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コードギアスLostcolors、美人のライ受け絶愛プログ。まったり自己満足で書いております。
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★2009/03/20 (Fri)

ライ女体化話、
続きからになります。
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Girls Dream of bubble・Ⅰ 悲劇と喜劇の幕開け



「ライ」

 
 生徒会室にいたミレイは、いつものように生徒会の仕事をしていて、朝から授業に顔を出してこないのは、大目にみるとして、生徒会の手伝いにも来ないこと、さらに誰に聞いても会ってないと耳にして、突き動かされるかのように気になって、ライのいる自室へと足を運んでみた。
 コンコンと扉を叩いて、中の様子を探る。

 
「ライ、起きてる? 。?・・・・返事がないみたいだから、入るわよ?」
 
 
 ライとわずかに顔をのぞかせてから、中に入ると、ペットをまず確認して、移した視線の先は、椅子で、そこに見慣れない少女の姿を確認して、ミレイは首をかしげなから、少女へと歩み寄る。
 
 
「あら、あなたは?、此処って、ライの部屋よね」

 
 無言で見返す少女は、無表情であるにも綺麗な容姿が目を惹いて、不思議そうに見返したミレイは、

 
「部屋間違えた、はずはないわよね。ん?えっと、ライのお客さんかしら。ちょっと聞きたいんだけど、ライが、どこにいるかあなたの方から、何か聞いてないかしら?」
 
「ミレイさん」
 
「あなた、私の名前知ってるの?。此処の生徒、でも顔に見覚えないわね、転入生、なわけないか。それだったら、生徒会長である私にも届いてるはずだし、あっ、もしかして、ライから、聞いたの」

 
 やけに身体とあっていない服やら、髪の色や瞳の色やらどこかで見覚えがあるようで、誰かとかぶる。そんな疑問符に気づいたように、名も知れぬ少女が緩く首を左右に振ると、軽い音を立て綺麗な髪色が肩先で流れ、いくつか、胸の上へと滑った。

 
「…僕が、その人だから」
 
「僕?」

 
 女の子から聞く言葉でない、一人称がさらに、何かを思い起こさせるが、なぞなぞを解く時のようにもやもやとしたもので、答えは出らず、悩むように手を口下へと添えるように、考えるしぐさをしたミレイへと、少女は話し始めた。

 
「ああ、僕の見てくれが、こんな姿だからわからないのも無理はないが、あなたがさっきから口にして呼んでいる、名前のライは、僕の事だ」
 
「・・・・え」

 
 一瞬何を言われたのか分からなくて、呆気にとられたように目を見開いたミレイだったが、徐々に脳が理解を始めていた。少女といっても、前々から保護者として身を引き取って、名前や性格など知って打ち解けていったあの、ライと今の少女の姿があのもやもやの答えとなって、ようやく重なって、その真剣みを帯びた瞳が、偽りでないことだと十分に理解できた。
 姿が少女となっていても、雰囲気そして、よく見るあの綺麗な銀の瞳が、面影が残っているようで、信じないようにはできなかった。






 
 それから、檻の中のパンダのように、物珍しげな視線が否応なしに注がれ、居心地悪そうにライは目を伏せた。
 どうにかずりずりと下がって、動きづらい前の服から解放されて、ミレイから服を借りたものを着てみたものの、やはり人の服の性か、見慣れない為かどことなく、周りもその当人も違和感を覚えるようだ。
 遠巻きに眺めるのは、仕方ないとはいえ、シャーリーのように、時折顔を覗き込むように身体を確認するように、興味深々にじろじろと見られるのは、ライとしては正直気恥ずかしいものはあった。

 
 生徒会室へと手をひかれるように連れてきた時の、皆の反応はライの予想できるものでもあったのだが、驚きと戸惑いと好奇とそして容姿についての称賛など、見ず知らずの少女が訪れたとなれば当然なのかもしれないが、矢つぎ早に投げかけられる質問をいったん引きとめて、あらかじめ事情を聞いていたミレイがわかる範囲での状況を生徒会へと教え終わった後、どうしたものかとライを取り囲むように相談する生徒会メンバーは、皆一様に頭を悩ませている状態となっているのだが。

 
「凄い。本当に、女の子になったんだ」
 
「・・・・」

 
 実感持たされるように、かけられたシャーリーの言葉に、無言になるライ。

 
「とまぁ、本人も理由もわからず不安も多くて、こんな事態になったわけだけど、これからどうするか、考えないとね」
 
「そうですよね。いつもどおりって、わけには行かないし」
 
 
 ミレイの言葉に、続くように、シャーリーがそういうと、周囲に言い知れぬ沈黙が降りた後で、

 
「あの」

 
 恐る恐るというように、手を小さく挙げて言った、二ーナに、視線が集まる。

 
「何、二ーナ? 何か提案でもあるの?」
 
「そういうわけじゃないんだけど、外では、その服でも問題ないと思うけど、学校ではどうするのかなって」

 
 二ーナの素朴な疑問に、あっと気付いたのだが、今後の問題よりも先に、どういうわけか、生徒会女生陣だけ集った室内に残って、何かが始まろうとしていた。

 
続く

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