろ。俺の目の届く範囲であれば此処に引き止める当為はないからな」
やけに包容的な言葉に咲世子は意外そうに目を開いたが、嬉しそうに笑い交わす二人の後を追うことなく、ルルーシュへと声をかけた。
「宜しかったのでしょうか?」
「なにがだ?」
「いえ、ついた当初は二人きりにさせることを反対されていたのではないかと」
「既に二人の交際は承認し、俺の視界内に確認は取れてる状態で、何の杞憂があるというんだ?」
一瞥を向けたルルーシュに、咲世子は兄なりのそれとも恋敵なりの融通なのだろうとクスリっと笑い、咲世子は海へと向かっていった二人を見守るように眺め呟いた。
「明日は明日、今日は今日、ということでしょうか」
ナナリーの楽しそうな様子に目を細めた咲世子は、空の青と砂浜の白と眩しい太陽光の下で、輝く二人の姿をその目に焼き付けるようにレンズ越しにその風景を一枚撮った。
それは、自分への褒美と思い出作りとしての記念の一枚だった。降り注ぐもの
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