コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★ お気に入り
★2010/05/07 (Fri)
Girls Dream of bubble・番外編 あの子のチョコは誰のもの?
特定の人がいないのは安心したのだが、自分だけでもなかったことに残念に思った生徒会メンバー。
時に、その贈る相手をいかにしてライから遠ざけるか密かに目論んでいた者も含め、暗い影を落としていたものの、ライから皆に送られた大きなチョコレートケーキ。
お店にあっても可笑しくはないほど、丁寧な仕上がりで、見るだけで食欲をそそる。
ライが皆に隠れるように作っていたのは、当日に教えるつもりだったのだろう。
それが、妙に期待してしまったことでもあるのだが、噂というのには当てにならないと思う出来事でもあった。
大きなケーキを囲うように見つめてる生徒会メンバー。
ライからお礼にと届いたケーキ、取り分けるのは簡単だと思ったのだが、皆より先に来ていたアーニャとジノが食べていて、つまみ食いしていたアーサーの分をのけても、平等に切り分けるのは難しいものとなっていた。
誰かの分を少なくすればそれだけライの作るケーキを食べられる。ライから愛をもらえる。いつしかそんな形式がメンバーの頭に浮かび、たまたまその場にいなかったルルーシュに、
(ありがとう。あなた(君)(兄さん)の気持ちは無駄にしない)
いつからかルルーシュの分は配分的に残ったものとされる事に一致団結していた。
「会長。今から切り分けても平等にはなりませんよね。どう決めるつもりなんですか」
「そうね」
「困ったときに決定するのといえば、じゃんけんがいいかな」
ミレイの横で悩んでいたスザクが考えを出すように提案する。
「じゃんけん?で一体どう決めるんだよ。勝った人が全部貰うとかそんな方法か」
「違うよ。勝った人から順番にケーキを切り分けていくんだよ。勝負に勝った人が自己責任でみんなの前で切り分ける。平等になると思うよ」
「そうか? ライが切り分けるなら、皆文句もでないんだろうけど、それで決めてしまうのは、ちょっとな」
それを見たロロは、
「では、リヴァルさんは先にそれもより多く食べられたことについては、何も文句はなかったと言うことでいいんですね」
「いや、そういうわけじゃないけど(ライの手作りなら特に)」
「決まらないのであれば、強制でも決めてしまうほうが余計な争いを招くことなく、まとめるでしょう」
「・・・そうだね。僕達が争うことで生徒会室を悲惨な状態にでもなったら、ケーキをくれたライに申し訳ないと思うし」
ロロと意見が同じらしく笑顔で頷いたスザクに、リヴァルは訝しげな視線を向ける。
「(スザク、生徒会室を悲惨な状態にって、お前一体何するつもりだったんだ)そ、そうしようか。俺も早くライのケーキ食べたいしさ」
リヴァルの参加に、反応を見せたのはロロのほうで、
「リヴァルさんも参加するんですか?」
「そりゃってロロ。俺が参加すると、何かまずいのか?」
「いえ、取り分が減ってしまい残念だと思っただけです」
微笑んだロロの背後に得体の知れない黒いものが見えてしまい、この場で引き下がりたくはないと敢えてリヴァルは、見て見ぬ振りをすることにした。
「私もじゃんけんで一存はないんだけど、他のみんなは?」
ロロとリヴァルとスザクの参加が決まり、残りのメンバーへと顔を向けると、
「勿論。やりますよ! ねぇ、ニーナ」
「うん」
「右に同じく」
同意したカレンにうなずいて、ルルーシュを除いたメンバーのみのじゃんけんで決定、ライの手作りケーキ争奪戦
が静かに幕を開いたのだった。
そして、ライからケーキが届いてると話を聞きつけたルルーシュが後になって生徒会室へと向かうと、お皿にうすぺらいケーキが一つ。
立つことなくへなりと弱弱しく倒れているのが映った。
ラップをかけているものの、これを見たルルーシュの背後は悲しげな影が差していた。
終わり
特定の人がいないのは安心したのだが、自分だけでもなかったことに残念に思った生徒会メンバー。
時に、その贈る相手をいかにしてライから遠ざけるか密かに目論んでいた者も含め、暗い影を落としていたものの、ライから皆に送られた大きなチョコレートケーキ。
お店にあっても可笑しくはないほど、丁寧な仕上がりで、見るだけで食欲をそそる。
ライが皆に隠れるように作っていたのは、当日に教えるつもりだったのだろう。
それが、妙に期待してしまったことでもあるのだが、噂というのには当てにならないと思う出来事でもあった。
大きなケーキを囲うように見つめてる生徒会メンバー。
ライからお礼にと届いたケーキ、取り分けるのは簡単だと思ったのだが、皆より先に来ていたアーニャとジノが食べていて、つまみ食いしていたアーサーの分をのけても、平等に切り分けるのは難しいものとなっていた。
誰かの分を少なくすればそれだけライの作るケーキを食べられる。ライから愛をもらえる。いつしかそんな形式がメンバーの頭に浮かび、たまたまその場にいなかったルルーシュに、
(ありがとう。あなた(君)(兄さん)の気持ちは無駄にしない)
いつからかルルーシュの分は配分的に残ったものとされる事に一致団結していた。
「会長。今から切り分けても平等にはなりませんよね。どう決めるつもりなんですか」
「そうね」
「困ったときに決定するのといえば、じゃんけんがいいかな」
ミレイの横で悩んでいたスザクが考えを出すように提案する。
「じゃんけん?で一体どう決めるんだよ。勝った人が全部貰うとかそんな方法か」
「違うよ。勝った人から順番にケーキを切り分けていくんだよ。勝負に勝った人が自己責任でみんなの前で切り分ける。平等になると思うよ」
「そうか? ライが切り分けるなら、皆文句もでないんだろうけど、それで決めてしまうのは、ちょっとな」
それを見たロロは、
「では、リヴァルさんは先にそれもより多く食べられたことについては、何も文句はなかったと言うことでいいんですね」
「いや、そういうわけじゃないけど(ライの手作りなら特に)」
「決まらないのであれば、強制でも決めてしまうほうが余計な争いを招くことなく、まとめるでしょう」
「・・・そうだね。僕達が争うことで生徒会室を悲惨な状態にでもなったら、ケーキをくれたライに申し訳ないと思うし」
ロロと意見が同じらしく笑顔で頷いたスザクに、リヴァルは訝しげな視線を向ける。
「(スザク、生徒会室を悲惨な状態にって、お前一体何するつもりだったんだ)そ、そうしようか。俺も早くライのケーキ食べたいしさ」
リヴァルの参加に、反応を見せたのはロロのほうで、
「リヴァルさんも参加するんですか?」
「そりゃってロロ。俺が参加すると、何かまずいのか?」
「いえ、取り分が減ってしまい残念だと思っただけです」
微笑んだロロの背後に得体の知れない黒いものが見えてしまい、この場で引き下がりたくはないと敢えてリヴァルは、見て見ぬ振りをすることにした。
「私もじゃんけんで一存はないんだけど、他のみんなは?」
ロロとリヴァルとスザクの参加が決まり、残りのメンバーへと顔を向けると、
「勿論。やりますよ! ねぇ、ニーナ」
「うん」
「右に同じく」
同意したカレンにうなずいて、ルルーシュを除いたメンバーのみのじゃんけんで決定、ライの手作りケーキ争奪戦
が静かに幕を開いたのだった。
そして、ライからケーキが届いてると話を聞きつけたルルーシュが後になって生徒会室へと向かうと、お皿にうすぺらいケーキが一つ。
立つことなくへなりと弱弱しく倒れているのが映った。
ラップをかけているものの、これを見たルルーシュの背後は悲しげな影が差していた。
終わり
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