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コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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★2010/07/02 (Fri)
ルルーシュ視点で、スザクいいとこどりですが、
ルルライです。
お話は、続きからになります。



自分が自分でいられる場所




 青月の夜から変わったライとの関係。それは以前よりも固い絆のような繋がりを築いたのは確かだけども、今まさにルルーシュに試験が与えられようとしていた。



「アーサー、やっぱりライの事が好きなんだね」


 俺達は部屋でチェスに興じていたのだが、今日は
軍が休みだからという理由でスザクが共にいる。
 休日なら出かけるなりの選択はあるだろう。何故わざわざ俺たちの場所に現れる。
 そんな心情など知る由もない、いや、自覚がないだけなのか、ライと楽しそうに会話をしていた。


「そうか?」

「ニャー」


 ライの膝を独占している猫は、喉を鳴らしながら甘えている。普段気まぐれなわりに計算高い性質よりは、やはり順応な犬のほうが飼いならしやすいと至極そう思う場面だった。


「ほら、アーサーもそう言ってるよ」

「猫は喋らないだろ」

「ははは」


 さっきまで俺と二人きりだったのだが、スザクが加わり、しかもライの隣に座って談話しているのもあって、俺は必然的に蚊帳の外となっている。
 何だ。この状況は。
 百歩譲って猫は譲歩してやってもいい。
 しかし、スザクお前は何しに此処に来たんだと当然の疑問が浮かぶ。


「スザク。休日であるのに僕達と共にいてもいいのか?」

 
 俺の心を読んだかのように、ライが質問を返す。
 そうだ。俺達は二人でというところを強調して、スザクを立ち去られる手段をとらせろ。
 今、口を挟んで、自体をややこしくさせないために黙っておいたのだが、判断を間違えたようだ。


「どういう意味だい?」

「深い意味はないのだが、僕達もしくはどちらかに何が用事があってきたのか。誰かと約束があるのではないかと聞いてみただけだ」

「人の約束はないよ。此処にきたのは、なんだろう。君と今日は会えないのかなって思って此処に来ちゃったのかもしれないね」


 スザク、何だその告白は。俺がライの恋人であることを知っての告白か。いや、青月から周囲に公開していないからそれはないだろうが。


「今日って、君とはいつも会ってるだろ」


 ライ、そこは天然に返すところではないぞ。
 

「うん。よく考えたら、そうだよね。けど、戦いの中にいると気づかない間に何かを失うようなそんな不安や寂しさがあってかな。どうしても君のか拝みたくなって、ってなんか言ってて可笑しいね」

「スザク・・・」


 ライ。スザクを追い出すどころか二人でいい雰囲気を作ってどうする。
 呆然とする俺を無視したまま、二人の会話は進む。
 

「スザクの気持ちはわからないまでもないが、理由は違うけれど、僕も君がいないとさびしいものはある」

「ライ」 

「そうした寂しさの中で君は戦っているのだろう。そばにはいられないが、僕は君を応援している。いや、僕だけではないかもしれないが」

「ライ・・・ありがとう」


ライ、お前が優しいのは十分理解できていた。だが、その会話がより怪しくみせ周りに関係性を疑われるのだといい加減に気づいてくれ。
 お前とスザクが十分仲がいいのは知っているが、本来の恋人である俺の立場はどうなる。
 どう見てもこの状態は、俺よりもスザクと仲が深いと見えるぞ。


続く

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