コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
★ カテゴリー
カテゴリー別に分かれていて、下に表示されるようになっています。
----LC----- ライ関連
----LC小説---- BL小説
----LC小説Ⅱ---- BL小説
----小説以外---- その他
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
★ お気に入り
★2010/07/01 (Thu)
訪問者様方、拍手ありがとう!
桃色思考に溺れたいの続きで後半は、ニーナ視点の
ニーナ×ライ(女体化)です。
お話は、続きからになります。
Girls Dream of bubble・番外編 好きになってもいいですか
ライが私を心配そうに覗き込んで、柳眉を顰める様がうっとりすると程憂いを含んで、肩を抱えるように身体を支えてるせいか触れたところから熱くなり鼓動が早くなる。
このまま時間が止まってしまえばいいのにと思ってしまったのだけど、
「大丈夫なのか? 体調はどうなんだ?」
ただぶつかっただけにしてはとても心配そうにしてたけど、私はつい嬉しくなって、ライの白い手を握るように見つめたまま、口を開いた。
「今もどきどきして、とても体が熱いです」
「熱い・・・のか?」
「はい。貴方を見てるだけでくらくらします」
言ってしまった。
今告白するつもりはなかったけれど、どうしてかと聞かれれば、好きだからといってしまいそうで、ちょっとだけ大胆になる自分に恥ずかしくなった。
ライが女性になったとしても、中身が男だから女の子と恋に落ちる可能性のほうが高いと思い、私はその可能性に賭けてみたくなった。
「・・・やっぱり、ほっておけないな」
ライの薄い唇から小さく呟いた声がこぼれるのに私が顔をあげると、体が宙に浮くようにして持ち上がり、ライの腕の中にいる自分に気づかされた。
「えっ?」
お姫様抱っこで運ばれているのは私で、なんだか私の思う方向性とは違う展開だけど、ライが望むのなら答える気持ちはあったのだけれど、ライから薫る匂いが優しく包み込むようで安心して、ついまどろんでしまった。
廊下を駆けるライに先に行く人たちが道を開いていく。なんだか夢のような光景だったのは一瞬で、目的の場所に到着するなり足を止めたライは、扉を開いて、
「すまないが、一時的にベットを借りる」
保健室の看板を見たときは心臓が跳ねた。
えっ、いきなり、そんな心の準備が。
今日はまだ準備も出来ないというのに、しかもまだ制服のままだし、学校でなんて。
頬がますます赤くなるばかりの私を他所に、ライさんは何故か慌てたように窓辺のベットにへと、私を優しく横たえた。
鼓動がさっきよりも高い。見られてることさえ恥ずかしくなって思わず目を伏せる。
不安はあるけれど、ライさんが私と同じ気持ちだったのは嬉しくて名前を呟いた。
「ライさん」
「ニーナ」
顔を寄せてきたライに、私も心を決めて目を瞑る。けれど、ぬくもりは何も感じられず、目を開くと、思ったよりも、真剣なライの顔が映りこむ。
「しばらく君は此処で休んでいてくれ。人を呼んでくるから」
「えっ?」
そう言い残して、ライは足早に保健室を出て行きました。
何が起こったのかわからず、私は目を瞬かせ、ようやくライが勘違いをしていることに気づいたのは、ミレイちゃんがやってきた後でした。
「風邪、じゃないのか?」
ミレイちゃんはライの様子に何事かと思って慌ててきたみたいだけど、今は可笑しそうにくすくすと笑っている。
勘違いと期待をした自分の事も笑われているようで、自分にかぶせたままのシーツを顔半分隠すように両手で引き上げた。頬はまだ熱かった。
「ええ、安心したでしょ」
「しかし、本人が動悸が早まり、こうして顔も赤く熱があるというのに、風邪ではないとするなら一体何だ?」
ライが冗談を言ってるわけではないことにはミレイちゃんも気づいて、私に一度目を向けると、
「そうね。まあ、それは別の要因があるんじゃないかしらね」
曖昧に答えるように、片目を瞑り悪戯げな笑みのミレイちゃんに、ライは不思議な顔をしていた。
心配してくれたのはちょっと嬉しかったけれど、私の気持ちが通じたわけではないことを知って、気持ちが沈んだ。
ライと恋仲になるのは、道のりが遠いのだとこのとき痛感しました。
ひとまず、私がライを避けているわけじゃない誤解だけは早めに解いておこうと決めた。
[留め]
桃色思考に溺れたいの続きで後半は、ニーナ視点の
ニーナ×ライ(女体化)です。
お話は、続きからになります。
Girls Dream of bubble・番外編 好きになってもいいですか
ライが私を心配そうに覗き込んで、柳眉を顰める様がうっとりすると程憂いを含んで、肩を抱えるように身体を支えてるせいか触れたところから熱くなり鼓動が早くなる。
このまま時間が止まってしまえばいいのにと思ってしまったのだけど、
「大丈夫なのか? 体調はどうなんだ?」
ただぶつかっただけにしてはとても心配そうにしてたけど、私はつい嬉しくなって、ライの白い手を握るように見つめたまま、口を開いた。
「今もどきどきして、とても体が熱いです」
「熱い・・・のか?」
「はい。貴方を見てるだけでくらくらします」
言ってしまった。
今告白するつもりはなかったけれど、どうしてかと聞かれれば、好きだからといってしまいそうで、ちょっとだけ大胆になる自分に恥ずかしくなった。
ライが女性になったとしても、中身が男だから女の子と恋に落ちる可能性のほうが高いと思い、私はその可能性に賭けてみたくなった。
「・・・やっぱり、ほっておけないな」
ライの薄い唇から小さく呟いた声がこぼれるのに私が顔をあげると、体が宙に浮くようにして持ち上がり、ライの腕の中にいる自分に気づかされた。
「えっ?」
お姫様抱っこで運ばれているのは私で、なんだか私の思う方向性とは違う展開だけど、ライが望むのなら答える気持ちはあったのだけれど、ライから薫る匂いが優しく包み込むようで安心して、ついまどろんでしまった。
廊下を駆けるライに先に行く人たちが道を開いていく。なんだか夢のような光景だったのは一瞬で、目的の場所に到着するなり足を止めたライは、扉を開いて、
「すまないが、一時的にベットを借りる」
保健室の看板を見たときは心臓が跳ねた。
えっ、いきなり、そんな心の準備が。
今日はまだ準備も出来ないというのに、しかもまだ制服のままだし、学校でなんて。
頬がますます赤くなるばかりの私を他所に、ライさんは何故か慌てたように窓辺のベットにへと、私を優しく横たえた。
鼓動がさっきよりも高い。見られてることさえ恥ずかしくなって思わず目を伏せる。
不安はあるけれど、ライさんが私と同じ気持ちだったのは嬉しくて名前を呟いた。
「ライさん」
「ニーナ」
顔を寄せてきたライに、私も心を決めて目を瞑る。けれど、ぬくもりは何も感じられず、目を開くと、思ったよりも、真剣なライの顔が映りこむ。
「しばらく君は此処で休んでいてくれ。人を呼んでくるから」
「えっ?」
そう言い残して、ライは足早に保健室を出て行きました。
何が起こったのかわからず、私は目を瞬かせ、ようやくライが勘違いをしていることに気づいたのは、ミレイちゃんがやってきた後でした。
「風邪、じゃないのか?」
ミレイちゃんはライの様子に何事かと思って慌ててきたみたいだけど、今は可笑しそうにくすくすと笑っている。
勘違いと期待をした自分の事も笑われているようで、自分にかぶせたままのシーツを顔半分隠すように両手で引き上げた。頬はまだ熱かった。
「ええ、安心したでしょ」
「しかし、本人が動悸が早まり、こうして顔も赤く熱があるというのに、風邪ではないとするなら一体何だ?」
ライが冗談を言ってるわけではないことにはミレイちゃんも気づいて、私に一度目を向けると、
「そうね。まあ、それは別の要因があるんじゃないかしらね」
曖昧に答えるように、片目を瞑り悪戯げな笑みのミレイちゃんに、ライは不思議な顔をしていた。
心配してくれたのはちょっと嬉しかったけれど、私の気持ちが通じたわけではないことを知って、気持ちが沈んだ。
ライと恋仲になるのは、道のりが遠いのだとこのとき痛感しました。
ひとまず、私がライを避けているわけじゃない誤解だけは早めに解いておこうと決めた。
[留め]
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