コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★ お気に入り
★2011/08/11 (Thu)
生きるのをやめられずにいる
屋根の向こう側から、昇り行く光に映し出されるのは、赤茶色のレンガの家々と通路、そして朝早くも働きに行く街の人達がぽつぽつと、綺麗と言えない宿泊所にて、二階の開いた窓から、眺めていたC.C.は、ベットのほうへと振り返って言った。
「準備は出来たか?」
着替えを終えたライは、シャツ姿のままのC.C.へと呆れた視線を寄こし、口を開く。
「人に尋ねる前に、君はまさかその格好で出歩くつもりなのか?」
改めて自分の服装を見たC.C.は事も無げに、
「私は身なりに対して大した頓着は持ち合わせてはないからな。気にすることではないだろ」
「気にしてくれ。ただでさえ理由もわからぬままに、子供の姿になっているというだけでも僕には驚きの事実なのに、さらに加え、誤解を与えかねない行動は控えて欲しい」
「冗談だ。しかし、誤解というとお前が誑かして部屋に連れ込んでいる幼女が私だということか」
「そうは言ってないが、なんらかの誤解を受けて面倒ごとは避けた事に越したことはないと言っているだけだ」
「ふん。なら着替える前に、一つお前お使いしてきてもらうぞ」
偉そうに腰に両手をあて、C.C.はライに指令を出す。
「荷物の中に、確か他にも服はあったはず」
「このサイズで、か?」
子供みたくシャツの裾をスカートのように引っ張り小首をかしげる様、あどけないようにも見えたが、その表情は以前と変わりないことに気づいて、ライは腰を上げた。
「・・・わかった。まずは洋服店に行って、君の体格に合う服はないかと店主に話を付けてくる空、ここで待っていてくれ」
「なんだ。適当に選んで買いだめしてくるのかと思っていたが」
「着るのは君だ。執着はなくても好みぐらいはあるんだろう?」
「当然」
腕組むC.C.のふっと緩めた口元に、ライも小さく笑い返してそのまま部屋を出て行った。
が、帰ってきたときには、本当に洋服店の主人と話をつけてきたことには驚いたものの、(妹だとか何とかその場をつくろい誤解は避けられたものの)体のサイズを測りそれに似合った服を幾つか用意してもらい、その中から選んだ洋服を着たC.C.は、やはり女性らしく飾れたことに満足した様子ではあったが、思わぬ出費にライの方は財布の中の寂しさを思い知り溜息をついてと、格差はあった。
続く
生きるのをやめられずにいる
屋根の向こう側から、昇り行く光に映し出されるのは、赤茶色のレンガの家々と通路、そして朝早くも働きに行く街の人達がぽつぽつと、綺麗と言えない宿泊所にて、二階の開いた窓から、眺めていたC.C.は、ベットのほうへと振り返って言った。
「準備は出来たか?」
着替えを終えたライは、シャツ姿のままのC.C.へと呆れた視線を寄こし、口を開く。
「人に尋ねる前に、君はまさかその格好で出歩くつもりなのか?」
改めて自分の服装を見たC.C.は事も無げに、
「私は身なりに対して大した頓着は持ち合わせてはないからな。気にすることではないだろ」
「気にしてくれ。ただでさえ理由もわからぬままに、子供の姿になっているというだけでも僕には驚きの事実なのに、さらに加え、誤解を与えかねない行動は控えて欲しい」
「冗談だ。しかし、誤解というとお前が誑かして部屋に連れ込んでいる幼女が私だということか」
「そうは言ってないが、なんらかの誤解を受けて面倒ごとは避けた事に越したことはないと言っているだけだ」
「ふん。なら着替える前に、一つお前お使いしてきてもらうぞ」
偉そうに腰に両手をあて、C.C.はライに指令を出す。
「荷物の中に、確か他にも服はあったはず」
「このサイズで、か?」
子供みたくシャツの裾をスカートのように引っ張り小首をかしげる様、あどけないようにも見えたが、その表情は以前と変わりないことに気づいて、ライは腰を上げた。
「・・・わかった。まずは洋服店に行って、君の体格に合う服はないかと店主に話を付けてくる空、ここで待っていてくれ」
「なんだ。適当に選んで買いだめしてくるのかと思っていたが」
「着るのは君だ。執着はなくても好みぐらいはあるんだろう?」
「当然」
腕組むC.C.のふっと緩めた口元に、ライも小さく笑い返してそのまま部屋を出て行った。
が、帰ってきたときには、本当に洋服店の主人と話をつけてきたことには驚いたものの、(妹だとか何とかその場をつくろい誤解は避けられたものの)体のサイズを測りそれに似合った服を幾つか用意してもらい、その中から選んだ洋服を着たC.C.は、やはり女性らしく飾れたことに満足した様子ではあったが、思わぬ出費にライの方は財布の中の寂しさを思い知り溜息をついてと、格差はあった。
続く
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