コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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★ プロフィール
HN:
ナッキー観音
HP:
性別:
女性
趣味:
BLゲーム/男主夢小説/小説書き
自己紹介:
(女性主権のBL編)(BL編)ライ・受ラブ同盟
別プログは、テキスト中心。
主に、LCライ受けの二次創作小説と名前変換無の夢小説[銀魂おおぶりテニプリ]等を取り扱っています。
↑別プログにて ルルライ話追加しました。二次創作(コードギアスLC、君に届け、黒執事、おお振り、テニプリ、銀魂)&BLとNLのオリジナルストーリーなどまいぺーすに更新中
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★ お気に入り
★2010/12/06 (Mon)
Girls Dream of bubble・番外編 逃げ出さず、跳び越えてみせてよ
「ミレイさん・・・!? 先に来ていたんですね」
「大体この時間が入浴だからね。ふーん」
口端を引き上げ、顎に手を添えたままミレイは足から肩まで嘗め回すように観察する視線を感じ、ライは妙な居心地の悪さに戸惑うように目を伏せる。
「どうしたのですか?」
「ううん。一度みたからいいと思ったけど、シャーリーの水泳で鍛えた健康的な体型と違って、ライのはなんと言うか白い肌に浮かぶあばらとか、カモシカの様なしなやかな足とか、限界まで鍛えぬかれた中の触れてはいけない禁欲的なものが滲み出て、誘うわね」
本気なのか冗談なのかわからぬようなからかいを含めた言葉でミレイは口にする。
「何の感想ですか。それは」
「えっ、体の事褒めてるんだけど」
「・・・」
ミレイからの冗談ではないという素直な言葉なのだが、ライはそれにどう答えるべきかと考えるだけに視線を伏せて終わる。
「ところで、どう、色んな女の子達がいて、目の保養になるでしょ?」
「目の保養?一体なんの事だ?」
目を瞬かせるライは至極天然に返すのに、ミレイは口端を引き上げて、あえて回りに聞こえないように手をかざしてそのかわいらしい形の耳へとささめく。
「か・ら・だ」
「見てはいない」
「即答ね。女の子になってる間だけよ。見れるのは。今のうちに免疫つけといたほうがいいわよ」
「話しかけてきたのはそのためですか?」
女となっても相変わらず、堅いと言うべきか真面目であるというべきか、本来のライらしい態度に身を起こしたミレイは、顎下に指をつけるようにして、
「そういうわけじゃないけど、じろじろ見られるのがいやなら、大浴場じゃなくてシャワーのほうにしないかっ誘いに来たのよ。あっちのほうが壁に隔てられる分、覗き込まれない限り見られる心配は、ないと思うから」
しかし、ミレイの話を聞くよりも先ほどから視線を定められず戸惑いを浮かべてるライの頬はどこか赤い。
「気遣いはありがたいのですが、その」
「何?」
女性だから臆することがなくなったのか、それとも元からライを男としてみてないからなのか定かではないものの、心は以前男のままなので、女性の身体を今の自分の体がそうである知ってはいるが、やはり気恥ずかしいものがあるのだろう。
目を瞑るようにして、細い声で呟いた。
「せめて、タオルを巻いてもらえませんか?」
「ああ、そうね。皆!、注目。会長命令です。我が学園のマドンナがこれからシャワーを浴びるけど、本人が気恥ずかしいみたいだからなるべく見ないであげてね」
何を思ったのかライがとめる間もなく、皆を方を振り返りパンパンと手を叩いて大きな声でミレイが宣言すると、いっせいに視線が集まり返事が返る。
「はーい!」
「よろしい。じゃあ、戻って」
会長らしい騒がしさを振りまいて、ライはロッカーを閉めたまま静かにすごすのは難しそうだと嘆息をついたのだった。
続く
「ミレイさん・・・!? 先に来ていたんですね」
「大体この時間が入浴だからね。ふーん」
口端を引き上げ、顎に手を添えたままミレイは足から肩まで嘗め回すように観察する視線を感じ、ライは妙な居心地の悪さに戸惑うように目を伏せる。
「どうしたのですか?」
「ううん。一度みたからいいと思ったけど、シャーリーの水泳で鍛えた健康的な体型と違って、ライのはなんと言うか白い肌に浮かぶあばらとか、カモシカの様なしなやかな足とか、限界まで鍛えぬかれた中の触れてはいけない禁欲的なものが滲み出て、誘うわね」
本気なのか冗談なのかわからぬようなからかいを含めた言葉でミレイは口にする。
「何の感想ですか。それは」
「えっ、体の事褒めてるんだけど」
「・・・」
ミレイからの冗談ではないという素直な言葉なのだが、ライはそれにどう答えるべきかと考えるだけに視線を伏せて終わる。
「ところで、どう、色んな女の子達がいて、目の保養になるでしょ?」
「目の保養?一体なんの事だ?」
目を瞬かせるライは至極天然に返すのに、ミレイは口端を引き上げて、あえて回りに聞こえないように手をかざしてそのかわいらしい形の耳へとささめく。
「か・ら・だ」
「見てはいない」
「即答ね。女の子になってる間だけよ。見れるのは。今のうちに免疫つけといたほうがいいわよ」
「話しかけてきたのはそのためですか?」
女となっても相変わらず、堅いと言うべきか真面目であるというべきか、本来のライらしい態度に身を起こしたミレイは、顎下に指をつけるようにして、
「そういうわけじゃないけど、じろじろ見られるのがいやなら、大浴場じゃなくてシャワーのほうにしないかっ誘いに来たのよ。あっちのほうが壁に隔てられる分、覗き込まれない限り見られる心配は、ないと思うから」
しかし、ミレイの話を聞くよりも先ほどから視線を定められず戸惑いを浮かべてるライの頬はどこか赤い。
「気遣いはありがたいのですが、その」
「何?」
女性だから臆することがなくなったのか、それとも元からライを男としてみてないからなのか定かではないものの、心は以前男のままなので、女性の身体を今の自分の体がそうである知ってはいるが、やはり気恥ずかしいものがあるのだろう。
目を瞑るようにして、細い声で呟いた。
「せめて、タオルを巻いてもらえませんか?」
「ああ、そうね。皆!、注目。会長命令です。我が学園のマドンナがこれからシャワーを浴びるけど、本人が気恥ずかしいみたいだからなるべく見ないであげてね」
何を思ったのかライがとめる間もなく、皆を方を振り返りパンパンと手を叩いて大きな声でミレイが宣言すると、いっせいに視線が集まり返事が返る。
「はーい!」
「よろしい。じゃあ、戻って」
会長らしい騒がしさを振りまいて、ライはロッカーを閉めたまま静かにすごすのは難しそうだと嘆息をついたのだった。
続く
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